FMチューナーL-02Tの修理~ケンウッド白山の抜群のサービス
先に「我が最大の贅沢~30万円のFMチューナー(L-02T)を手に入れた」(ここ)という記事を書いた。
ところが、何と2~3日してその録音を聞いてビックリ。Lチャンネルの音が割れている。なぬ~~!!
このチューナーはFIXの音声出力とVARIABLEの出力の二つがあるのだが、VARIABLEの左チャンが割れている。それで仕方が無く、またもや先のKT-1100Dに引き続き、ケンウッド・サービスに修理&オーバーホールに出す事にした。(実はこれはL-02Tの“SOS”と、自分は受け取った。今まで散々働いてきたのだから、少しは休ませろよ・・・!)
今日はそのL-02T修理の顛末記である。(本当は自分用のメモだが・・・)
8月1日に横浜・白山のケンウッド・サービス 横浜サービスセンターにL-02Tを発送。音の割れの修理と同時に、前のKT-1100Dのオーバーホールの時と同じく、「消耗部品の電解コンの交換や廃止の可能性のあるICなどの交換、その他出来るだけ新品時の性能に近くなるように」オーバーホールを頼んだ。時間と金に糸目は付けない・・・。
数日後に電話したら「セットを見たが、状態は悪くない。現象(音の割れ)が出ない。夏休みがあるので少し時間が掛かる。部品は電解コンやICなど出来る限り交換する」とのこと。
音が割れるという現象が出ないということなので、確認のため、我が家に残っていた音が割れている状態の録音を、CDに焼いて送る事にした。
8月10日、ケンウッドから電話があり、「CDを聞いたが、何かバイアスが掛かっているような音に聞こえる・・。回路的には限定されたところ。基板のスルーホールの接触不良かも知れない。その辺りの部品を変えたいが、部品が無い」とのこと。
そして、8月31日にケンウッドから掛かってきた電話で「Lチャンネルの歪みの現象が出た。色々やってみたが直らない。ICの内部の故障かも知れないが、交換部品が無い。常時出ている訳ではないので、だましだまし使うしかない。しかし色々やったので、修理前に比べると音がだいぶんクリアになった」とのこと。
フト思い立ち、次の日に「こちらでも部品を探してみるので、ICの型番を教えて欲しい」と電話し、手に入らないICは「MB84066B」と「TC4007UBP」だという事が分かった。
「MB84066B」は、たまたまヤフオクに出ていたのを落札して手に入れ、「TC4007UBP」は東京の部品屋に在庫があった。それでケンウッドに直送してもらった。
そんな事で、待望の最高級FMチューナーL-02Tが、やっと“長期人間ドック”から戻ったのが先週末の9月9日。IC交換は自分が後から送った4個を含めて12個。電解コンの交換が14個。一応メーカーの太鼓判を押してもらって戻ってきたチューナーの音は安心して聞ける。
・・・と、何かノイズが増えた感じ・・・。音の世界は微妙である。ウーン、これは“プロ”に確かめなくては・・・。
早速、9月11日に修理前・後の両方の音をCDに入れてケンウッドに送った。そして今朝、電話でその試聴をケンウッドに頼んだ。そして返事が直ぐに来た。
「さっきCDが届いたので聞いてみた。確かに違いはあるようだが、感度とノイズとのバランス。その妥協点を探しながら調整している。よってこれがギリギリ。これ以上やると、ノイズが増えたり音が歪んだりするだろう」とのこと。なるほど・・・・
つまり通信機としての感度と、オーディオ機器としての音質=ノイズレベルとのトレードオフ。そのバランスが非常に難しいという。しかしこのセットの状態は合格点に近く、他に修理に来るL-02Tでも、状態が悪くて性能的にギブアップの物もある、とのこと。なるほど・・・。まあ今論じているノイズレベルは、60~70dBの話。まあ贅沢な論議だ・・・
さて残るは宿敵「マルチパス」。これは、L-02Tのマルチパスのメーターで一目瞭然。 実はL-02Tの取説に、「マルチパスは、オシロのX-Yモードで見ながら調整するのが正確」とあったので、会社から携帯型デジタルオシロを借りてきて波形を見たが、マルチパスのある信号(局)も無い信号も同じように見える。これではダメ・・。チューナーのマルチパスメーターの方が良く分かる。(写真はクリックで拡大)
このメーターで分かったことは、自分の家(八王子の北東部)では、東京タワーからの放送は全滅。メーターの振れはゼロが良いのだが、東京タワーの局はすべて1/4位振れてし まう。東京タワーから自宅までの間に、何があるのか。どこからの反射波が来るのか・・・
しかしラッキーなことに、NHK浦和局はマルチパスのメーターがあまり振れないことが分かった。しかし、この局は如何せんレベルが弱い・・。でもこれが結論らしい。
よって結論として、来週末(9月18日)に、アナログテレビは卒業してVHFのアンテナを外し、その場所に浦和に向けた8素子のFMアンテナを建てる。L-02Tには2つのアンテナ入力があるので、従来の東京タワー向けの5素子FMアンテナと、新設の浦和に向けたアンテナとを使い分けよう。地図で計算したら両者は38°向きが違う。まあ、マルチパスの多い強力な東京タワーを採るか、マルチパスは無いが弱い浦和の電波を拾うか、だな・・・・・。現在、東京が59db位だが、浦和がどの位の電界強度が得られるか・・・。勝負である・・・
来週のFMアンテナ建てで今回のドタバタ(FM放送を良い音で聞くプロジェクト?)も終わりだが、それにしてもケンウッドのサービス体制は素晴らしい。先のシンセサイザーFM/AMチューナーKT-1100Dの時も同じだったが、30年も経った製品を、未だにキチンとメンテナンスしてくれる。しかも、その都度、電話で状況を連絡してくれる親切さ・・・。
前に日立のサービスに感激した事があったが(ここ)、ケンウッドの自社製品に対するこの対応(愛情)は素晴らしい。普通は、納入後7~8年で「保守期間が終わりました」と冷たくするのが普通のメーカーの“逃げ”なのだが、30年以上経っても、出来るだけの事をしてくれる。
これほど安心して使えるメーカーの製品は、世の中広しといえどもそうはない。しかし、そのケンウッドの業績不振が言われ始めてから、だいぶん経つ。
思い出すと、学生時代、当時のトリオは自分が就職先の候補にした一つだった。そんなユニークな技術集団のケンウッド。確かにオーディオの大きな流れは絶えたが、昔オーディオに凝った自分のようなシルバー族は、まだまだ元気。いや、これからが元気・・。つまり昔のオーディオファンが数十年経って、またトリオ/ケンウッドに回帰しているのだ。大量生産とは少し違うが、これらシルバー族を相手に、何か新製品を出してくれる企画はもう今のケンウッドには無いのであろうか? 昔のトリオ/ケンウッド製品に、世の中の評価はまだまだ高い。(オークションでこのL-02Tなどは、皆で奪い合い・・・)
昔からのトリオファンとして、まさに顧客志向の鏡である“サービス体制抜群”のケンウッドの再起を祈るオールドファンではある。
*この1ヶ月半、恋人(L-02T)が居なかったので(ヨメには来たが、実家(サービス)に帰っていた)、遠い恋人について色々と“研究”してしまった。参考にその資料を下記に・・・・
(1)雑誌「ラジオ技術」1982年1月号の記事のPDFは(ここ)~10MB
・「新製品スクランブルレポート No.46“ケンウッド L-02T” 黒川晃」
・「ケンウッドFMチューナL-02Tに採用した“ノンスペクトラムIFシステム”“ノンステップ・サンプリング・ホールドMPX”の特徴 沼田幸雄 (トリオ)」
(2) L-02Tの回路図付サービスマニュアル(英文~海外モデル)のPDFは(ここ)~17MB
(2013/08/15追)~選局用インジケータランプの交換
・選局時にガサゴソという音が出るのに気が付いた。(ここ)によると、原因はバリコン軸の接触不良。紹介されていたコンタクトグリス(サンハヤトのGS-10)を手に入れて塗ると解決した。
・ヤレヤレとセットを元に戻すと、選局のランプが消えている。とうとう寿命か?それともグリースを塗る作業の振動で切れた? 同じランプは手に入らないだろうと、LEDにすることにした。しかし手持ちのLEDでは輝度が足らない・・・。20mA流して、赤色LEDを4つシリーズにしても暗い。仕方がないので、元々付いていたムギ球の同等品をヤフオクで探した。ランプの電源電圧はAC12V。すると、自動車用の14V、4mm、80mAという麦球が、@35円で出品されていたので、これを落札。同じく12V、3mm、69mAという品もあったが、寿命の点で、14V用を使うことにした。
・交換方法は簡単。前面パネルの、下3本、上2本のビスを外し、1.5mmの六角レンチでチューニング用ダイアルを外すと、前面パネルが外せる。下のボリューム用のコネクタに注意。
・ランプが付いている指針の基板を外し、リード線を新しいランプにハンダ付け。ランプのフィラメントがホルダーの中央に来るように注意。光はホルダーの中央部の穴から下方向に行く設計。
・少し暗めだが、選局には充分。LEDの場合は、出来るだけ高輝度のものをホルダーの穴から下方向に取り付けると良いかも。電源がAC12Vなので、LEDに保護用のダイオードを逆方向に取り付け、シリーズに2200Ω位の抵抗を取り付ける(ここ)。
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コメント
もうお読みになっているかと 思いますが 文春新書に 中野雄 著 丸山真男音楽の対話 同著 丸山真男人生の対話 の二著があります 政治学者として知られている 丸山は西欧音楽にも 詳しく 又再生装置にも一家言あった人だそうです 先生と故人生前に音楽対話がありましたら さぞかし話が弾んだ事と思います
【エムズの片割れより】
そうですか。そのうち時間が取れたら読んでみます。結構有名な方のようですね。
投稿: 夢見る男 | 2010年9月16日 (木) 14:23
前略 私もkt1100を修理をのぞむものですが、どこか修理をしてくれるところはありますかね。大阪のサービスセンターで部品がないとことわられてそのままです。なんとかならないかなー。みなさんよろしくおねがいします。
【エムズの片割れより】
ケンウッドサービスのFMチューナー部隊は、横須賀に移転されたようです。
http://www.kenwood.co.jp/cs/service.html
横須賀に直接電話されて事情を話し、セットを送って一度見て貰っては?
ケンウッドの特注部品で無い限り、幾ら廃止品でもNetで探せる可能性があります。
自分の場合も、ケンウッドでは手に入らない部品を、自分でNetで入手し、直接ケンウッドに送って部品交換をして貰いました。
一般では、下記で修理してくれるようですが、メーカーよりもお金は掛かるようです。
http://amp8.com/index.htm
http://amp8.com/radio/tr-tuner/tuner.htm
投稿: 佐藤太郎 | 2011年1月17日 (月) 08:31
始めまして、千葉県に在住するリュウセイと申します。
ブログを拝見して大変参考になり、KTー2020のオーバーホールの件でサービスセンターに連絡してみました。快く、症状などメモを入れて送って下さいのこと。
何しろ30年近くシステムを動かしていたわけですから、アンプは5~6年前、オーバーホールしました。
スピーカーシステム、D130(片側)も先週静岡のフジアコースティックさんより修理上がり、素晴らしい音で鳴っております。
テューナーもオーバーホールと考えました。
お陰様で、大変良い指南記事を発見して、大変嬉しく思います。それにしてもケンウッドさん中々のサービスですね!
上がってきましたら、ご報告申し上げます。
【エムズの片割れより】
昔のセットの修理を、未だに受け付けてくれるKENWOODは、大会社でない(失礼)利点ですよね。SONYなどは機械的に8年で終了・・・。
投稿: 江川 龍生 | 2012年7月21日 (土) 10:13
早速、7月23日に最寄りの南柏にある千葉SCにKT2020を持ち込みました。
オーバーホール点検ということで預けてきました。症状としては周波数ズレだったので、軽症のようでした。
診断・処置はRFトリマー及びIFコンデンサー不具合のため交換と回路を半田修生、各部点検・調整ということでした。27日に修理上がりの連絡を貰い、早速引き取りに行きました。新品同様になり、弱電波域もしっかり電波を拾い、混信もなく素晴らしい音で鳴っております。これで、また長く愛用できます。
緊急的にT-S500を導入いたしましたが、ケンウッド2020に比べると弱電波域の周波数をステレオ域で拾わないのでこれは没ですね。
本当に良い指南ブログをアップしていただいて感謝しております。
追伸:千葉SCには技術の方が在所してサービスに勤めているようです。そこで仕上がり
日数も短期間だったたのでは?
【エムズの片割れより】
それは良かったですね。前にも書きましたが、大メーカーの「メンテは8年で終わり」という型通りの姿勢に対して、KENWOODのサービスは有り難いですね。
投稿: リュウセイ | 2012年7月28日 (土) 11:21
初めまして、L-02Tの記事を探していて、当サイトを発見しました。
是非お教えを乞いたくお願いいたします。
前置きが少しばかり長くなりますが、
84年からずっと毎日聴いていますが、
少し前(と言っても数年になります)から右が切れるようになりました。
完全に切れるわけではなく、位置に依りでして、復活するときもあります。
初めからボリュームは全開で聴いていますし、
そのポジションでは暫く聴いていると復活するので、
特に、面倒ですが不自由は感じていませんでした。
ただ、最近になって記事にもあったようにチューニングダイアルのランプ切れ?か、
一切周波数メモリと赤い指針が見えなくなってしまいました。
過去にボリュームが切れたときに一度分解にトライしましたが、歯が立ちませんでした。
今回、記事の中に、上下のビスを外し、云々と見付け、やってみようと思っている次第です。
前置きは以上ですが、ココで質問をさせてください。
ボリュームと周波数ダイアルを何とかしたいのですが、
①全面パネルを外せば見えてくるのでしょうか。
②全面パネルは上下のビスを外し、チューニングダイアルを外せば前に抜けるのでしょうか。
③その際、ボリュームつまみとモノ/ステレオの切り換えつまみがありますが、
コレは前に引っ張れば抜けるのでしょうか。
④ランプですが、たまたまDC12Vのムギ球がありますが使えますか。
⑤ボリュームは特殊なモノでしょうか。
⑥出来れば、直結にしてしまおうかと思いますが、可能でしょうか。
聞きたいことは以上です。
恐縮ですがお教えいただければ幸いです。
宜しくお願いします。
【エムズの片割れより】
<ダイアルのランプ交換>
記事に書いた通りに、前面パネルを外します。VRやSWのツマミは前に引くと取れます。
ムギ球は、形状が同じであれば使えます。なるべく明るい(電流値が大きい)ものが良いと思います。
<音量用VR>
音量用のVRが、回すとガリガリいう時は、何度もVRを左右に回すと良くなります。それで、良いポイントにして、動かさない。
それでもNGの場合は、固定出力のRCA出力を使ったら如何でしょう?
回路図を見たら、直結する場合は、VRを最大にしておいて、VR用コネクタ①と②をショートする事になりますが、その状態で、もしVRを最少(左)にすると、出力ICがショート状態になり、ICが必ず壊れますので、直結は止めた方が良いと思います。
何度もVRを左右に回して、手なずけるしか無いかも。もちろん部品はもうありません。
L-02Tについては、分解した写真がいくつもアップされているので、下記HPなどを参考にして下さい。
http://amp8.net/radio/tr-tuner/kenwood/l-02t.htm
http://amp8.net/radio/tr-tuner/kenwood/l-02t-2.htm
http://amp8.net/radio/tr-tuner/kenwood/l-02t-3.htm
http://www.page.sannet.ne.jp/kokada/L02T.html
投稿: 青山住人 | 2019年11月28日 (木) 11:02
エムズの片割れ様
早速のお返事、有り難うございました。
先ず、貼っていただいたリンク、何回も見ています。
ただ、写真は開いた後の状態なので、開け方が今一つ分からないで居ます。
私も書いていただいているように全面パネル上下のビスは外しましたが、
ウンともスンとも動きませんでした。
寄せ木細工のカラクリ箱のように動かす順番などがあるのかなと思っています。
別のサイトで、「入れ込みになっているので」と在りました。
ダイアルやつまみ2個を外せばスッと抜けるのではないと思いますが、如何でしょうか。
そこら辺の感覚が聞きたいです。
また、ボリュームの直結ですが頂いた返事を読み、止めておきます。
なお、ガリではなく、切れです。
ガリは全く出ていません。
初めに左だけしか出なく、1分もしない内に右が出るようになるのが日常で、
タマに途中でも右が切れたり、
初めから両方聞こえたりと色々です。
コレはボリュームではないのでしょうか。
今一つ分かりません。
何回もしつこいですが、
全面パネルが外せれば、周波数ランプは解決可能かと思いますので、宜しくお願いいたします。
【エムズの片割れより】
今出先なのですが、「1.5mmの六角レンチでチューニング用ダイアルを外す」は実施されましたか?
ダイヤルを外すと前面パネルが取れたように記憶しています。
右チャンネルが切れる原因は、ボリュームではないと思います。多分ハンダ付け部分の接触不良でしょう。それが電源が入ったことによる熱により、繋がったり繋がらなかったり。
発振機とオシロスコープがあれば、回路図を見ながらどこで信号が途切れているかを見つけます。そして部品のリード線とプリント基板の半田付不良の箇所を、半田ゴテで再ハンダして修理。これは見た目ではよくわからないので、基板のハンダ付け部分を全部再半田してしまうこともあります。部品を手で動かして現象が出ればしめたもの。
当方も、たまに片チャンネルの音が歪み、RFアンプが原因とわかったので、RFセレクタースイッチをダイレクトにして使っています。
投稿: 青山住人 | 2019年11月29日 (金) 10:35
エムズの片割れ様
何回も有り難うございます。
チューニングダイヤルの外しはやっておりません。
そんなモノで外せるとは思っていませんでしたので。
一度やってみます。
兎に角重いので、ラックから出すだけで腰が痛くなります。
また、ボリュームよりも半田の浮きとのこと、
了解です。
確かにがりが出ているわけではなく、繋がったり切れたりします。
ただ、出ていてもフッと切れることもあります。
一度開けてみて触れば分かる範囲でナンとかやってみようと思っています。
出来なければ現状のままということにします。
周波数目盛りが全く見えないのは困りましたが、
底板だけ開いたときに見たところ、赤い線が出るプラスティックが見たので、
現在はコレを頼りに局を合わせています。
全面パネルが開けば、球の交換も出来るかも知れません。
コレも無理で在れば現状のままということにして。
なんせ、聴く局はNHK千葉とFM江戸川だけなので。
少なくとも現状で音に関する方は幸いに問題在りませんので助かっています。
何時になるか分かりませんが、兎に角その内トライしてみます。
少し時間が空くと思いますが、ご報告させていただきます。
お世話になりますが、今後とも宜しくお願いします。
【エムズの片割れより】
やはりダイヤルを外していませんでしたか・・・
自分も、ダイアルを外すまでは、ウンともスンともいいませんでしたが、ダイアルを外した途端に前面パネルが外れました。
ダイアルを外す時は、くれぐれも、六角レンチの太さにはご注意。
違うものですと、ネジを壊す可能性がありますので。
自分もNHK FM以外は聞きませんので、ランプが切れた時も、不都合は無かったのですが、やはりちゃんとした方が気分が良いようです。
投稿: 青山住人 | 2019年11月29日 (金) 14:37
エムズの片割れ様
有り難うございます。
>ダイアルを外した途端に前面パネルが外れました。
そうですか、早くやりたいです。
いざやろうとすると腰を据えなくてはならないので、
なかなかチャンスが在りません。
ところで、ボリュームとモノ/ステレオの切り換えswのつまみは引っ張ってみましたが、
結構固かったのですが、コレはただ引き抜くだけで宜しいのでしょうか。
そして肝心なことですが、
全面パネルを外せば、ダイヤルランプやボリュームは触れるのでしょうか。
ココが肝心かと。
まあ、見てみれば宜しいのでしょうが、
また側のパネルが邪魔だとか、
兎に角早いとこやってみたいです。
ワクワクしてきています。
【エムズの片割れより】
KENWOODで、たぶんまだ修理を受け付けています。
部品の交換は無理ですが、基板の半田付くらいはやって貰えると思います。
オーバーホールもかねて、一度修理に出したら如何でしょう?
そんなに費用もかかりません。2~3万円?
もしメーカーに出すなら、ヘタに分解しない(手を加えない)こと。
素人がいじった物は、メーカーは修理をいやがりますので。
(当方は、現役時代に電子機器の設計をしていました。いわゆる元プロです。
電子機器をあまりいじっていない人が修理するのは、結構大変です)
投稿: 青山 | 2019年11月29日 (金) 20:40
エムズの片割れ様
お世話になります。
ご忠告、有り難うございました。
確かに素人が簡単に手を出せるような代物ではないですよね。
その辺りは良く分かります。
ただ、今回出ている不具合は二つとも何とか手を出せる範疇かなと思っています。
ボリュームの切れもご指摘いただいたように半田の浮きを見ていけば済みそうだし、
ダイヤルランプも見えさえすれば交換可能かと。
実際に前パネルを外して何処までが見えるか、
そもそも前パネルが外せるかが100%と思っています。
もし、前パネルを外せなかったり、外せても見えなかったりなら、現状維持とするつもりです。
何ら音楽が聴けないわけではありませんので、十分我慢出来ます。
そんなわけで折角ご忠告いただいたのに聞かずに申し訳在りませんが、その内実行したいと思っています。
また宜しくお願いします。
投稿: 青山 | 2019年11月30日 (土) 10:12
エムズの片割れ様
お世話になります。
本日やってみました。
箱開け、コレまでにもやっていましたが、
どうやら長い年月でビッシリ張り付いていたみたいです。
本日、コレしか無いと思い、「エイ、やっ」とやってみたらスッと動きました。
ということで、お教えのとおり、上蓋が開き、
前面パネルは外せました。
して、ボリュームとダイアル照明のランプですが、
ボリュームは半田の盛り直しで復活しました。
ハネスを開けるところまではやらず、
ボリュームブロックの半田だけで復活しました。
ダイアルランプは手を付けませんでした。
ランプが入っているブロックがチューニングダイアルの糸に接着剤で固定されていたため、
これを取り出すにはかなり分解しなければと見えたためです。
ランプについては下から覗けば合わせられるので、面倒なだけで我慢出来ます。
ということで、
お陰様で一件落着、ということになりました。
大変お世話になりました。
今後とも宜しくお願いいたします。
試聴しましたが、たいそうご機嫌に鳴っています。
【エムズの片割れより】
それはそれは・・・
お疲れさまでした。
発売当時からお使いとは、ベテランですね。
当方、現役時代は、機種を探す余裕もありませんでした。
投稿: 青山 | 2019年12月 4日 (水) 20:31
エムズの片割れ様
結局、ランプ交換もやってしまいました。
使った球は、昔、バイクのポジションインジケーターを作った時に使ったウエッジ球が余っていましたのでそれを使いました。
入っていたランプとは比べモノにならないくらい大きく、ランプブロックから遙かにはみ出しました。
そんなわけで、基板から線を抜き、球に半田付けして、ビニールテープでグルグル巻きにしてブロックに一体化させました。
フィラメントにはビニールが当たらないようにしましたが、長い時間聴いていれば溶けるかも知れないと思いながら。
使ったウエッジ球はDC12V用なので、AC12Vではそれ程暑くならないと思いまして。
して結果ですが、一応赤い線が出ました。
ただ、前述のAC:DCの違いで光量が少ない上に、テープを巻いてあるので光も遮られ、お情け程度です。
まあ、屈んで眼を凝らせば充分見えるので我慢です。
チャンとした球を使って元通りにも出来そうですが、やっかいなことは程々にしたいと思っています。
ということで、
お陰様で全てが完了、ご機嫌な環境となりました。
お世話になりました。
【エムズの片割れより】
とりあえず一段落ですね。
お疲れさまでした。
投稿: 青山 | 2019年12月 6日 (金) 20:40