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2011年4月 3日 (日)

非日常的なこと・・・・~兄弟の急病で翻弄された

当blogに、今まで何度も「日頃、“何も無いこと”が何と幸せなことか・・」と書いてきた。
先週来、兄弟の急病で翻弄され、他のことが何も手がつかなくなってしまった。まだまだ解決の糸口は見付けられないが、何とも困ったこと・・・・

今朝の朝日新聞の「天声人語」。最初の言葉が「日常というものがかくも微塵に破壊された光景を見たことはないと、遅ればせながら被災地に入って思った。・・・・」。
もちろん東日本大震災についての話だが、何の変化もなかった自分の日常が、まさに“かくも微塵に”破壊されてしまった・・・・

シルバー世代の夫婦が、“イザ”という時、どう動けるか・・・。奥さんが入院中なのに亭主が体調を崩すと、子供がいない場合、兄弟しか頼る相手がいない。そんな“非日常”な対応で、先週、全ての時間を遣ってしまったワケ・・・。

しかし、あることに専念せざるを得ず、それ以外の情報から遮断されると、人間は不安になるもの・・。つまり、テレビからの情報も新聞からの情報も無いと(読んでいるヒマが無いと)、こんなにも不安定になるのかと、改めて認識した。ちょうど、出張で新聞を長い間読まなかった状態に似ている。だから帰りの駅で新聞を買って読むと、ホッとする。日常で、たった“新聞を読む”という行動が、こうまで心の安定に繋がっているとは・・・
だからここ数日の新聞が溜まってしまった。今日もそれらを読むヒマが無かった。加えて、今日の新聞もまだ読んでいない状態・・・。困ったものだ・・・

でも今続いているドタバタで、自分が改めて認識したことがある。「人間、ピンチの時(追い詰められ、逃げ場が無い時)に本性が現れる・・。つまり本当の人間性が現れる・・・」

非日常といえば、何と今日、モグラの“もぐりんくん”が我が家の庭に“再来”した。「“もぐりP10903531 ん”クンとの戦い~第2ラウンド(ここ)」を書いたのが2010年11月20日。それから4ヶ月余。もちろん直ぐに姿を消した訳ではないが、何の手段も功を奏さず、どうしようもなかったが、何となく姿を消した。ヤレヤレと思っていたが、今日はまた庭で大暴れ・・・。たぶん庭のミミズは食い尽くしただろうから、食料がたぶん見つからないはず。だから「なーんだ、食い物が無いや~」と、また姿を消して欲しいもの・・・(写真はクリックで拡大)

ともあれ、兄弟の体調不良事件で、まだまだ翻弄されそう・・・。落ち着いて新聞を読みたい・・・。それだけが今の望み・・・
「何も無い日常・・・」。東日本大震災もそうだが、何とそれが素晴らしいことか・・・・!!

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コメント

ここ数日書き込みがないのでなぜだろうと
毎日チェックして心配していました。
ご兄弟の一日も早いご回復をお祈りします。

【エムズの片割れより】
今までノホホンと生きてきて、自分もようやく人生の試練かも・・? ウーン・・・

投稿: いのさん | 2011年4月 4日 (月) 14:30

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