愛犬・メイ子の急病
先の震災を機に、我が家でも“地震の時はどうする・・?”という話をするようになった。結論は簡単。「とにかく、メイ子(だけ)を連れて逃げる」・・・
発想は誰もが思い付く視点。つまり、“モノは後でもどうにでもなる。しかし、“命あるもの”だけは取り返しがつかない・・・”
昨日、今日と、我が家の愛犬・メイ子(本名・メイリー)が病気になった。
メイ子は昨日の朝から調子を崩し、ホントウに珍しく朝食を食べない。これはおかしい・・・と一日様子を見る。しかし、テレビに映るケモノには吠えかかるので、カラ元気はあるようだ。でも結局一日中、元気なく出窓で寝ていた。
しかし夕方頃からは元気を取り戻し、エサも食べるようになった。夕食時に、自分の隣に“はべる”のもいつもと同じ。自分からいつものようにキュウリをもらって食べる姿は復活した姿・・・。
やれやれと思っていたら、今朝目を覚ますと、カミさんが「メイ子がおかしい。タール状の便をしたし、吐いた。直ぐに病院に連れていかないと・・・」
まずは、メイ子の実家(メイ子をくれた家)に相談。腸の検査となると、検査のために大病院に行かないとだめか・・と思っていたが、実家の“べべママ”は、まずはいつも行っている主治医の所へ、と言う。それもそうだ・・と、カミさんが車で近くの獣医さんのところに連れて行く。
程なく帰ってきた結果は、メイ子よりも“1万7千円にショック”と言う。曰く。「金はかかるが血液検査をやりますか?」「お願いします」・・・・10分後。「血液の状態は良いですね。尿酸値が少し高いが、大丈夫でしょう」「アラ、コレステロールは私よりも良い!」・・・
少し脱水気味だというので、点滴をして、吐き気止めなどの注射を何本か打ったとのこと。状態は良いが、2~3日は食事を半分くらいにした方が良い、とのことで帰ってきた。
しめて1万7千円弱・・・・
カミさんは、メイ子の状態が悪くない、というので、頭は治療費に行ってしまったらしい。でもカミさんが犬仲間に聞くと、レントゲンなどを撮ると2~3万円くらいは普通らしい。まあ、保険に入っていないので仕方がないか・・・。(保険に入っていると半額は戻るらしいが・・・)
病院から帰ってきたメイ子。少しの間、大人しくしていたかと思うと、やおら出窓から庭に 向かってワンワン! 猫でも通ったか?? でも元気を取り戻したらしい。
歩く音も、いつものシャカシャカ・・・。この音は元気な証拠。そのうちに、食べ物もねだる・・・。午後になると、まったくいつものメイ子・・・・。しかし、獣医さんの所から家に帰るや、いくら点滴や注射が効いたからと言って、この元気・・・。ゲンキンなものである。(写真はクリックで拡大)
ウチのメイ子ももうすぐ9歳。犬としては高齢に入る。これからは体調を崩して獣医さんの所に駆け込むことも多くなろう。
そもそも獣医さんは、飼い主に安心を与えるためにあるようだ。物言わぬペットは、状態が分からないため、体調を崩すと、飼い主はただただオロオロ・・・。お金のことなどそっちのけで、獣医の所に駆け込む。しかし獣医さんから“大丈夫”と言われると、今日のように頭は“幾ら?”に変わる。まあそんなものだ・・・
それでカミさんが言い出した。「メイちゃん基金を作ろう!」。これからもあるだろう、体調を 崩した時に医者に駆け込む資金として、日頃獣医に駆け込む基金を募っておこうというもの。なるほど・・・
「メイちゃん募金の対象は?」「二人の息子。一口:千円!? 募金すれば、幾ら“撫で”ても良い・・」「お礼は?」「メイ子の“チュッ”。いや、“ペロッ”・・」「メイ子がなついている下の息子はともかく、上の息子は拒否するかも・・・」
ともあれ、昨日来、バタバタの丸一日だった。しかし、カミさんと違って、2万円弱と言われても、自分は“もったいない”とはあまり感じなかった。悪い状態ならともかく、良いと言われる2万円はそう惜しくない。それだけ、メイ子の健康はカネに換えられない・・という事か・・・
最近の我が家の、最大の願いは、意外とメイ子の健康なのかも知れないな・・・。
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コメント
気がかりですね.
タール便は文字通り真っ黒でしたか.
消化管出血の可能性があると思いますが.
胃潰瘍とか.我が家のシェルティも老齢子宮内膜炎の手術後に腎不全で天国に召されました.一昔前になりましたが.犬は人間と同じ病気をするんだなと学びました.
家内は毎月貯金していたようです.彼女の名前の通帳です.
【エムズの片割れより】
そうなんです。カミさんがタール便と言ったので、てっきり腸内出血と思いましたが、それを捨ててしまい、その後の便と吐いたものを医者に診せたのですが、便は粘液だと言っていたとか・・・。
今日のメイ子は普段の通り、元気いっぱいでいた。
投稿: のりへい | 2011年10月24日 (月) 22:22
こんにちは、吉野と言います。
お金のことなどそっちのけで、獣医の所に駆け込む。しかし獣医さんから“大丈夫”と言われると、今日のように頭は“幾ら?”に変わる。まあそんなものだ・・・
が正直で良いですね。。
人間は都合が良いもので、
安心したらお金の事が頭によぎっちゃいますよね。
でも問題なくて良かったですね。
【エムズの片割れより】
ホホホ・・・・
しかし人間の場合は、同じような場合、あまり金の事は気にならない・・。これは「保険」のせいかもね・・
投稿: アミノ酸で若返り◆吉野ゆう | 2012年2月29日 (水) 09:26