初めての調理実習~焼餃子を作る
今日は、我が輩にとって“歴史的な日”なのであ~る。何と、自分が料理をしたのである。
自分も最近心を入れ替えて、料理にチャレンジしてみようかな・・・と思い、「連休中に一度やってみる」とカミさんに言った。しかし連休中は何となくせわしく、今日まで延びてしまった。
でも料理にチャレンジしようにも、何を作って良いか分からない。カミさんが「得意な餃子を作ったら?」という。何を隠そう、我が家の焼餃子の“焼く”のは自分の分担。つまり自分も料理を全くしていない訳ではない。焼くのだけはやっていたのだ。よって今回は、最後の“焼く”作業だけではなく、最初から作ってみようというワケ・・・
まずキャベツ、ニラをきざむ。包丁が良く切れるのは有り難いが、これが結構疲れる。指を刻まないように注意しながら・・・。キャベツは縦に切ったものを、まな板を90度回転させて今度は横に切る。包丁を持つ手が疲れてきたので、両手で包丁の両端を持って・・
ところが、ニラがうまくいかない。最初に刻むのは同じように出来るのだが、細かくしようと、包丁の両端を両手で持って様々な方向から刻もうとするのだが、ニラが切れない。ニラをどうやって細かく刻むのか、今日は悟れなかった。
次にキャベツに塩を振って、しばらく寝かせ、それから料理用の紙に包んで絞る。水分を取るのだそうだ。これでたくさんの水が出たのにはビックリ・・。野菜に含まれている水分は結構多いのだ・・・。
カミさんが、ボールに挽肉を入れ、塩・こしょうとコンスターチとか言うのを入れてかき混ぜる。理由は不明・・・。そしてボールにさっきのキャベツ、ニラ、挽肉、それにニンニクとにんじんのすったもの、砂糖、ごま油と・・あと何だっけ?とにかくそれらを入れ、かき混ぜろと言う。
今日はこの作業が一番の難関だった。指の間にグニュグニュ・・と・・・。おお気持ち悪い・・・。助けてクレ~~~。何か器具を使ってこねたら良いのに・・というと、手が一番良いのだそうだ・・・(写真はクリックで拡大)
それが終わると、ラップをかけて冷蔵庫に寝かせる・・・。そしてメイ子を連れて夕方の散歩。今日は夕日がキレイで、歩いていても気持ちが良かった。これから暑くなると、夕方や夜の散歩が良いな・・・。
それから餃子の皮で包む。これが結構難しい。まず具の量。最初は少な過ぎて小さくなったので、徐々に量を増やす。そして、餃子の皮の片側をシワシワにするのだが、これが意外と難しい。原理的には・・と口では言うのだが、何でうまく行かないのか・・・。この作業はNG。
焼くのは得意。まずごま油をひいて、餃子を並べる。少し熱を加えて焦がしてから、お湯を入れてフタをする。そして水分が無くなるまで強火。水分が無くなったら、気分によってごま油を少し加えて出来上がり。
味?言うまでもないだろう・・・。美味かったに決まっている・・・。
餃子の焼き方は、昔、ラーメン屋に行った時に、目の前で焼いているのを見て、なるほど・・・と覚えた。それ以来、失敗はない。
でも単純だと思っていた餃子の具を作るのも、やってみると結構大変。餃子の皮のシワシワも、原理的にはどうってこと無いのだが、なかなか指が動かない・・・
自分の料理の経験としては、昔一度だけカレーを作った事がある(ここ)。前にも書いたが、レシピ通りに作っても美味くなかった。今日の餃子は、カミさんを見ていると、一切秤(はかり)は使っていない。全部カン・・・・。これには参った。次に作れと言われても、自分には、何を“何mg”入れるのか、到底分からない・・・。
今日の餃子は、我が家の秘伝を伝えたのだという。秘伝と言ってもカンの世界・・・・
まあ調味料などの分量を別にすれば、何とか再現出来るかな・・・・
かくして、当blogで初めて、料理の記事が書けた。次に書くのは、1年後になるだろう・・・。もしカミさんが許してくれれば・・・、の話だが・・・・。
段々と“逃げ道”が少なくなってきたエムズくんではある。サラリーマンのリタイア。そこには“鬼”が待っている!
<事後談>寝る前に二人とも喉が渇く・・。どうも原因は、キャベツを刻んだ後、水分を取るため塩を振ったが、その量が多かったらしい。自分はたっぷりと振ってあげた。カミさんが言うには、キャベツを絞った時の水の量が多かったので、おかしいと思っていたとか・・・。
料理の、パラパラッと加える塩などの分量は、相当に経験を積まないと分からないらしい。料理の奥は深いね・・・。
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