ジョニー・ディアフィールドの「悲しき少年兵」
今日はちょっと毛色の変わった歌・・。
ジョニー・ディアフィールドの「悲しき少年兵 Lonely Soldier Boy」という歌を聞いたことがあるだろうか?若い人は無理だが、たぶん60歳以上の世代ならピンと来るだろう。
<ジョニー・ディアフィールドの「悲しき少年兵」>
この歌は1961年のヒットというから昭和36年、まさに自分が中学2年の時だ。前にも書いたが、なぜかこの頃は横文字のヒット曲がラジオから流れ、勉強しながら良く聞いていた・・・・。
その中で、“Lonely, Lonely, Lonely Soldier Boy, Lonely, Lonely, Lonely Soldier Boy ・・・・
・・・・・Goodbye My Darlin! Goodbye.“という歌は、何かさびしげで心に滲みた。(当時から既に横文字が嫌いな自分は、何を歌っている歌か良く分からなかったが・・・・)
Netで見ていたら、この頃のベスト20が載っていた。どの曲も聞き覚えがある。毎週、順位が上がった下がったと、ラジオで放送していたっけ・・・。
<1961年の年間ベスト20>(出典はここ)
1位 太陽がいっぱい (サウンドトラック盤)
2位 峠の幌馬車 (ビリー・ヴォーンOrch.)
3位 悲しき少年兵 (ジョニー・ディアフィールド)
4位 コーヒールンバ (ウーゴ・ブランコOrch.)(ここ)
5位 遥かなるアラモ (ブラザーズ・フォー)
6位 カレンダー・ガール(ニール・セダカ)(ここ)
7位 悲しき街角 (デル・シャノン)
8位 栄光への脱出 (パット・ブーン)
9位 黒い傷痕のブルース(アンリドパリOrch.)
10位 アラスカ魂 (ジョニー・ホートン)
・・・・・
しかし不思議なもので、この頃(1960年~1963年頃)の曲はほとんど知っている。しかし、1964年になると、段々少なくなって、この頃以降の曲はほとんど知らない。
ご多分に漏れず、高校のときはビートルズ世代。でも自分はあまりビートルズを聞かなかった。しかし当時はやった「海外文通」では、必ず相手はビートルズを聞いていた。Netで確認すると、ビートルズが活躍していたのは1962~1970年だという。高校・大学の頃だ。
自分が1964年頃以降の曲を聞いていないのは、たぶん高校に入っての「受験勉強」の圧力に屈して聞く時間が持てなかったのだろう。一杯一杯の生活だったので・・・・
何度も書いているが、最近の歌はJ-POPと称するそうで、我々シルバー世代にはとうてい理解できない。先日もカミさんと息子と富士山中湖の保養所に行ったとき、カラオケルームを占領したまでは良いのだが、息子が歌う歌の旋律が理解できない・・。とても音楽の旋律になっていない。何かヘンだ。和音的にもおかしいよな・・・と、カミさんに言うと、何と息子と一緒に歌い出すではないか・・・。60近いバアさんがダゼ!!?
まあ我々オジサンは、逆に多分若い人には理解できないであろうこんな懐かしのポップスを、ありがたがって聞くのが一番似合っているのだろう。何とも平和な話題である・・・。
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コメント
「悲しき少年兵」を久しぶりに聴きました。懐かしいですね。文章から察すると、「エムズの片割れ」さんは私より一つお若いようですね。多分、その翌年だったと思いますが、
ジョン・レイトンの「霧の中のジョニー」(John Leyton "Johnny remember me")と言うのもありましたね。
投稿: 三田村嘉夫 | 2009年12月12日 (土) 11:21
三田村さん
まあこの歌をご存知だというだけで、年齢が分かるというもの・・・
昔のポピュラー音楽も聞く機会がめっきり無くなりました。でも自分はこの手の音楽は、それ以降はあまり縁がありませんでした。
投稿: エムズの片割れ | 2009年12月12日 (土) 21:49