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2011年9月28日 (水)

「働きやすい会社2011」ランキング

先日の「日経新聞」及び「日経産業新聞」に、「働きやすい会社ランキング」が載っていた。この手の記事はどうも気になる・・・。今年も見て行こう。


<「働きやすい会社2011」ランキング>
    「日経産業新聞」2011/09/26(ここ)より
順位(昨年) 社名   総合得点
①( 1)ソニー       514.42
②( 4)日立製作所   508.60
③( 2)東芝        507.26
④( 3)パナソニック   505.05
⑤( 7)ダイキンエ業  496.87
⑥( 9)富士フイルム  490.80
⑦(29)キヤノン     490.35
⑧( 8)日本IBM      486.27
⑨(43)資生堂      483.79
⑩(14)損害保険ジャパン483.05
⑪( 5)凸版印刷     478.31
⑫(34)武田薬品工業  476.50
⑬(26)第一生命保険  473.87
⑭(21)NEC         473.67
⑮(23)三菱商事     466.58
⑯( 6)富士通       466.40
⑰(87)住友商事     466.02
⑱(16)三菱電機     463.80
⑲(62)NTT東日本   462.90
⑳(30)リコー       461.73

詳細は(ここ)にPDFを置くので見て頂くとして、例年通りやはり電機メーカーが強い。ここ5年間を見て行くと、年毎に少しの変動はあるものの、上位に定着している。
    07→08→09→10→11年
ソニー ⑦→21→⑬→①→①
日立  22→③→④→④→②
東芝  ③→⑧→⑱→②→③
Pana  ①→②→①→③→④
NEC  ②→①→⑧→21→⑭

ベスト20を業種別に見て行くと、
電機 12社、商社 2社、保険 2社、化粧品、印刷、薬品、通信 各1社で、広い意味での電機が過半数を占めている。

「・・・評価側面別ランキングでは①人材の採用・育成②多様な人材の活用③職場環境の整備④多様な働き方への配慮――の4分野で集計した。それぞれの1位は①と②がソニー、③がダイキン工業、④が資生堂だった。
 ビジネスパーソンヘのアンケートは「働きやすい会社」の条件として重視する制度や取り組みを尋ねた。「非常に重視する」との回答が最多だったのは「休暇の取りやすさ」(48.3%)。2位は「労働時間の適正さ」(46.9%)、3位は「福利厚生の制度の充実」(38.7%)が続いた。職場環境の整備に注目する様子がうかがえた。
 このほか上位には「社員の勤続年数の長さ」(33.4%)など人材活用関連や、「人事考課の結果伝達」(32.4%)といった評価に関する項目が目立った。「出産後・育児中社員の仕事の継続しやすさ」(28.6%)など多様な働き方への配慮があるかという点も重視されている。」(2011/09/26付「日経産業新聞」より)

この辺りの状況は、例年とあまり変わらない。

これらのランキングを見てみると、老舗の大企業が圧倒的に強い事が分かる。新興企業は、そこまで手が回っていないのだろう。まあ、人材の使い捨てが当たり前、という企業風土の新興企業もあると聞くので、就職の時の会社選びは難しい。
でも、サラリーマンにとって、会社はある意味“自分の人生を預ける”ところ。会社の業績によって、自分の人生は大きく反転する。よって、こんな評価も、“会社を選べる人”にとっては、ひとつの判断材料になるのかも知れないな・・・。

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