童謡「砂山」~新潟・護国神社の「砂山の碑」
五月連休に新潟に旅したが、その時に新潟市内にある護国寺に寄った。ナビで近くまで 行ったが、駐車場が分からず、神社の周りをぐるぐる回ってしまった。
境内は、護国というだけあって、至る所に戦死者の慰霊塔が建っている。戊辰戦争から太平洋戦争までの新潟県関係の戦死者を祀っているという。
広い境内、そして松の林は、海からの風を受けて、皆陸に向かって傾いている。
しかし神社内は閑散・・。(写真はクリックで拡大)
境内に北原白秋の碑があると聞き、行ってみた。白秋の碑には「砂山」の詩が掘られていた。そして隣の解説文にはこうある・・・
「・・・この「砂山」は、白秋が創作童謡に力を入れていた頃、新潟の砂浜をうたったもので、白秋の代表的な童謡となっています。
大正11年に新潟市での童謡音楽会に招待された白秋は、子どもたちの歓迎を受けたのち夕刻、寄居浜に足をのばしたと言います。
暮れかかる日本海、砂浜、松林という新潟海岸の情景は、九州に生まれ育った白秋に大きな感銘を与え、小田原に帰ったのちこれを詩にして新潟の子どもたちに贈ったものが「砂山」の詩であると言われています。中山晋平と山田耕筰が、この詩にそれぞれ曲をつけ、今では誰もが知っている童謡となっています・・・・」
<伊藤京子の「砂山」~山田耕筰:作曲>
<タンポポ児童合唱団の「砂山」~中山晋平:作曲>
「砂山」
作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰/中山晋平海は荒海 向うは佐渡よ
すずめ啼け啼け もう日はくれた
みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ暮れりや砂山 汐鳴りばかり
すずめちりぢり また風荒れる
みんなちりぢり もう誰も見えぬかえろかえろよ 茱萸(ぐみ)原わけて
すずめさよなら さよなら あした
海よさよなら さよなら あした
ふと「予科練鎮魂之碑」というのに気が付いた。実はこの歌は子供の時から縁がある。高校が霞ヶ浦の近くにあったので、高校の時に「今日も飛ぶ飛ぶ 霞ヶ浦にゃ・・」と応援歌の代わりによく歌ったもの。でも内容は・・・・。歌詞は書かないが、ついでに・・・
<霧島昇・波平暁男の「若鷲の歌」>
この日(2010年4月30日)の行程は、新潟駅-イタリア軒「花嫁人形の碑(ここ)」-護国神社「砂山の碑」-新潟ふるさと村-明楽寺-弥彦温泉(お宿だいろく)であった。「新潟ふるさと村」という道の駅は規模が大きく、ビックリ。ついでに写真を幾つか・・・
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コメント
一瞬 私の書いたブログと錯覚致しましたほど
同じ思いでした
Facebook「https://www.facebook.com/michio.ohira」掲載させて戴きました。
宜敷お願い致します。
【エムズの片割れより】
それはそれは・・・
投稿: 大平達郎 | 2015年4月 1日 (水) 10:26