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2010年10月 3日 (日)

期待と落胆~FMアンテナのその後

人生、期待していればいるほど、うまく行かなかった時の落胆は大きい。若い時の恋愛もそうだし(!?)、子どもの受験もそうだ。
大きな声では言えないが、「まだやっているの!?」というヤジにもめげず、まだやっているのだ・・。FMを良い音で聞くプロジェクト・・・。でも今日最大に挫折した。
大いに期待していただけに、その挫折の影響は計り知れない・・。(←こんな事で!?・・世の中、平和な証拠)

FM放送をマルチパスの無い音で聞きたい、という願いを叶えてくれたのが「NHK水戸」の電波。(ここ)それを見つけたのは2010年9月21日の夜だった。それ以来、水戸の電波に惚れている。しかし距離が100Kもあるので電波が弱い・・・。もう少し強ければ、ノイズが少なく聞けるのだが・・・
マスプロに電話して聞いてみた。「ケーブルが20年前の5C-FVなので7Cに替えたいが、FMアンテナのFM8に7Cは取り付けられるのか?」「7Cでも取り付けは可能だが、ケーブルロスはほとんど影響ない。最後の手段として10素子のFM10がある」とのこと。
そうだ、最後の手段として、「マスプロ電工 超高性能型遠距離用FMアンテナ FM10」があるのだ。でもここまで来ると、とても人には言えない・・・。「まだやっているの?」・・・なので・・。
そこで、そうっとFM10を通販で発注して、ついでにケーブル5C-FBの20mパックを発注。そImage05251 して先日のアンテナ工事屋に、「先日と同じFMアンテナの交換作業」を予約。しめて計2万円ちょっと・・。
そして、今日の午後、アンテナを交換した。たった2週間前に設置した8素子のFM8を、今度は10素子のFM10に・・・・
特性を見ると、NHK水戸の83.2MHz付近では、利得が2.5dB位良い。それにケーブルロスの改善が少しあると考えれば、レベルがうまくすると3dBくらい良くなるハズ。するとS/N比(ノイズ量)も3dBくらい改善されるハズ・・?と期待したのだが・・・・(写真はクリックで拡大)

P10800121 さすがに10素子はデカイ。昔のマストにそのまま付けたので、強度的には大いに問題。今後の台風がコワイ・・。工事屋さんも二人で大変な苦労をして取り付けてくれた。(トップが今回の水戸向き10素子FMアンテナ。中段が地デジ、下段が東京タワー向きの20年前の5素子FMアンテナ)
ケーブルが取り付けられ、マストが立てられる。レベル計は・・? 8素子の時に最大50dBあったので、“せめて50を超えろ!”と祈るが、45dB位をうろうろ。それかP10800161 ら方向を色々変えてみたが、何と48~49dB位しかレベルが取れない。+3dBのつもりが、ナント-1dBとは・・・。カネを掛けて前の8素子の方が良いとは・・許せない!!

工事屋さんにグチを言っても始まらない。メーターが最大に振れるところに方向を決めたが、何とも自分は不機嫌・・・。工事屋さんに「なかなか思い通りには行かないね」と作り笑い・・・
一日中、こんな事で大騒ぎをして、知らない人が家の周りを歩くので犬はキャンキャン吠えるし、それを聞くカミさんもおかんむり。そのあげく「ムダな事が嫌いなくせに、金を掛けてムダを・・」と言うので、益々自分は不機嫌・・・

買い物に行って、帰ってから録音しておいた音源をチェック。S/Nが最大56dB取れているので、とりあえず一安心。前よりも、悪くはなっていないようだ。
しかし分からない。全く同じ場所、同じ方向に建てたのに・・・、ケーブルのロスも少なくなったはずなのに・・・。少しとは言え、なぜ悪くなる?

まあ自分の人生なんてこんなモノさ・・・。アナログ的な言葉よりも、自分はよほどグラフを信Screenhunter_004 じる。当然良くなる・・・。そんなデータだったのに・・。でも現実はなかなか難しい・・・(明日でも、マスプロに聞いてみよう・・・)

かくして、“今度こそ”FM大騒ぎは終わった。
水戸を受信してから、毎日のノイズ量を計っているが、なぜか段々と特性は良くなっている。この理由は、我がチューナー(ケンウッドL-02T)が、段々とそのアンテナに慣れてきた事による。つまり、我がチューナーは、新米を拒否するらしい。しかし段々と気心が知れてくると心を許して特性が良くなってくる・・・。8素子で水戸を初めて受信した時は50.1dBだった。しかし10素子に替えた今日は平均52.6dB。つまり、スタートは前よりも良い。よって1週間位経って、お互いの理解が進めば、段々と特性は良くなるだろう・・・。ナ~ンテ夢見ているのだが・・・・(電波伝搬状態はこうも毎日変わるものか・・?)
まあ、こんな所でグチを言って、腹の虫をなだめるエムズ君ではある。トホホ・・・

追)ヘヘヘ・・・。この記事をアップして、FMチューナーに電源を入れたら、レベルが51.5dB。過去最高・・。やはりこのチューナーは自分の気持ちを汲んでくれる・・・!(本格的に電波伝搬の原理を研究せねば・・・!)

追)結果として、満足の行く受信が出来ている。調査の結果、FMの電波が時間と共に大きく変動していた。要はメーターの振れではない。どの程度のS/N比で受信出来るかだが、時間と共に安定? 結局悟ったのは、昼と夜では、最大5dBも昼の方がノイズが少ない。またL-02Tは、FIXの出力端子の方が、Variable端子に比べて3dB程度ノイズが少ない。よって最終的にはFIX出力端子を使っている。それで昼は57~58dBのS/Nが取れている。8素子と10素子のアンテナの差は何とも言えない。でも結果オーライ。

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コメント

はじめまして 雪の華と申します 
「ふたつの手の思い出」の歌以来同世代と感じまして時々拝見し特に音楽を聴かせて頂いております
青春時代がここにあり、歌と共に思い出されます

突然ですがエムズさんは「滝賢一郎さん」とおっしゃるテノール歌手をご存知でしょうか
最近私も一度だけ「津軽のふるさと」をテレビで歌われたのを偶然お聞きしたのですが、今まで聴いてきた方たちと又違う感動を覚えました まだCDとかは出てないようですがよしよければいつか機会がありましたらここにお仲間入りさせていただくと嬉しいです

これからも懐かしい歌や音楽にまつわるお話を楽しみにしております

【エムズの片割れより】
コメントありがとうございます。残念ながら滝賢一郎さんは聞いた事がありません。若い方らしいですが、一度聞いてみたいですね。

投稿: | 2010年10月 3日 (日) 22:34

今日のブログに笑ってしまいました。自分もまったく同じことをしたからです。
8素子と10素子、資料を見ていただくと解ると思いますが、たぶん周波数によっては10素子があまり利得を稼げないカーブになっていると思います。以前、素子を増やすより5素子のスタックのほうが良い結果が出ると書いたのも、そんな理由もあったんです。
次は、ブースター・・アンテナの位置を変える・・高さを変える・・スタック・・。挫折だなんて言わないで深みにはまってください。これもL-02Tの為と思ってがまんして。ご健闘を祈ります。

投稿: 秋野 道 | 2010年10月 3日 (日) 23:35

性能表見落としていました。確かに、これでは落胆するのも無理からぬ事と存じます。
自分はNHKにお願いして、アンテナを搭載した車に来て調べていただきましたが、それで最後納得しマルチパス対策にピリオドをうちました。

【エムズの片割れより】
データを取り始めましたが、意外とS/Nが良い。それにmax52dBの時がある・・・。直接波の伝搬状態はそんなに変わるものなのでしょうか・・?

投稿: 秋野 道 | 2010年10月 3日 (日) 23:46

はじめまして。北海道に住むアラフィフです。古い記事への書き込み失礼いたします。

先日ハードオフでケンウッドのKT-880Fを購入しました。実にちゃんとしたチューナーからFM放送を聞くのは30年ぶりでした。インターネットラジオとも違う耳馴染みの良い音にちょっとびっくりしました。

新築して9年。もはや屋根にアナログアンテナはなく室内簡易アンテナだと時間帯や日によってはノイズが酷い時もあります。
そこでFMアンテナを立てたらよりクリアに聞けるのではないかと思って調べているうちにこちらのサイトにたどりつきました。


初心者の質問ということで大変恐縮なんですが、屋根に設置されてる地デジのアンテナとポールを共用してFMアンテナを新設し、既存の地デジ用同軸ケーブルに混合してテレビ裏にある壁の同軸端子以降で分波してチューナーに接続する方法を思いつきました。そのやり方でも可能なのでしょうか?
ダメであればエアコンダクトからなんとか同軸ケーブルを屋内に引き込もうかとも思います。
また、4素子くらいであれば自分でもできそうに思ってますが、どうせなら8素子とかという悪魔の囁きも聞こえてきます。
ただ、アンテナが大きくなると台風だとか風雪の影響を考えるとやはり簡単に見えてもプロに依頼すべきなのかと判断を仰ぎたくもございます。

エムズの片割れさんの記事、大変面白いブログで勉強になるなぁとちょっと感動しました。

PS 屋根にそびえる10素子のアンテナ画像ブログに使わせていただきました。断りなく申し訳ございません。(けしからんといことでしたら削除いたします。)

【エムズの片割れより】
コメントありがとうございました。
懐かしく自分の記事を読みました。
当時は凝ったものです。でもスカイツリー開局とともに、全ては氷解しました。
当方のL-02Tは入手後毎日録音に使っていますが、12年経ってまだまだ健在です。もちろん10素子のアンテナも。

さて、ご質問ですが、1本のケーブルでの、FM/地デジ伝送はもちろんOKです。
検索すると「M-UUF-SP」など、FMの混合器・分配器の製品はまだあるようです。
ただFMアンテナは5素子が最高のようです。
経験的には、良い音でFM放送を聞くには、
・FM専用アンテナは必須。これは電界強度とともに、マルチパス対応で。
・ポールもそのままでOK。台風にもまったく問題ありません。自分も若いときは既存のアナログTV用アンテナの下に、FMアンテナを取り付けました。
ただ、素子が多いほど指向性が強いので、方向の設定をどうするか?地図で送信アンテナの方向に合わせる手もありますが、プロに頼むと計測器で方向を決めてくれます。
・それと、何よりも安全をどう考えるか?今考えると、急勾配の自宅の屋根に、よくもまあ登ったものだと。ケチって死ななくて良かった(^o^)
・今ではノイズの無い放送をNetで聴ける時代。しかし「良い音」で聞くには、専用アンテナとやはりバリコンのFMチューナーが一番!
健闘を祈ります。(写真はまったく問題ありません)

投稿: トマー | 2022年10月12日 (水) 14:44

エムズの片割れさん、ご返答ありがとうございます。
今もNHK FMのアルフィーの番組を聞いていました。(普段はテレビなんですが)ラジオいいですねー。

5素子アンテナを検討したいと思います。屋根は平らな屋根なんですが高いのと隅っこにちょっとせり出てアンテナが立っているので注意が必要かもしれません。
方向に関してはラジカセかチューナー自体を屋根に持っていって受信状態を確認するかでしょうか。チューナーだとアンプもスピーカーもだから現実的ではないですね。
ロッドアンテナにプラス線を巻き付けるといいのだとか。

10素子アンテナもLT-02も健在ということですね。なんだか嬉しく思います。私もバリコン式のチューナーが既に欲しくなってきました。トリオブランドでお手頃そうなのを探してみようかと思います。

東京スカイツリー開局で諸問題は解氷したのですね。そのあたりの記事も後ほどチェックさせていただきますね。スカイツリーは凄いのですね。素晴らしいです。

背中を押していただけたので頑張ってアンテナ設置挑戦してみたいと思います。

【エムズの片割れより】
平らな屋根なら自分で出来ますね。
アンテナの方向は、例えばあらかじめ聞きたい局を受信して置いて、スマホでその受信音を聞きながら、アンテナを左右に振って、ノイズが多くなる方向を左右それぞれ覚えて置いて、その真ん中にすると良いと思います。
バリコンのFMチューナーはやはりKENWOOD(TRIO)が安心ですね。
たぶんメーカーで修理調整もしてくれるのでは?
もし手に入れるときは、オーディオ専門店の保証品、またはヤフオクで個体の状態(ちゃんとステレオで受信出来る)を読みながら、入札件数の多い物を狙うと良いかも?
とにかく古い機器なので、長く放って置いた機器は、通常はまともに動きません。

投稿: トマー | 2022年10月12日 (水) 19:00

ご教授ありがとうございます。

早速5素子のマスプロアンテナの新古品を手配しました。(メルカリで送料込みの¥5000でした)
スマホで受信状態を聞きながら方向を決めるとのことですが、リビングのチューナーはそのままにスマホ2台を通話状態にしながらリモートでリビングからのスピーカーの音をモニタリングしながら屋根で作業する感じでしょうか。

バリコンチューナー。安いからと言って安易に手を出すと失敗しそうですね。L-07TⅡなんてスタイリッシュで薄型でうちのラックにも無理なく置けそうだなと思いました。ヤフオクで照明をLEDに交換済み&調整済みとかありましたが、LED換装で音が変わってしまわないかとかコンデンサ全交換とかも要注意かなと思いました。そのあたりはエムズの片割れさんも記事にしてらっしゃいましたよね。当時と同じ銘柄のコンデンサであれば安心ですが部品が同じなことはまずないでしょう。

L-02Tは15万〜とかの値で取引されてますね。もはや別格ですね。L-03Tもサイズ的に許容できますしカッコいいですね。
が、まずはKT-880Fの音でしばらく堪能し、それでもまだ、飽くなき探究心が自分の中で消えないようなら購入を検討しようかと思います。

アンテナの同軸ケーブルだとか接続の端子だとか銘柄で音はやはり変わりますでしょうか?何をやっても変わるのがオーディオなんでついついそんな気を回してしまう癖があるのです。

カーオーディオにここ2〜3年は凝っていまして、ようやくなんとなく納得できたのもあり、ホームオーディオが今度は思い出したように面白くなりました。が、ホームの音を腰を据えて聞いてみたら、カーはまだまだだなぁと感じてしまいました。

ただ、カーオーディオの師匠さんからもケーブル類は普通の赤白RCAや赤黒VFFスピーカー線で十分とアドバイスされており、それまでテクニカだ、ベルデンだと騒いでいたのをやめてから凄く楽になりました。オーソドックスな音がやはりいいかなぁと。

話が脱線してしまいました。
アンテナ届くのが楽しみです。

【エムズの片割れより】
久しぶりにオーディオの話をしていると楽しくなります。
アンテナは安く買えて良かったですね。
方向は、スマホ2台でSPの音を聞きながら、アンテナを左右180度振ってみると、どの位置がベストか、直ぐに分かります。
昔こんな経験談を書いたので参考にして下さい。
https://frenchkiss-emuzu2.ssl-lolipop.jp/06/zip/2014-7-28RADIO-mania.pdf

バリコン式のFMチューナーは、なかなかどれがバリコンなのか分からないので、下記の記事が参考になると思います。
http://nice.kaze.com/av/tun-bangai.html

オーディオ製品は、オーディオ信号の通る回路(照明など以外)の部品を変えると、音が変わってしまう。と自分は信じています。
特に電解コンデンサ。
ヤフオクの「調整済み」も、高周波の素人の調整は、信用出来ません。ちゃんと測定器で調整しているのかどうか・・・
それが出来る人は限られています。
自分は、購入後すべてKENWOODに再調整を依頼しました。

アンテナ関係は、伝送ロスだけが問題で、ケーブルで音質が変わることはありません。
ピュアな電波をとらえるのが最重要。
高周波(電波)の信号は、RCAケーブルで音質が変わることとは違います。

自分も色々な体験を書いていますので、
https://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/14/index.html
を参考にするか、サイトの左上の「サイト内検索」で「FMアンテナ」等を入れて検索してみて下さい。

投稿: トマー | 2022年10月13日 (木) 10:15

エムズの片割れ様、こんにちは。

アンテナの方向について、やり方理解できました。やってみたいと思います。私の町は栗山町という札幌から4〜50kmほどの町です。田園地帯の平野で周りの山もそんなに高い山はありません。田舎ですから高い建物もありません。
調べると札幌の手稲山という標高1000mの山の頂上に送信所があります。我が家からの直線距離は46kmほど、町内の民家のアンテナの向きは一様にそちらに向いていました。
ただ、車での FMの入りはすごく良いという感じではありません。時々ザザッとノイズが入ります。NHKはちょっと弱い感じがしますね。

専門誌に記事を書かれていたんですね。やはり普通の方ではない気がしていました。とても為になる内容です。ありがとうございます。参考にさせていただきます。

ひろくんのホームページのチューナー、他メーカーも素敵なのがたくさんありますねー。70年代後半のデザインってスタイリッシュです。モダンとレトロの融合というか。見た目が結構私の中では重要で、目写りしてしまいました。ひろくんさんはバリコンよりシンセサイザー方式が好きみたいですね。音の好みも人それぞれでなんとなく読んでるとこの人はこんな音が好きそうだなぁとかわかってくる気がします。

でもやはりサービス体制でいくとケンウッドでしょうか。今でも古いチューナーを整備してくれるなんて素晴らしいメーカーですね。

学生の頃、下宿の同級生からアナログダイヤル式のシルバー色のチューナーを貰って使っていた事があります。ブランドは忘れてしまったのですが、奥行きが短く軽かったのでエントリーモデルだと思います。電球色に光るメーターが懐かしい感じでした。バリコン式=アナログダイヤルと思っていいのでしょうかね。
音がすごく柔らかかったのを覚えています。

アンテナはロスさせないことを念頭に同軸ケーブルの質で音は変わらないんですね。了解しました。安心しました。

部品の交換。私が凝っているカーオーディオの世界でもやはりアンプ内部の電解コンデンサを高級なものに変えて音が良くなったとの記事を時々見かけます。
でもカーオーディオの師匠は設計者への冒涜でしかないと言います。その道のプロが数人がかりで考え練り上げた音を素人が部品を変えただけで良くなるはずがないと。
全くその通りだなぁと思います。
故障してしまったり老朽化で完全に抜けてしまった場合は致し方無いのでしょうが。必要最低限にとどめておきたいですね。

FM放送をSONYのHDDプレーヤーに録音してヘッドフォンで聴く。この圧縮音源やサブスク配信がメインの時代に良質のアナログ音源で楽しまれているというのは凄く贅沢ですね。昭和の文化ではなくまだ健在だったとは。しかもかなり先進、進化している。とても新鮮に感じました。

聴く音楽の幅がすごく狭い自分なのでいろんなジャンルを楽しみたいとは思っていたんですが、 FM放送は音楽との出会い、幅を広げてくれそうです。

私も最近リビングにレコードとカセットデッキとCDプレーヤー、FM AMチューナーという今の主流から外れる機材を導入しましたが、音が全く違うんですよね。濃さというのか温もりというのか決して綺麗な音ではないのですが、耳に馴染むんよね。いつまでも聴いていたい。

ここ数日朝食や夕食でラジオを流しています。映像に気を取られないせいかいつもより家族の会話が弾んでいる気がします。

高2と小6の娘二人はTV画面でyoutubeで音楽を見る(聴く)のがデフォルトです。ステレオ装置の前でかじりついていた我々世代とは違うんですね(笑)。 

(長文脱線失礼しました。)

【エムズの片割れより】
電波の妨害物が無さそうで良かったですね。
最近は、アナログが見直されているようで、LPレコードやカセットテープの復活もあるとか・・・
でも若い人は、ノイズの無い音楽が当たり前。音質は気にしていないようですね。
健闘を祈ります。

投稿: トマー | 2022年10月14日 (金) 10:23

エムズの片割れ様。こんにちは。

手配したアンテナが出品者さんの都合でキャンセルとなってしまいました。長さの関係で送料が商品より高いことが判明したとのこと。残念ですが、今は自作した室内簡易アンテナで凌いでいます。

勢いあまってTRIOのKT-7500というバリコン式チューナーを購入してしまいました。程度がかなり良く不具合らしきものはありません。
KT-880Fとは音が根本から違ってとろけるような滑らかさです。最近は家族が寝静まって小音量、部屋を暗くして、照明に癒されながら深夜便を聴くので少々寝不足です。
真空管アンプとの相性もあるのか過去に聴いた他のソースに似たものは無く唯一無二の音で感動しております。

あとはFMアンテナを購入設置するだけなんですが懐が暖かくなるまで辛抱です。

【エムズの片割れより】
当方は、KT-5500を2000年まで25年間使っていました。
KT-7500とは同じ1975年の発売のようです。
これが壊れたとき、SONYの安いチューナーを買ったのですが、その音の固さにビックリしました。
当時は、チューナーで音質が変わることなど考えもしませんでした。

投稿: トマー | 2022年10月20日 (木) 07:07

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