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2010年11月 2日 (火)

「企業の年間休日数~平均は106.4日」

“未だ現役組”のシルバー世代になると、休日が何とも待ち遠しい。特に週の真ん中に休日があるのは大歓迎である。(明日は休みだ~(^o^)~)
先日の日経新聞に、企業の年間休日数についてのデータが載っていた。曰く・・(写真はクリックで拡大)

企業の年間休日数~平均は106.4日
1企業当たりの年間休日総数は平均106.4日。厚生労働省がまとめた「2010年就労条件総Image05361 合調査」の結果から、こんな数字が明らかになっている。前年の調査に比べると0.8日増加した。従業員規模別に見ると、大きな企業ほど休日数も多くなる。1000人以上の企業は116.4日なのに対して、30~99人の企業では、104.5日だった。
業種別に見ると、情報通信業が最も多く123.5日。このほか120日以上だったのは金融業・保険業(121.9日)だけだった。逆に最も少ないのは宿泊業・飲食サービス業で91日。生活関連サービス業・娯楽業(95.2日)、運輸業・郵便業(98.9日)も100日を切っている。」(2010/10/31「日経新聞」p11より)

2010年のカレンダーを数えてみた。それによると・・
  (日)=52日
  祝日=15日(累計 67日)
  (土)=52日(累計119日)
  年末年始(12/30~1/3)=実質+2日として(累計121日)

なるほど・・・。土・日と祝日の単純合計だけで119日。年末年始は休むだろうから、その分を正味2日として加えると121日・・。よって、平均が106.4日ということは、(土)は全部休めなくて14.6日は働く、つまり月に1日強は出勤日ということになる。
そして、さっきの121日に夏期休暇3日を加えると、125日・・・。
  夏期休日=+3日(累計125日)

こんなのが一般的だと思っていたが、1000人以上の大企業でも平均116.4日とは、少ない・・・。
日本の会社は、こうも働きものなのか・・・

話は変わるが、会社で同僚からこんな話を聞いた。昔居た会社の同僚で、60歳定年で辞めたKさん。定年後の就職口を探したが無く、家でする事もないので昼から酒ばかり飲んでいた。1年後、医者に行ったが、診た医者が絶句。直ぐに大病院に転送されたが、定年で辞めてから1年後、61歳で急性肝不全で他界したとか・・。自分もその人を知っていただけに、残念。結局、独身だったので、毎日の酒を止める人もいなかったため、行くところまで行ってしまった・・・。

特にサラリーマンは、定年という節目は怖い存在。もし働く気があるのなら半年以内に働き出さないと、体が“毎日が日曜日”に慣れてしまって働く気力が失せてしまう、と誰かが言っていた。
自分のモットーは、給料はどうあれ、毎日通う場所をゲットすること。それが規則正しい生活につながり、健康維持にも貢献する。そして、それが「休日が待ち遠しい・・」につながるのだ。
でも自分もとうとう63歳に達してしまった。“毎日が日曜日”になる日も近い・・・。

ひょんな事で、現在の自分の置かれている状況(特に休日数)が、実に有り難いものだと改めて認識した。(上記モデルは今の環境・・・)

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