ブルー・コメッツの「雨の赤坂」~コンサートのチケットを買った・・
今日、買い物に近くのショッピングセンターに行ったのだが、その側の市民会館の前を通 ったら「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」というポスター!
どうせジャッキー吉川以外は、知らないメンバーだろう・・・と思ったが、カミさんに煽られて、車を停めてからゆっくりとポスターを見に行った。そうしたら「オリジナルメンバーによるオリジナル企画!ほかでは滅多に見られないコンサート。ぜひご来場ください」とある。
これは見逃せない・・・、とその場でチケットを買ってしまった・・・。売り場の人に聞いたら、昨日発売になったという。座席表を見ると、前の方から中央部が埋まっている。でも中央ではないが、まあまあの席が取れた。
「今頃珍しいですね?」と聞くと、前に大田区でやった時に好評だったので、企画されたと言っていた。(ここ)
ブルー・コメッツは1972年に解散したのち、井上忠夫が亡くなったのを機に2002年に再結成したとか・・。テレビでは何度か見かけたが、まさかホールでコンサートとはビックリ・・・。
昔々、景気が良かった頃、会社で秋の社員招待の催し物があり、有楽町駅前の昔の日劇に行ったとき、前座としてブールー・コメッツのホンモノを見た事があるが、それ以来だ。ワイルドワンズとの競演なのだが、まあ半分は歌うだろう・・・。
学生時代に本当に良く聞いたブルー・コメッツ。そのLPの中でも一番お世話になったLPが「ベスト・オブ・ブルー・コメッツ」(1968年12月25日発売)という盤。そのB面の最初の曲が「雨の赤坂」だった。 この歌はしっとりとしていて好きだった。
<ブルー・コメッツの「雨の赤坂」>
「雨の赤坂」
作詩:橋本 淳
作曲:三原綱木小雨にしずむ 赤坂を
あなたとふたり 歩いたね
すねて泣いてた かわいい嘘が
わかれ話の はじめとは
赤坂 赤坂 ぼくはかなしいひとつの傘で 坂道を
いくどもふたり 歩いたね
消えてしまった 幸せだから
すぎた思い出 さがすのさ
赤坂 赤坂 今夜はひとりあなたと逢った 赤坂で
うしろ姿の 愛をみた
さよならしたら もう二度とは
足音さえも かえらない
赤坂 赤坂 ぼくは泣きたい
ふとメンバーの年齢を調べてみた。すると、ジャッキー吉川とベースの高橋健二が71歳、オルガンの小田啓義が70歳、そして一番若いギターの三原綱木が64歳だという。前にテレビで、演奏を終わったジャッキー吉川が「疲れた~」と言っていたが(ここ)、良く分かる・・・。
来年3月13日のコンサートが楽しみ。でも、たぶん皆声が出なかったりかすれたり、飛んだりするだろう。でも我々もトシ・・・・。歌詞を間違えようが誰も非難なんかしない。“頑張れ~!頑張れ!”と声援を送るだけ。我々だってもう枯れてしまったので、“シルバーブルコメ”には暖かいのだ・・・・。ことによると、一人くらい病欠が出るかも? 井上が欠場なので、それだけはカンベンして欲しいが・・・
これからはリタイアした団塊の世代が大挙して街に繰り出して行く・・。だから、還暦過ぎ世代がもう一度青春時代を思い出せるような、このような企画が今後増えていくのかも知れない。
そしてそれらが意外と大盛況だったりして・・・。それが“団塊世代パワー”なのさ・・・・
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