FM電波によってかき乱される心・・
本当にバカバカしいと思う。“恋人”の機嫌で、自分の心がかき乱されているから・・・・(注:恋人=FMチューナー:L-02T)
先日、自分が愛用している携帯デジタルプレヤー(SONY NW-A847)にFMラジオが付いている事に気が付き、土日の散歩のときに、目指す電波(NHK FM水戸 83.2MHz)の強度を調べてみた。何の事はない。83.2Mに周波数を合わせて、歩きながら受信状態を確認するだけ。その結果、どうも自宅の周辺の電波状況が良いらしいことに気が付いた。
それで、今日の会社の帰り、バス停から同じ事をしてみた。自宅はバス停から5軒目位。バス停を降りてもFM放送は聞こえない。自宅に向かって歩き出す。ふと、急に放送が入った。ん?そして隣の家の前辺りから、急に良く聞こえる。自宅前でも同じ。そのまま行き過ぎて、2軒先まで行ったが状況は良い。何でここだけ電波が強い??
家の前にある小山の高さから言って、もう数軒先の位置の方が小山に妨害されずに水戸方向が見通せるから状況が良くなると思っていた。しかし現実は自宅周辺の方が良い。なぜだ??(電波の山岳回折か?)
でも結果オーライ。家に帰るや、、カミさんに“奇跡だ~”と言って自分は上機嫌!!
今日は風が強かった。20メートル以上吹いたらしい。先日も台風が関東沖を通過して心配した。なぜこんなに風を気にする??⇒FMアンテナの方向が変わるから!
今日も心配・・・。自宅周辺の電波が強い事に気をよくして、部屋でFMチューナーのスイッチを入れてみてビックリ・・・。ノイズが多い・・・。昼の録音状態を調べてみた。
今日の朝9時ではノイズレベルが32.2dB(S/N=56.8dB)と非常に良い、。ところが、13時の録音はノイズが何と39.9dB(S/N=48.9dB)!! 最近になく悪い値・・・。
愕然!やはりアンテナの方向が変わったかな・・・と外に飛び出すが、暗くてアンテナが見えない・・・
でも、さっき調べたら、21時現在で36.5dB(S/N=52.5dB)。少し持ち直した!ホッ!
そう、全て“神の思し召し・・”。でもそれに我が心は右往左往・・。実にバカバカしい。これもギリギリの電波状況で受信しているために、電波状況でノイス量がモロに変わる。よって、良い時はノイズが30.8dBまで下がる時もある。FM波の伝搬状況は良く分からない。NHKやアンテナメーカーに聞いても、FMの電波は天気や時刻などには左右されないという。でも現実には大きく変化する・・・。
さっきも言ったが、原因は“神の思し召し・・”だと思う。でもこんなに一喜一憂するのも困ったもの。逆に言うと、ここ数ヶ月、自分はFM放送にべったり。はっきり言ってFM放送に夢中!!このL-02Tというチューナーは、じっくりと聞き込まないと良さは分からない。しかしその音は、自分の心を捉えて離さない。それが魅力・・・。
この所、シルバーになってよく夜中に目覚める。その時についイヤホンを耳に当ててしまう。昨夜もそうだ。午前2時半頃に目が覚めたので、「FM放送は?」と、またイヤホンを耳に当ててしまった。アナの声をきくにつけ、音が素晴らしい・・・と、結局3時半頃までFM放送を聞いてしまった。
まったく次の日は会社だというのに・・・。
世の中、誰でも“恋人(または片想いの人)の機嫌”には心が乱されるもの。若い時に奥手だった自分はそんな経験が皆無だったが(?)、どうもその反動で60過ぎた今頃、恋人に右往左往している若きシルバーではある。
| 0
コメント
エムズさんの奮闘を拝見すると私はまだまだ
及びません。NHK水戸と浦和で水戸が良い
とは普通都下では考えられませんから。
私も慢心せずにNHK浦和85.1Mをチェックしていきます。
T-1100のマルチパスメーターもナレーションの声とともに変動します。MPRを入れるとぴたりと収まります。
エムズさんのアンテナ更新の時と同様に私のアンテナも設置当初はノイズだらけでがっくりしていたのが次の日には安定してきました。その時にエムズさんを参考に他のNHKで最適ポイントが見つかりました。
L-02Tに対する愛情は大変なものですね。
私もT-1100を正妻にL-02Tを恋人に究極のFMワールドを体験したいです。
【エムズの片割れより】
ふと、自分がなぜここまでケンウッドのチューナーL-02Tに入れ込むのかを考えてみました。決してS/Nが良いだけではない。デジタルテレビの音など、他の音源と比較しても、聞き比べて直ぐに分かる差はない。でもなぜこの音に惹かれるのか・・・。
昔、CSデジタル放送のミュージックバードの音を聞いた時に、衝撃を受けました。PCMそのままでの音・・・。これと似た感動です。しかしミュージックバードは、単なるCDの垂れ流しで、程なく飽きて聴くのを止めました。
それに比較して、NHK FMは無限のジャンルの音源・・。邦楽からドラマ、それに街角の騒音の番組まで、多彩。そして何よりも現在放送されているデジタル音源に比較して、加工(情報量の圧縮)をしていない。ミュージックバードの感動と共通なのは“加工していない”という点。これが、L-02Tを買って以来凝っている「FM放送を聞く楽しみ」につながっているのだと思います。
投稿: 風鈴崋山 | 2010年11月10日 (水) 20:35
こんばんは、めっきり寒くなってきましたね。モグラの件大変そうですが、ある意味エムズさんの生物に対する愛情がにじんできます。鳥の巣といい素晴らしい話が満載ですね。
T-1100ですがアンテナの向きを変えると85.1MのNHKさいたまがクリアになりました。ただし民放FMの信号強度が落ちました。NHKしかほとんど聴かないとはいえNHK専門チューナーになってしまったのは複雑です。
ただ静穏時のサーノイズやピアノの弱音時のブリージングが気になり電源ケーブルを付属ケーブルに戻したら、ノイズ等が改善されました。
アキュフェーズは電源ケーブルまで一体で音を調整しているとの事、単純に高級ケーブルに変えると勢いが良すぎてノイズもさらけ出すような感触がありました。
一応聞くに堪えるまできたようです。
アンテナの調整後、もう1台チューナー欲しくなりましたがバリコン式を考えたいと思います。
L-02TのほかにL-01T、L-03T
も面白そうですね。
だけれどL-01Tは02-Tよりもさらに
2年ほど古く経年による修理不能が気になります。
またL-03Tは02Tの経験を生かし合理的造りこみがなされているのでプアマンズL-02Tというところでしょう。
中古価格も02Tの半額以下ですから魅力的です。Σケーブル付属していれば面白そうです。どうしましょう?
【エムズの片割れより】
電源ケーブルで音が変わるのですね。
しかしL-03TがL-02Tに比べて話題が少ないのはどうしてでしょう?ベースとなる技術が同じだとすると、同じような音が出ると思うのですが・・・。まあ自分は何があってもL-02Tで満足。
もし手に入れられるようでしたら、絶対に完動品を!
ケンウッドのサービスマンが言うには、修理不能で断った故障品がオークションに(ジャンクとして)堂々と出ていて、修理するつもりで買った人から同じ製品の修理依頼が来る事があるとか。よって故障品は、部品の入手不可能でケンウッドで修理が出来ない・・との前提で!
投稿: 風鈴崋山 | 2010年11月15日 (月) 19:07