アンサンブル・プラネタの「中国地方の子守唄」
「ア・カペラ」をWikiでみると「ア・カッペッラ(イタリア語 : a cappella)は、一般的に、無伴奏で合唱・重唱すること、またはそのための楽曲のことである。」とある。
先日、FM放送で、アンサンブル・プラネタというグループのア・カペラを放送していた。
何となく聞いていたら、その歌声に、なぜか聞き惚れてしまった。
<アンサンブル・プラネタの「中国地方の子守唄」>
「中国地方の子守唄」
中国地方民謡(山田耕筰)ねんねこ しゃっしゃりませ
寝た子の かわいさ
起きて 泣く子の
ねんころろ つらにくさ
ねんころろん ねんころろんねんねこ しゃっしゃりませ
きょうは 二十五日さ
あすは この子の
ねんころろ 宮詣り
ねんころろん ねんころろん宮へ 詣った時
なんと言うて 拝むさ
一生 この子の
ねんころろん まめなように
ねんころろん ねんころろん
このグループはいったい何者か・・・。Netでみると若い女性4人のグループ(ここ)。 HPのプロフィールには「少人数の女性でクラシック曲を新しいアレンジにて、それもア・カペラで歌うといったグループは日本でも海外でも非常に稀有なものです。さらにアンサンブル・プラネタは、クラシックやオペラに多いベル・カント唱法ではなく、ノン・ヴィブラートを多分に取り入れ、今までの合唱のイメージとは違う独特の響きと独自の新しいアンサンブル・スタイルを展開してきました。彼女達のアンサンブルは“天上の歌声”ともたとえられ、多くの方々から感嘆と賞賛の声を頂いております。」(ここ)とある。(写真はクリックで拡大)
この透き通った声は、何とも素晴らしい。しかも、今まで聞いたことが無い歌声・・・。それに、これほど女声もハモるものか・・・。(自分は男声合唱が好きだが、それは女声に比べ男声の方が良くハモる、と思い込んでいた)うーん・・・・・
透き通った声と言えば、前にプラハ少年少女合唱団「マリモの唄」を紹介した事があった(ここ)。しかしこのアンサンブル・プラネタというグループは、音大出のプロの声楽家の集まり。しかもクラシックの楽曲だけでなく、日本の抒情歌のCDも出しているという。まさに女声ダーク・ダックス?(失礼!)
しかしNHK FMの番組は、このよう新しい発見があるので楽しい。とにかく音楽の世界は広い。それらを耳に届けてくれるFMラジオは、自分にとって貴重なのである。今年もFM放送で、このような発見があると嬉しいな・・・。
●メモ:カウント~250万
| 0
コメント
「中国地方の子守歌」は昔から知ってはいたが、好きでも嫌いでもない曲だった。しかし、アンサンブル・プラネタのこの歌の素晴らしさはどうだろう。「中国地方の子守歌」を最高に魅力的な歌にしてしまっている。恥ずかしながら、アンサンブル・プラネタについては今まで全く知らなかった。you tubeで何曲か聴いてみたが本当に素晴らしい。こんなグループを教えていただいてありがとうございました。
【エムズの片割れより】
コメントありがとうございます。世の中広いですよね。色々な世界があるのに、それらを如何に知るか、また如何に知るチャンスがあるか・・・ですね。
投稿: 山下仁平 | 2012年1月16日 (月) 21:45