声で知らせる電波目覚まし時計
我々シルバー族ともなると、夜中に目が覚めることが多くなってくる。その時、つい「いま何時だ?」と時刻を確認する。自分はそんな時、枕の隣にあるピラミッド型の目覚まし時計の“てっぺん”を叩く・・。すると「ポーン午前12時35分です」という女性の声・・・。「・・ったく4時頃かと思ったら、まだ1時にもならないのか・・・・」と思う・・・。
長い間、目覚まし時計は、叩くとボーっと文字盤が明るくなるデジタル時計を使っていた。会社で、無事故無災害時間の達成とかで全員に配られたもの。それも毎日スイッチを入れたり切ったりするので、とうとう接触不良・・・。買い換えねば・・・
ふと思う。普通の目覚まし時計は、時刻を確認するのにいちいち目を開けなければいけない。すると“せっかくの寝ぼけ”状態から、はっきりと目が覚めてしまう。これは惜しい・・
そう言えば、前にカミさん用に声で時刻を知らせる目覚まし時計を買ったが、これが実に案配が良いとカミさんが言っていた。目を開けないで時刻が分かるので便利と・・・
それで、自分も声を出す目覚まし時計に替えることにしてNetで製品を探してみた。でも意外と製品の種類が少ない。家電量販店にも行ってみた。でもなかなか自分にフィットする製品が無い・・・。
結局買ったのがSEIKOの「音声電波目覚まし時計(置時計)『ピラミッドトーク』 DA205G」という製品(これ)。
定価1万円、通販では6千円強で買える。この製品は「声」に特化しているため、デジタル の時計表示は底の部分に小さくあるだけ。時刻を目で見るにはあまりに小さい。(写真はクリックで拡大)
でも「声」に注目すると、これが結構頭が良いのだ。日本語または英語でしゃべる。普通は、一度頭を叩くと、現在の時刻。2度叩くとアラームのセット時刻。別のモードにすると、温度・湿度を声で言う。そしてアラーム設定時刻になると、これまた声で「12月1日水曜日、午前5時32分で~す」と大きな声で“しゃべる”。
買った時、あまりに声が大きいので音量を「小」に設定したが、それでも大きい。でもこんな製品を買うのは老人が多い?・・・とすると、耳が遠くなる事を考慮して・・・、まあ仕方がないか・・・。
確かに朝の目覚ましとしては、ある程度の音量は必要・・。
でもこの時計、なかなかとしぶとい。朝、目覚ましで起きて、単に頭を叩いて声を止めただけにすると、しつこくアラームを繰り返す。裏のタイマースイッチをOFFにしないと「起きろ!」「起きろ!」と繰り返す。最後には「ピピピピピ・・・」と大きな音。これには参って起きてしまう。
また電波時計なので、時刻を合わせる必要がない。常に正確・・・。これも便利。
まあ、そんなこんなで、まだ遅刻した事は無い・・・。
話は変わるが、先日会社で履く室内靴を買いに行った。5年ほど前に買った室内靴が壊れない。でも靴底が固いためか、最近足の裏が少し痛み、これはクッション性が無い為ではないか?と疑って、買い換えることにしたもの。
靴屋の帰りにカミさんが言う。「良い物を買って、何年使うの?」・・・
そうだ。5年も使えない・・・・。その前にたぶん会社は“クビ”だろう・・・
先日「三角コーナーの寿命」(ここ)という記事を書いたが、それと同じ話だ・・・。何年持たせるつもり??
この目覚まし時計は、まあ近い内に会社をリタイアして、「目覚ましアラーム」の設定は必要無くなるかも知れないが、夜中の“お知らせ”は、自分が生きている限り役に立つだろう。
でもこれに限らず、何かを買う度に、「あと何年使えるの・・?」と考えながら買うのは、何かうら寂しいもの・・・。
段々と生活が縮小モードになるのは致し方ない。でもあまり考えたくないね、先の事は・・・。
(そんなことを言いながら、自分もスーツの購入だけは最近完全に止まっている。意外と、スーツを新調するかどうかが“サラリーマン現役”のバロメータかもね・・・)
●メモ:カウント~140万
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コメント
エムズ様へ
私もこのピラミッドの目覚ましに憧れて
発売早々に手にいれましたが、すぐにあきてしまいどこにいったのか?
投稿: wolfy | 2010年12月 2日 (木) 09:36