第18回平和祈念「八王子とうろう流し」に行く
今日(2011年7月17日)は、カミさんが見付けてきた「第18回平和祈念・八王子とうろう流し」見物に行ってきた。場所は八王子市役所前鶴巻橋・河川敷広場。時間は18時。市役所の駐車場に車を停める。交通整理の人も出ていて、便利。車を降りるや、大きな太鼓の音。会場は、駐車場のすぐ下だ。太鼓の演奏を聞きながら、とうろう流しの申し込みをする。一般人でも1000円でとうろうを申し込める。普通は戒名を書くらしい。今日は先日7月4日に亡くなった義姉の冥福を祈る・・・。(写真はクリックで拡大)
会場には、河川敷も含めて、広いシートにたくさんのとうろうが並べられている。うちわ太鼓の音・・・。土手の上からお坊さんの列が会場に入ってくる。八王子仏教会の主催ということで、各宗派の代表かも知れない・・・。
とうろうを持った一般人が列を作る。6時40分頃、中央の仏壇の前にお坊さんが座り、読経が始まる。ちょうど日が沈む。
それと同時に、流れ作業で一般人のとうろうに灯が入れられ、バケツリレーで、川の中に運ばれ、浅川に流されていく。手伝いの人は皆ブルーのシャツ。ガールスカウト、ボーイスカウトの人らしい。
とうろうを係の人に渡してから、橋の上に行ってみることにした。読経は般若心経を称えているので、一緒に声を合わせる。橋の上からだと、会場全体が見渡せる。
川にたくさんのとうろうが流れて行く。しかし流れは順調とは限らない。川の中に、何人もの人たちが入って、引っ掛かっているとうろうを流れに乗せてあげる。川上を見ると、青いシャツの集団。なるほど、あそこでとうろうを回収しているのだ・・・。とうろう流しと言っても、ほんの数百メートル。まあ仕方が無い・・・
だんだんと辺りが暗くなってくる。すると、とうろうの中のろうそくの色が映えてくる。しかしとうろうの中には“火災”を起こしているものも幾つかあった。
7時過ぎ、徐々に暗くなってきた会場を後にした。帰りがけに、テントの中にいた人に聞いたら、今日流される灯ろうの数は3000個くらいとのこと。
しかし駐車場といい、屋外トイレといい、市役所の設備がそのまま利用できて、会場としては最良・・・
我が家の灯ろう流しは、昨年11月の高幡不動尊の「萬燈会」(ここ)に続いて2回目。あの時は「家内安全」だったが、今回は先日の義姉の葬儀もあったことから(ここ)、義姉の冥福を祈った。
我々のとうろうが無事に流れて行ったかどうかは分からない。せめて火災だけは起こさず流れて行ったことを信じているが・・・・。
何とも情緒のある夏の風物詩ではある。
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