フレッツ・テレビのFM受信は期待外れ・・?
仏教では、人生は思い通りに行かないことを、苦だと教える。そして、“期待”していればいるほど、それが外れるとガッカリする。今日のフレッツテレビによるFM電波受信も、自分にとっては“大いなる期待外れ・・・・”。残念・・・(写真はクリックで拡大)
先週思い立って、現在の“auひかり”から、FM電波を光回線で送ってくれるサービス「フレッツ・テレビ」のあるNTT の光に変えることにした(ここ)。それで、今日その切り替え工事があった。ちょうど1年半前までフレッツを使っていたので、直ぐに元に戻ると思っていたら、光ケーブルの特性が悪いとかで、家から近くの電柱までの光ケーブルを交換していた。
工事が終わって、さてFMチューナーにつなぐ。チューナーは愛機ケンウッドのL-02T。・・・とレベルが何と65dBf しかない!!!ナヌ??
「フレッツ・テレビ」のHPにある「導入参考資料(これ)」には、「NTT東日本の回線終端装置技術仕様 ・RF出力周波数帯域は、70~2072MHzです。・RF出力レベルは、次の通りです。アナログ信号 82.0dBμV 以上」とある。
(2011/12/01追)
「1uV=+11.25dBf =0dBuV」なので
「82 dBuV=11.25dBf+82dBf=93.25 dBf」らしい。
(2011/12/02追)
NTTによると「この仕様はアナログTVだけに適用し、FMラジオには適用しない」のだという。よってNTTのこの仕様の記載は間違い!)
ひろくんのホームページ(ここ)にもNHK FMのレベルが「89dBf 取れた」とある。それなのに、何で60dB台なの??
そもそも、左記のグラフからも分かるように、電界強度(電波)が強ければ強いほど、ノイズレベルは下がる。よって、1dBでも強い電波が欲しい。S/Nを良くするために・・・・
しかし、色々評価してみた結果、結論は「自分にとっては、フレッツ・テレビは期待外れ・・」。
まずレベルが低いことについて、NTTに問い合わせた。色々あったが、サービスの人が直ぐに来てくれた。FM電波の測定器は持ってこなかったが、地デジ、BS、CSともにレベルは良好。終端装置も替えてみたが同じ。よって、「埼玉で89dBf なのに、八王子では何で67dBf ?」の問いに対する答えは、分からなかった。
そしていつものように、ノイズレベル(音楽と音楽の間の無音部分のレベル)を評価した。結果は愕然・・・・
FMチューナーL-02TでNHK FMを受信したとき、フレッツ(入力65dBf )のS/Nは54.8dB(ノイズレベルが平均音声レベル89dBに対して34.2dB)。そして、いつも受信している100キロ先の水戸局は、50dBfの入力なのに、S/Nは57.7dB(ノイズレベルが31.3dB)。3dBもNTTの信号は悪い・・・。(←もちろん電波の状況によって値は変わる)
これでは、有料のフレッツ・テレビにした甲斐がない・・・・。
急速に、血の気が引いて行った・・・。なーんだ・・・。これでは、レベルを論じてもムダ・・。そもそもフレッツ光が送ってくる電波は、自宅で受信している水戸の弱い電波よりも、格段に汚いようだ。よってレベルが高くても、単にブースターで増幅しているような品質・・・。まあ確かにマルチパスノイズは無いが・・・。
自分はかなり“思い込んでいた”ようだ。「フレッツ・テレビ」は有料で電波を配信するので、当然都心の品質の良い強力な電波を、光で送ってくれる夢のサービスだと・・・・。しかし現実は、ピュアな50dBf の弱い電波の方が、品質が良い=ノイズレベルが低い・・・
もしかすると、八王子への配信は、地元のCATVと同じく、地元で受信している??それだと理解できるが・・・。都心のキレイな強力な電波が光で送られてくる・・・という夢を抱いたのは、自分の勝手な妄想だったのかも・・・・
このところ、水戸の電波の状態がすこぶる良かった。入力レベルは低いものの、ノイズ感がほとんど無かった。何のために光にする?と思うほど・・・
自分はてっきり、水戸に向けた10素子アンテナが、「フレッツ・テレビ」導入による早期の引退を感じて、必死に自分の存在感を誇示しているのかな・・・と思っていた。
しかし今日のこの評価では、目的である“低いノイズレベルの実現”から、今まで通りの水戸局の方はよっぽど良い。
半年待てば、スカイツリーからFM波が飛んでくるが、それを待たずに“原理的に絶対に良いはず・・・”と思い込んでいた光伝送に、討ち死にしてしまった。
何とも、人生は思い通りには動かないものだ。レベルについては、NTTに調査を依頼しているが、汚い品質では、レベルが上がっても、ノイズレベルが下がるとは思えない。
フレッツは1年縛りなので、1年後に、また元のauひかりに戻す??・・・。
今日は良くない日・・・・・
(2011/12/02追)
NTTからの回答は、
1)HPに載せてある「アナログ信号 82.0dBμV 以上」の記載(これ)は、アナログテレビの信号レベルであり、FM電波の出力レベルについての規格はない。
2)オプティキャストとNTT間のインターフェースも、FM電波についての規格はない。
3)「フレッツテレビ」のコンセプトは、期待されているような高品質の電波を配信するサービスではない。
4)受信場所については、会社として公表していないので回答出来ない。
(2011/12/21追)
FM電波について、NTTが調査に来てくれた。エンジニア2名を入れて総勢4名で1時間半・・。2種類の測定器で、レベルを測る。終端装置の出力コネクタ端で、76.5dBuV(=76.5+11.25=88dBf)。自分がいつも聞いている自宅アンテナのNHK水戸局を測ってもらったら、61.24dBuV(=61.24+11.25=72.5dBf)。つまり、
NHK東京(NTT) NHK水戸(自宅のアンテナ)
NTT測定 88dBf 72.5dBf(差は15.5dB)←これ正解
L-02T指示 65dBf 50dBf(差は15dB)
つまり、(電界強度を直視できると謳っている)L-02Tのレベルメーターの指示値が、NTTの測定器よりも、23dBも下を指している、としか説明が付かない。でも、このL-02Tは昨年オーバーホールに出して、調整済みなのに・・・。(これはL-02Tの設計上の問題?)
しかしNTTの立派な測定器での結果なので、反論のしようがない・・・。
KenwoodのFMチューナーL-02Tについて、色々思い出してみたが、「L-02Tのレベルメーターの値は20dB位低い」が正解のような気がしてきた。前に2台目のL-02Tを手に入れた時、売り主が、“自分の測定器で調整したが、メーター指示が異常に低かったのでサービスマニュアル通りに修正した”と言っていた。しかし自分の1台目の値に比べ+20dB。その後、2台目もKenwoodにオーバーホールに出したが、15dB下がって、+5dBを示すようになって戻ってきた。つまり、Kenwood社内では、世の中の値に比べ、20dB位低く調整しているように見える。その事を思い出して、やはりNTTの測定値が正しいと思えた。
(結果として、NTTさんに迷惑を掛けてしまった・・・)
(付録:NTTさんが、自宅の終端装置からチューナーまでの伝送路の特性が悪い(F特が波打っている)ことを見つけてくれた。(どおりでマルチパスが増えたような気がしていた。) 原因は、2つのドアに同軸を通すため「すき間ケーブルを2つ使った」ことらしい。2つのすき間ケーブルの間で、電波が反射しているのでは?と言われた。それで、あわてて1つにすることにした。←NTTさんに感謝。すき間ケーブルは絶対に1つしか使ってはいけない!)
<結論>~2011/12/21改
・「フレッツテレビ」は、高品質の電波を配信する、というコンセプトではない。CATVの配信と同じように、“地域毎に受信して”、その電波を増幅を繰り返しながら配信するサービス。(つまり当多摩地区は、都心ではなく多摩での受信) もちろんCATVよりも伝送が光なので、質は上だが・・・
・よって「フレッツテレビ」のFM電波は、サービスを受ける場所で、どのような信号が来るか分からない。NTTは一切ギャランティーしていない。つまり埼玉のように素晴らしい信号かも知れないし、場所によっては自宅のアンテナよりプアーな可能性も充分にある。
・結果として当家では、従来受信していた100k先の水戸局の微弱電波の方が、電波の質は若干良いようだ。水戸の電波が少し不安定な事もあり、それを入れると評価は同等か?
・(さすがに)マルチパスは無い。これはメリット。
(2011/12/23追)~電界強度とFMチューナーへの入力電圧
当八王子の電界強度では、いったいFMチューナーにどの位の入力電圧が期待できるの か、調べてみた。
まず総務省のHP(ここ)にある放送エリア図(ここ)によると、八王子の82.5MHzの電界強度は 2mV/m 以上。それで、アンテナメーカーに問い合わせてみた。問い「 2mV/mの電界強度で、10素子のFMアンテナを設置した時に、FMチューナーに得られる電圧は?」
回答「2mV/mを換算すると66dBμV/mとなります。FM10の利得(82.5MHz)は約10dBです。アンテナ出力レベルを計算すると約71dBμVとなります。アンテナからチューナーまでの経路に使用している機器や同軸ケーブルの減衰量を差し引くと、チューナーの入力レベルがわかります。」
71dBμVをdBf に換算すると、82.25dBf。10素子でなくて8素子だと利得が8dBなので80dBf くらい。それからケーブルやコネクタのロスで、レベルが下がる。逆に当家のように高台の上に家が位置している場合は、レベルは有利。
詰まるところ、FMチューナーのレベル計が70~80dBf くらいは振れて当然、という事になる。よって、やはり「NTTの測定値は正しく、ケンウッドのL-02Tの振れは当てにならない」ということらしい。今までL-02Tのレベルを信じていたのにこれほど違うとはガックリ。逆に、思っていた以上に、我が家の電波が強かった、ということで、それはそれでありがたいが・・・
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コメント
初めてコメント投稿します。
ブログに取り上げておられる数々の楽曲楽しませていただいています。文章も楽しめる内容で私のお気に入りに組み入れさせていただいてます。ネットの世界特有の誤字当て字を誇示するようなところが無く好感が持てます。
インタネットでNHKの第一、第二そして
NHK-FMも聴けるのに、何で綺麗な電波を
拾う事に熱中しておられるのか理解に苦しむ。
マニアとして門外漢には判らぬ動機があるのでしょうね。基本的理解が出来ぬので、ブログ読んでも???????
【エムズの片割れより】
ありがとうございます。
でも“趣味の世界”については、なかなか理解出来ないでしょうね。
投稿: びんぼにん | 2011年11月29日 (火) 23:26
落胆の気持ち分かります。
聴感で音質の向上を感じないということでしょうか。
【エムズの片割れより】
音楽と音楽の間での「無音」が貴重なのです。
投稿: たかはし | 2011年11月30日 (水) 00:22
初めて投稿させていただきます。
かねてよりFM受信に関する奮闘、興味深く拝見しておりました。私自身も30年以上前にFMエアチェックにはまった者として共感し、ここ1~2年、FMラジオのより良い受信に目覚めているところです。
フレッツテレビの件は1年程前より大変関心を持っていたものの、FMラジオに関してあまり利用されている記事がなかったので、もう一歩踏み込めずにおりました。その折、ヒロさん、エムズさんが立て続けにブログ等に記述されていたので本気で検討するようになっていたのですが、今回のブログで期待外れとの事。たぶんエムズさんのことですからこのまま泣き寝入りはしないと思いますので、頑張ってください。
なお、ヒロさんのサイトにもヒントがありますが、記述されているフレッツテレビのFMラジオの周波数からお住まいの近所で受信された電波を再送信されているのではないでしょうか?よって、すべてのフレッツテレビ利用者が同じクオリティーの音質を享受できるのかどうか・・・?
私も調べてみます。
【エムズの片割れより】
今NTTに調査をお願いしています。オプティキャストによる多摩地域の受信ポイントが、弱電界の多摩で、出力レベルも電波の質も含めて今後改善しない・・・とすると、当地域ではフレッツテレビの利用価値はない・・・。
NTTがどんな対応をしてくれるか分かりませんが、「門前払い」だけはして欲しくないと祈っています。また報告します。
投稿: としねこ | 2011年11月30日 (水) 09:57
エムズの片割れ様からの朗報が有るものと期待していたのですが、残念な結果をご報告いただきご心情お察し申し上げます。
当地にもサービスが開始したら是非導入しようと思っていた自分としては、こうしたご報告が無かったら同じような思いに駆られたことでしょう。記事を拝見させていただきありがとうございました。
それにしても、最近の世の中は音に対して無頓着になりすぎてしまっているようで、エムズの片割れ様の語られるような「音」に対する想いは無視されてしまっているようです。
新しい電波塔からの受信が良好である事をご祈念いたします。
尚、インターネットやCATVからの受信、ブースターでの増幅では、エムズの片割れ様の語られている「音」はとても聴くことは出来ませんので・・・皆様・・。
【エムズの片割れより】
結局、NTTの「フレッツテレビのコンセプトは何か?」ですね。“良質の電波”を光を使って伝送してくれる、のであればコンセプトが明快であり、有料の価値が良く分かりますが、単に配信地域のそばで受信して、弱い質の悪い電波を送るだけ。なら、とても有料サービスとは言えません。電波の質について、NTTがどんなコンセプトなのかを知りたいと思います。
投稿: 秋野 道 | 2011年11月30日 (水) 10:59
エムズの片割れ様の真摯なブログ、いつも感心しながら読ませて頂いております。ありがとうございます。
今般は、特にフレッツテレビによるFM受信の話題、結果を大変心待ちに致しておりましたが、残念なことでしたですね。お察し申し上げます。
実は、私も光アクセス(インターネット用)およびCATV(テレビ、FM用)と2つのプロバイダーに加入しておりましたが、経済化を図らねばと言うことで、つい先日CATVにインターネットサービスを付加したもののみに絞り込みました。一般常識とは逆方向への変更ですが、それは加入しているCATVネットワークからのFM受信性能が極めて良好だったからです。現在受信レベルは78dBf(L-02T)で、高いS/N比にはとても満足しています。とりわけ、NHKホールからの生中継で感じられる演奏会場の空気感はCDでは味わえない大変素晴らしいもので、毎回楽しみにしております。
一方、インターネット配信のNHK FM放送には放送信号にワウフラッタにも似た違和感を感じたため、即利用を停止し、気軽にFM放送を聞きたい様な時にはFMラジオ(ICF-EX5)を使用することとしました。放送(に限らず、通信全般に言えますが)では、情報源並びに途中の伝送系の電気的特性が極めて重要で、そういう意味ではCATVでもこれらの特性がキチッと満足されていれば、良好な音質で放送を楽しむことができるのだと思います。
【エムズの片割れより】
78dBfとは何とも羨ましい・・・。CATV局のアンテナが良い所にあるのでしょう。しかし78dBfもあると、ノイズ感は皆無でしょうね。当方は50dBf・・・
それが、フレッツテレビで、都区内の強力な電波が手に入ると思っていましたが・・・
投稿: しんぼう | 2011年12月 1日 (木) 00:16
有名メーカーの高性能なイヤホンで聴いているのですよね。なるほどそれだと無音、SNが気になりますね。
スピーカーから2mも離れると聞こえないノイズがダイレクトで聞こえる、そんな感じなのでしょうね。
投稿: たかはし | 2011年12月 2日 (金) 09:01
ご無沙汰しています。
本日工事完了しました。
地デジ、BS、CS共に受信してみようと思いましたがすぐそばのテレ玉が映りません、DSCSアンテナは自前で設置しているのでなくてもよいとういことで、
地デジはマンション共聴システム
BSCSは個別受信にして、
フレッツはFM専用にしてT-1100とL-02Tに分配して減衰影響ないように
可変ブースターで2分配しました。
NHK82.5MHZにフレッツからダイレクトに入力した場合direct62DBF,normal57DBFでした。
値はエムズさんより低くドキッとしましたが
素性のいい音でした。ノイズ感がないのです。
ブースターで調整するとdirect77DBF,
normal58DBFになりました。他の民放FM
もついでに調べましたが同様でした。
フレッツは東京エリアを厳格に守っているようでNHK埼玉、ナック5は入りません。
4局のみでした。
ちょうどN饗定期で千人交響曲放送していたので
聞いていたらあまりの音質の素晴らしさで夕食も食べ忘れてしまいました。
時報もきれいにポーンとなってくれました。
埼玉受信と比較中です。エムズさんには釈迦に説法ですが、室内ブースターで調整されたら
もしかすると効果あるかもしれません。
とはいえNTTの回答は感心しませんね。
FMは軽視されていますね。
ただブーストしすぎるとノイズが逆に増える
ようです。いつSNが悪化するかもしれません。
あすは一日FMざんまいでチェックです。
きっとエムズさんも活路が見えると思います。
お互い理想のFM受信めざしてスクラム組みましょう。
【エムズの片割れより】
やはりそうでしたか・・。埼玉の例に比べて、八王子と同じようにレベルは低いですね。でも電波の質が問題で、それが良いようで安心しました。
当方は、ブースターは、広帯域用、同調型など色々試しましたが、レベルは確かに上がるのですが、ノイズがそれ以上に上がってしまい、全部失敗でした。
でも目的は受信した音質・・・。それに満足できるかどうかですよね。
その点、ウチは水戸の電波が一番良いようです。というのは、NTTの82.5MHzは、ノイズ量が3dB大きいのに加え、マルチパスメーターの振れが何故か大きいのです。聴感上はあまり気になりませんが、ウチはやはり今まで通り水戸の電波で聞くことになりそうです。
投稿: 風鈴崋山 | 2011年12月 3日 (土) 23:13
ご無沙汰しています。やはりL-02Tの指示が低めですよね。
私も気になっていました。
さすがエムズさんの行動力!
F-777を市原から持ってきてフレッツにダイレクトにつないだら72DBを指していました。
L-02Tより+10DBになりました。
ブースターで80〜84DBにしています。
今3台(L-02T,T-1100、F777)になってしまいました・・・
まったく科学的根拠はないのですが、アンテナを変更した直後より数日たったほうが音質改善されているような気がします。
番組によっても結構バックグラウンドノイズの強弱があるようです。
直接聞くのと、録音してから聞くのではずいぶん差もありますし、直接聞くと最高のアンテナ状態だと思います。
これ以上手の打ち用がないですが浦和からの受信は音の滲みが気になるようになりました。
フレッツの元が東京タワーからスカイツリーになったらもっと改善されるかもしれませんね
また情報をお待ちしています。
【エムズの片割れより】
今日(2011/12/24)、サービスマニュアルを片手に、L-02TのSメーターの調整に挑みましたが、見事に討死・・・・。
先日のNTTに測ってもらったレベルを頼りに、20dBくらい、全体を上げようと思ったのですが、39dBμVの局(電波)で50dBfに合わせると、59dBμVで70dBfに合わせることが出来ず、その逆もダメでした。
つまり、ケンウッドのオーバーホールでも、調整が出来なかったようです。製造から25年以上経っているので、仕方がないか・・
結局、メーターの値については全く信用できないことが良く分かりました。
投稿: 風鈴崋山 | 2011年12月23日 (金) 16:58
エムズの片割れ様へ
ご無沙汰しております。
毎日楽しみに拝見させてもらってます。
わたし、「FM受信スカイツリー編」が
楽しみでひと月前からワクワクしております。
エムズ様も、もう準備万端で待っておられると思いますが、心境をお聞かせください。
FM電波もフレッツTVも届かないウルフィーより
【エムズの片割れより】
そうなんです。4月末切換予定なので、あと1ヶ月でFM電波が東京タワーからスカイツリーに・・・。ワクワクして待っています。
当方の測定では、現在受信している水戸局に比べて、東京局はノイズが2~3dB良いので、楽しみです。FM送信アンテナは、東京タワーが200m、スカイツリーが450m。新宿の高層ビル群の上を電波が飛んでくる事を期待。八王子からすると、とにかく問題はマルチパスですので・・・。
逆に、電波の強さは変わらないので、他の地域では、質の向上以外はメリット無し??
投稿: wolfy | 2012年3月23日 (金) 13:31
ご無沙汰しています。このごろL-02Tの話題がなくて少し寂しい・・・
私のフレッツの受信は絶好調です。きのうの
N饗ライブ堪能しました。
エムズさんの受信はどうされていますか。
ところで我々FM愛好者にはうれしい知らせがありましたね。エムズさんはご存知と思いますが
来る4月23日からNHKFMはスカイツリー発信になるそうです。予定より早いですね。
八王子方面の状況が大幅に改善されるとのこと
是非アンテナ調整後のご感想をお知らせください。
私は浦和、エムズさんは水戸と奇跡的にベストポイントが見つかりましたが建物でも立つと
ダメになるかもしれません。
私もフレッツで問題ないのですが浦和方面
のアンテナの向きを変えてチェックしてみます。
でも私は5月になりそうです。
フレッツも音質アップが期待できるかもしれません。ご報告待っています。
【エムズの片割れより】
NHK東京FMのスカイツリーからの発射は、4月23日ですか・・。
正確なスタート時期を知りたくて、NHKに問い合わせた所、4月9日現在のNHKからの回答は「2012年4月下旬以降の放送開始を予定しています。具体的な日時は、今後の試験電場による確認作業の進捗等を踏まえながら決定していく予定です。」でした。
でも、いよいよですね。嬉しいですね。
当方は、若干の違いですが、フレッツではなくて水戸局を受信しています。東京局のマルチパスが無くなれば、スカイツリーから受信します。良くなってくれると良いのですが・・・
昨夜のN響ライブ、聞きました。
投稿: 風鈴崋山 | 2012年4月15日 (日) 16:25
貴重な情報ありがとうございます。
埼玉県西部のわが町は弱電界になりFMの受信は苦労しておりました、そんな中フレッツTVの配信にFM放送も含まれているというのをNTTの資料に出ているのを知り、どう受信するのか”フレッツTV FM受信”で検索しましたらこちらのブログにたどり着き、読ませていただきました。
光回線はすでに導入、2年以上経過しております、早速、分配器で回線を作り、FMチュナーに入れてみました、今までと違いチュナーのシグナルメーターは振り切り(NTTの工事の際に全帯域で85dB前後に調整しますといわれた記憶があります)、実測はしていませんが入力オーバーみたいな感じで明らかに音がクリップ(歪む感じですね)していました、F型の10dBのアッテネーターをケーブルとチュナーの間に挿入クリップはなくなりました、ちなみにチュナーはTRIOのKT-8000です、古いチュナーですが動いてます、ソニーのST-S333ESX2にも10dBのアッテネーターを繋いだ状態で接続し、こちらもいい状態で動いています。
民放は信号処理にいろいろ入っているようでNHKのクラシック番組のクリアーなことに関心しました、何十年も前のエアーチェツクという言葉を思い出すしばらくぶりの感動でした、ありがとうございました。
【エムズの片割れより】
それは良かったですね。当方も今はスカイツリーの電波を受けてノートラブルですが、その前は東京タワーがマルチパスのあるキタナイ電波だったため、100K先の水戸局を受けていました。それで、電波の質(S/N)が非常に気になっていて、結果としてそれに比べるとフレッツテレビはNGでした。
でもこれは非常に贅沢なレベル。弱電界の場所では、フレッツテレビまさに救世主ですよね。
投稿: 高橋 清 | 2012年10月 8日 (月) 14:07
3年ほど前、ひろ君のホームページで林さんのデジタルFMチューナーをしり作成しました。皆さんと同じケーブルテレビよりFM放送を受信しチューナーの受信感度は73dBfです。なかなかいい音です。こんなものかと3年ほど愛聴しておりましたが、オリンパスのラジオサーバーで録音して毎週車で聞いていると。しばしば番組によりひどい歪が録音されます。マルチパスです。ケーブルテレビにもあるんだ。感心 失望 どうしようかとづるづる3年たちました。昨年より、民放のFM補完放送が始まったので聞きたいと思いましたがケーブルテレビでは中継されません。そこで、昨年中華製のFMラジオをキットを購入(900円でした)。見事にクリアーな音で受信できました。もう雑音だらけのAMには戻れない。そうすると欲が出る。もっといい音でFMを いろいろ自作でアンテナづくり(室内アンテナ)しましたがいまいちです。やまい膏肓に入り、よし屋外アンテナを建てようと思い、ヨドバシで一番安いFMアンテナを購入しました(ポイントも使い1500円でした)現在住まいは札幌です。昨年より大雪どかどか。おかげで屋根はこんもりと70cmほど雪の山できております。これは、とりあえず使えると思いました。
拾ったパイプにアンテナを取り付け屋根の雪山にぐさりとさしまた。そのまま、同軸ケーブルを寒さにめげずに窓をオープンのまま部屋に引き込みチューナーに接続。おおなんと 84dBやりました。なんと迫力のある音でしょう。しかし寒い窓開いている。どうしようしばし沈思黙考。さぶくてやめて寝る。
思い出した、たしかミュージックバード開設の際CSアンテナを設置どうやって屋内にひきこんだかそうそう隙間ケーブルでしたこれでオーケー。でもすごく高い、3000円も4000円もする。ハードオフに直行。見つけました、隙間ケーブル 消費税込み 108円日本アンテナ製です。ラッキーこれで寒くない。幸せ
これで室内に同軸ケーブル引き込み 分配器経由でラジオサーバーとデジタルチューナーに接続 やややや、感度落ちてる。82dBしょうがないか。分配してるし、ブースターあればなやる価値はある眠いもう今日は。
ブースタも高い。どこかに落ちてないかな。落ちてるわけがない。考える 考える。
そうだ、10年くらいまえJCOMからフレッツ光に変えていた。JCOMのブースターあったよな。どこに どこに。ありました、アンテナボックスのなかに。即とりはずし、接続電源オンすごい
感度88から91dBやりました。つかれました。ほとんど病気の世界です。良い子の皆さんはこんなバカなことしてはいけません。春にになったらちゃんとアンテナたてます。今年、63歳いいのかこんなことしていて。いいよね。
【エムズの片割れより】
自分と全く同じようなルートをたどっていたようで、思わず笑ってしまいました。
ラジオサーバーも長い間使いました。しかし今はPCの「Radikool」利用で、予約録音。もちろんノイズとは無関係。
https://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/nhk201591radika.html
良い音でFM放送を聞くためには、下記に苦労話がありますので、良かったら読んでみて下さい。
http://emuzu-6.music.coocan.jp/zip/2014-7-28RADIO-mania.pdf
投稿: roy | 2017年1月29日 (日) 22:09
M'sさんの記事参考にになります。時報を利用して実験してみます。林さんのデジタルチューナーは進化しまして調整いただき現在 NHK 他民放FM二局 補完放送2局 五曲を選択できます。アンテナは雪の中で頑張ってます。送信所と方位調整には自宅と送信所の緯度 経度を利用して真北より289°に設定しました。コンパスかかえて寒かった。
【エムズの片割れより】
昔、FMアンテナを水戸局に合わせるのに、地図に線を引いて、何度か調べ、屋根の上のアンテナ屋さんに設置して貰ったのを思い出しました。
投稿: roy | 2017年2月 2日 (木) 19:27