チケット争奪記で敗北~年末ベートーヴェン全交響曲連続演奏会2010
昨年の大晦日に、「来年の大晦日はベートーヴェンを聞きに行くぞ!と宣言した」という記事を書いた。(ここ)
今年は、チケットの発売当日に買うぞ、と思ってサイトを開いてビックリ。
「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2010 世界的巨匠ロリン・マゼールが満を持して登場! 80歳で挑む初の“振るマラソン”」(ここ)
ロリン・マゼールが登場するせいか、チケットの値段の高いこと・・・。昨年まで(ここ)2千円のD席は7千円、5千円だったC席は1万4千円、1万円だったB席は2万1千円、1万5千円のA席は2万8千円、2万円のS席は3万5千円。今回は別に10万円のプラチナ席もあるという。
この値上がりの比率が面白い。D席350%、C席350%、B席210%、A席187%、S席175%という具合に、逆累進だ。まあ、確かに2千円は安かったが・・・。
そして今日、このチケットの争奪戦が、予想よりも遙かに厳しいことを体験してしまった。
サイト(ここ)に、「チケットぴあ」の先行発売が“取扱い6月18日(金)10:00~20日(日)23:30”とあったので、満を持して当日10時前から電話。すると最初から話中でかからない。数分後、やっとつながったと思ったら、D席、C席は完売。
そして今日10時からの「一般発売」。今度は、電話だとつながらないで終わってしまうので、カミさんと二手に分かれて、それぞれローソンのチケット販売機からチャレンジする事にした。10時前からボタンを押し続ける。・・と最初の画面でD席は「完売」、C席は?・・「完売」、B席2万1千円は取れるが、止めた・・・・・。2カ所のローソンからアクセスしたが、まったく同じように完敗・・・。
チケットの争奪戦はかなりのもの。乗り物のチケットも含めて、最初の数秒・・、瞬時に終わってしまう。これは“運”だけか??
もともと安いD席、C席は、設定数が非常に少ないのでは??・・・ナンテ勘ぐってしまう。(チケットの種類の所に、席ごとに「D席は計**席、C席は計**席・・」、という表示があれば、数が少ない席は“取れなくても仕方がないか・・・”と諦められるのだが、そんな表示は見たことがない)
まあ今年は、ロリン・マゼールなので、人気があるのだろうが、自分は指揮者なんてどうでも良いので、安くて落ち着いたコンサートがいいな・・
でも今回、二つのメリットがあった。
一つは、今年の大晦日も(特にイベントは無いので)こころ穏やかに過ごせそう・・・。もう一つは、blogネタを与えてくれた・・・(トホホ・・・)
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コメント
エムズの片割れ様へ
私も最近の演奏会のチケットの値段の高いのには驚いています。70年も昔の神童の指揮するベートーベェンなんか聞くのはやめましょう。
【エムズの片割れより】
なかなか手厳しい・・・。実は自分も、前に聞きに行った小椋佳やブルコメのコンサートで、あまりナマの魅力を感じなくなりました。これはトシのせいかも知れませんが・・・
投稿: wolfy | 2010年6月26日 (土) 13:39