由紀さおり・安田祥子の「トルコ行進曲」
先日、FM放送を聞いていたら、由紀さおり・安田祥子の「トルコ行進曲」を放送していた。この曲は、1997年の紅白歌合戦で歌われて大きな反響を呼んだという。聞き慣れた二人のスキャットだが、この曲をじっくりと聞いてみると、二人の声が織りなす効果は、なかなかのもの。特にホンモノのオペラ歌手であった安田祥子の歌は、やはりホンモノ・・。少し聞いてみよう。
<由紀さおり・安田祥子の「トルコ行進曲」>
アカペラの録音もある。
前に、あるテレビ番組で、ショパンの幻想即興曲について、仲道郁代が「左手が1/6拍子、右手が1/8拍子で、それらが一緒になってまるで布が織られるように聞こえる」といった説明をしていたことを思い出した。
もちろんトルコ行進曲はそれとは違うが、この録音を聞くと、同じように二人の声が縦糸と横糸になって、まるで布を織っているように聞こえる。これには、モーツァルトもビックリ!?
自分が好きなトルコ行進曲。前にも書いたが(ここ)、ピアノ以外では、自分はマリンバの演奏が好き。この軽快な曲は、打楽器であるマリンバがよく似合う。これも少し聴いてみよう。
<高橋美智子(マリンバ)の「トルコ行進曲」>
自分も音楽は色々と好きで聞いているが、何の楽器もモノにならなかった自分。せめてピアノで、この曲だけでも弾けたら、冥土の土産になるものを・・と思ってはいるものの、絶対にチャレンジしない自分ではある。
(2019/03/01追)
女声合唱によるスキャットの「トルコ行進曲」を見付けたので、挙げておきます。
<東京レディース・シンガーズの「トルコ行進曲」>
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