入社41年目の同期会
今日は、入社41年目の同期会があった。我々は1970年入社組である。それから41年・・。
元組合の委員長が幹事だった事もあり、入社した工場の食堂での開催。これは実に懐かしく、非常に好評な企画だった。・・・と言うのは、諸事情により、我々が入社したこの工場は、来月の2011年3月末で閉鎖されることになっており、まさに工場に入れるラストチャンス。 夕方4時からのスタートだったが、少し早く入り、工場内を一回り。当然現役時代は、社内撮影は禁止されていたので、工場内の写真は1枚もない。でも、今日は、一緒に回ったY君が「もう秘密情報はないので撮影してよろしい」と許可してくれたので(!?)、勝手にシャッターを切ってしまった。
どの建物も懐かしい。自分が入社してから2000年までの30年間通った工場である。道路のコンクリートのひび割れのひとつ一つが昔のままのような気がして・・・・
水曜日という平日にも拘わらず、19名の参加。もちろんほぼ全員が現役を退いている。ど
こかに引っ掛かっている人も、そろそろ引退とか・・・
例によって、各人から近況報告。例年だと孫の話と病気の話が多いのだが、今日は病気の話で盛り上がる。
昨年は元気だったのが、この1年で色々な変化・・・。奥さんが病気だという話も多い。
10年前に心筋梗塞で手術したというB君がその道での先頭を切っていたが、今回出た話では、膀胱癌、脳の出血、坐骨神経痛、糖尿病、前立腺肥大・・・・等々。
奥さんも、パーキンソン病、乳癌、等々色々ある。
まさにトシと共に肉体は衰えて行く。そして現象として病気になる・・という事を実感する。
自分は近況報告で「今日は病気の話が多いが、自分は怖いので検診には行かない」と言ったものの、ここまで病気の話が出ると、正直たじろぐ・・・
ともあれ、特に病院に行く必要のない我が家の現状は、この上もなく幸せなことだと、改めて認識した。“何も無いこと”の幸せである。
肩書の取れた一般平民の同期・・・。これが一番の仲間。
いつまで続くか分からないが、当分は続くであろう我ら同期会ではある。
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