昔のビデオカメラをDVDに焼く
今日は、ひょんな事から、昔ビデオカメラで録った絵を、DVDに焼く作業をしてしまった。
今の時代は、家庭用のビデオカメラはごく普通。否、もうはやりの峠は越えてしまっているのかも?
自分が最初にビデオカメラで家族を撮ったのは、昭和56年(1981年)12月13日。つまり、ちょうど30年前だ。さすがにこの時代には、ビデオカメラの記録は珍しかっただろう。当時は、ベータとVHSが争っていた時代。自分はベータのテープに録画した。
前に、ベータのデッキが壊れる事を想定して、D-VHSにダビングしておいたが、それが生きている。自分のベータのデッキはさすがに壊れ、既に再生の手段はない。しかしデジタルVHSのデッキは、何とかまだ動いている。これも既に過去の遺物。よって、D-VHSが動いている間に、汎用性の高いDVDフォームで焼いておいた方が無難。そんなワケでDVDへの保管作業をしたわけ・・・。
都合12時間分。DVDに焼いたら、12枚になった。見ると、何度か見た絵もある反面、一度も見ていない場面もある。もちろん主役は子供だが、昭和63年に2度目に建てた家は、建設過程を克明に記録したもの・・・。
子供は、上の子供が3歳から10歳まで、今の家に引っ越すまで録っている。まさに昭和63年、昭和の終わりまでである。逆に、それを機にぷっつり・・・。
その後、1度だけ1993年、子供が15歳と13歳の時に回したが、それっきり・・・
これは良く分かる。子供がまだ可愛い時は撮る気にもなるが、思春期になって憎たらしくなってくると、撮る気にならないのは当然のこと。
かくしてテープは永い眠りにつく。そして、そのうちに再生の機械が無くなって、テープも捨てられる・・・。それが普通・・・。
それなのに、なぜ今頃それが気になったのか・・・。
ここ1~2日のダビング作業でのドタバタで、一つだけ変化がある。絶対に見ない、と言っていたカミさんが覗きに来る。そして昔を懐かしがっている・・・。これは我が家にとって大きな変化・・・
先日、過去を振り返ることについて書いたが(ここ)、過去を絶対的に否定していたカミさんも、一皮剥けたのかも・・・・・
たぶん誰も見ない昔のビデオ。自分も、それが気になるトシになったと言うワケかもね・・・
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