「手仕事屋きち兵衛コンサート」 7/22に東京・多摩で開催~「雨」
手仕事屋きち兵衛さんの、東京・多摩での2回目のコンサートが、7/22に開催されることになった、との連絡を“みらい人”さんから頂いた。
思えば、みらい人さんのご尽力で、手仕事屋きち兵衛さんのコンサートが、東京・多摩で初めて実現したのがちょうど2年前だった(ここ)。
その時に、みらい人さんが「1~2年後に、出来たらまた企画したい」とおっしゃっていたが、それが今回実現し、(2011年)7月22日に「第20回記念 みらい人コンサート」として開催されることになった、という。(写真はクリックで拡大)
時は2011年7月22日18:30~、所は、東京都あきる野市野辺583-4「ベーカリーカフェ みらい人(ここ)~近隣に駐車場あり」(電話・FAX042-550-6171)。このコンサートの案内チラシのPFDは(ここ)。(←みらい人さんの許可により転載)
思い出すと、自分がきち兵衛さんを知ったのは、昔、兄貴がどこかのレコード屋で「わすれ雪」が流れていたのを聞き、CDを買ったのがキッカケ。そのCDを借りて聞いた。そして2008年1月に当blogで紹介したが(ここ)、それをきっかけに、ジャンさんからきち兵衛さんの多くの曲を教えて頂いた。
今回のコンサートを主催されるみらい人さんも、当blogで耳にしたのがきっかけとか・・。そして、みらい人さんがきち兵衛さんを招聘して、多摩での1回目のコンサートが開かれたのが、2009年6月26日だった(ここ)。今回はそれに続く2回目だ。
何かの縁で、きち兵衛さんを知り、ホンモノを聞いてみたい方は、どうぞ先の案内のチラシ(PFDはここ)で、申し込んで下さい。前回は1週間も経たないうちに満席(60余席?)になったとか・・。早い者勝ち!
昨年、自分が一生懸命に音源を集めた歌手に森田童子がいる。しかしこの女性歌手は、30年前に8年間で活動を終え、その後の活動は・・・無い。それに比べて、きち兵衛さんは松本のホテルに行けばミニコンサートが聴ける(ここ)のは有り難いし、今回のように、身近でコンサートを開いてくれるのは願ってもないこと。
とにかく、7月22日が今から楽しみである。
最後に、きち兵衛さんの歌を聴いてみよう。もう今年も梅雨に入った。毎日、雨である・・・。もう台風まで来てしまった。そんなことで、今日は、アルバム「詩紬(うたつむぎ)」に収録されている「雨」を聞いてみよう。
<手仕事屋きち兵衛の「雨」>
「雨」
作詞・作曲:手仕事屋きち兵衛
雨が降ります 音も無く磨き直した窓硝子が曇る
こんなにこまかく灯りかすむ雨 肌には優しいけれど
あの日の私を想い出させるから 心にはとても痛い
あなたの誘い嬉しくて 鏡のぞいて微笑みかけた
唇直して衣装を選んで きれいに演じた私
あなたの許へ駆けこんで行けば 何故か何時も雨が降る
雨が上がれば別れ時刻 そんな二人の夜を重ねた
あなたが名付けた私雨おんな 二人に雨が以合うと
でも別れた女が一人 濡れてるのは悲しみ滲ませるだけ
でも別れた女が一人 濡れてるのは悲しみ滲ませるだけ
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コメント
雨の中に物語があって
雨がその物語を広げてゆく。
雨の切なさが
雨の切なさをつれてきて、
雨の想い出が
雨の記憶を呼び起こしてくれる。
きち兵衛さんのつむぎだす言葉は
雨さえも、金糸、銀糸に染めかえますね。
【エムズの片割れより】
コメントありがとうございます。それにしても、何とも情緒がありますね。まさにきち兵衛さんの独特の世界です。
投稿: てんとう虫 | 2011年7月26日 (火) 12:02