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2011年11月 7日 (月)

昭和48年の出来事(26歳)~あのねのねの「赤とんぼの唄」

自分が生まれてから順に、その年の出来事を辿るシリーズの27回目。自分が25歳から26歳、つまりサラリーマン4年目になった昭和48年(1973年)の出来事を調べてみる。

前と同じ事を書くが、学生時代と違ってサラリーマンになると、その年に何があったか、からきし思い出せない。ただ仕事をしていた・・・・だけ!?
よって、またまた一般論を・・・

この年は、いわゆるオイルショックの年。スーパーからトイレットペーパーが消えたのもこの年。そう言えば、先の震災でもトイレットペーパーが手に入らなくなったと聞く。乾燥機付きのウォッシュレットだったら困らないのだが・・・
この年は、金大中がホテルから拉致されたり(8月8日)、日航機ハイジャック事件など、物騒な世の中だった。
一方明るい話題では、江崎玲於奈氏がノーベル物理を学賞し、ベトナム戦争が終結した。この戦争での戦死者は、ベトナム人が300万人、米兵は5万8000人だったという。

この年、昔遊んだオセロゲームや、“ごきぶりホイホイ”が発売になった。駅の売店がキヨスクに名前を変え、電車のシルバーシートが中央快速線でスタートし、関門海峡が開通。交通安全標語の「せまい日本、そんなにいそいでどこへ行く」が流行った。
本では小松左京の「日本沈没」がベストセラー。山崎豊子の「華麗なる一族」や、有吉佐和子の「恍惚の人」もこの年。
NHKの渋谷移転に伴い、NHKホールが落成したのもこの年の6月。NHKホールに納入する音響機器やコンソールディスクが、工場の一角にズラリと並んでいたのを、今でも思い出す。

映画では「日本沈没」「恍惚の人」や「仁義なき戦い」など。NHK大河ドラマは「国盗り物語」。
そして歌の世界では、5月に山口百恵がデビューし、森昌子、桜田淳子とともに「花の中三トリオ」が誕生。
その他、「狙いうち(山本リンダ)」、「他人の関係(金井克子)」、「ジョニイへの伝言(ペドロ&カプリシャス)」、「 夢の中へ(井上陽水)」、「赤とんぼの唄(あのねのね)」、「危険なふたり(沢田研二)」、「としごろ(山口百恵)」、「草原の輝き(アグネスチャン)」、「わたしの彼は左きき(麻丘めぐみ)」、「恋する夏の日(天地真理)」、「てんとう虫のサンバ(チェリッシュ)」、「わたしの青い鳥(桜田淳子)」、「くちなしの花(渡哲也)」、「恋文(由紀さおり)」、「色づく街(南沙織)」、「神田川(南こうせつとかぐや姫)」、「水色の手紙 (あべ静江)」、「心もよう(井上陽水)」、「白いギター(チェリッシュ)」、「五番街のマリーへ(ペドロ&カプリシャス)」、「あなた(小坂明子)」、「夜空(五木ひろし)」、「母に捧げるバラード(海援隊)」・・・と幾らでも出てくる。まさに歌謡曲黄金時代で、自分も良く聞いた。

そんな中で、この年(1973年)の3月に発売になった、少しとぼけた歌を聞いてみよう。たまにはこんなギャクも楽しい??

<あのねのねの「赤とんぼの唄」>


「赤とんぼの唄」
  作詞:清水国明
  作曲:原田伸郎
  歌 :あのねのね

歌詞はあえて記載しない。聞いたことが無い人はジックリと聞いて欲しい!?(シルバー族には馴染み深い歌だが、若い人は知らないかも・・・)
こんな、“しょーもない”歌が流行った時代だったのである。

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コメント

NHKの音声機器は日野工場で造っていたのですね。

【エムズの片割れより】
40年前のホールの機器だけですが・・・。でももうとっくに更新されていますがね・・・

投稿: | 2011年11月12日 (土) 15:11

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