初詣と今年の年賀状・・・
例年、初詣に行っている東京日野にある高幡不動尊。昨年は、元日に行ったら駅からお寺まで長蛇の列。それで今年は今日2日の夕方に行ったのだが、何と、昨年と同じく駅からまた長蛇の列・・・。駅前に「最後尾」と書いたプラカード・・・・。(写真はクリックで拡大)
昨年はウルサい息子共と4人で行ったが、今年は夫婦二人だけなので、フットワークも軽い。お寺の正面からのお参りはあきらめて、年末に頼んでおいたお札だけもらって帰ることにして、裏道からお札引き渡し所に直行し、Uターン。すると、新しいお宮を見付けた。それで、今年のお参りはそこで良い事にして、“正式に”お参りした。まあ本殿には年末にご挨拶したので、良しとしよう。それで昨年同様、遠いところから本殿に向かって、二人で手を合わせた。そして例年通り、五重塔の階段の同じ店の甘酒を飲んで帰る。
お札は、長男はいつもの「身体安全」、次男はなぜか「家内安全」・・・・。
しかし昨年から急に混み出した(?)初詣。何故なのか・・・。カミさんに言わせると、「不況なので皆神頼みなのでは?」 ・・・そうかも知れないな。
さて、元日に届いた年賀状。人それぞれ、パターンが決まっている。その中でも、家族の写真の年賀状が一番楽しみ。元アナウンサーのEくんは、写真が趣味なこともあって、10年前と20年前の家族写真が一緒に写っている。小さな子供二人が、青年になって今は大人・・・。いつも思うのだが、親と子供はここまで似るか・・・?
もう一つ送られてくるのが、会社関係のKくん。子供が出来るのが遅かった事もあって、べた可愛がりが写真にもクッキリ。でも双子のお嬢さんも中1。添え字は「ついに、お風呂に一緒に入ってくれなくなりました・・・」。何と贅沢な!自分の心の中では“羨ましさ”がムクムクと・・
小中学校の同級生だった仙台の大学の先生は「今春定年を迎えます。今後どう暮らせばよいのやら、という所です」。功成り名を遂げた大先生は、定年後も安泰だとばかり思っていたが・・・・。
同じく郷里の地銀の支店長だった男は、「昨年8月で仕事を卒業して暇を持て余しております。苦痛でなければ、現役を続行した方が良いと思います」という、ありがたいアドバイス・・・。自分の今後について、考えさせられる。
会社の先輩のSさんは、いつも長文の近況報告が面白い。合唱団でパリに行って演奏会をしたり、少年野球の合宿やらと、定年後の“フル回転”の活動が目に見え、スゴいな・・・と毎年思う。
大学や会社の同期からは、(我が家でタブーの)孫の話が相変わらず多い。「今は3人の孫の成長を楽しみにしています」とか、会社の寮で隣だったTくんは、「娘が昨年結婚(入籍)しました。何故か式は今年にするそうです」・・・・。「フン!勝手にどうぞ・・」と思うと同時に、今はそんな時代なのか・・・と。
それに「介護」という文字が多くなってきたのも、年代的には仕方がないか・・・
我々シルバー世代とはいえ、メールの賀状もチラホラ・・・
その中の“圧巻”は、元上司のTさん。ウワサには聞いていたが、昨年子会社の社長を卒業された後、“次のステップとして”、何と今は中国の大学の日本語の教師を始めたとか・・・。それで現在中国に居るために、メールでの賀状・・・。一緒に付いていたblogにアクセスしたら、中国の大学での活躍の様子が載っている・・・。当然のごとく、中国語の勉強も始めたとか・・・。年齢も確か65歳・・・。それでこの意欲・・・・。
まだ詳細には読んでいないが、当blogのコンセプトである「定年後どうしよう・・・」の模範解答が、今日明らかになってしまった・・・。自分のようなスケールの小さな人間では足下にも及ばないが、こんな定年後の生き方もあるのかと、ちょっとショック!
ともあれ、正月は「年賀状」という手段で、自分の人生で関係のあった色々な人の消息が分かるひととき。これら、自分では到底及ばない世界にチャレンジしている姿を垣間見て、今後の自分の“サンデー毎日の過ごし方”に対して、爪の垢を煎じて飲むことにしよう。
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