2009年の男女平等度指数 ベスト10
先日の日経新聞に「09年の男女平等度指数」なるものが載っていた。「ベスト10」好きの当サイトゆえ、見てみようか・・・
曰く・・・
「09年の男女平等度指数 日本上昇・・・でも75位
世界経済フォーラム(WEF)は27日、世界134カ国の男女平等度を指数化した2009年の「ジェンダー・ギャップ指数」を発表した。総合ランキングはアイスランドが前年より3つ順位を上げて首位に立った。2位はフィンランド、3位はノルウェーで、北欧諸国が引き続き上位を占めた。日本は前年の98位から75位に上昇した。
アイスランドは教育面での男女差別が皆無で、高等教育は女性が逆に優位にあるという。女性閣僚が多く、政治参加も各国に比べて進んでいると評価された。
日本は政府や企業で女性幹部が増えたほか、「サービス業などで専門家や技術者が活躍し始めた」(WEF)。ただ政治参加の遅れや男女の賃金格差が響き、全調査対象国の中では依然として下位にある。WEFは世界各国の政治指導者や企業経営者が集まるダボス会議の主催団体。(ジュネーブ=藤田剛)」(2009/10/28付け日経新聞より)
なおこの指数は(1)経済への参画・機会、(2)教育機会、(3)健康や寿命、(4)政治への関与・権限、という4大分野について、134カ国・地域の男女格差を分析しているという。
<男女平等度の順位(カッコ内は昨年順位)>
①(4)アイスランド
②(2)フィンランド
③(1)ノルウェー
④(3)スウェーデン
⑤(5)ニュージーランド
⑥(22)南アフリカ
⑦(7)デンマーク
⑧(8)アイルランド
⑨(6)フィリピン
⑩(16)レソト
⑮英国
31)米国
51)ロシア
60)中国
75)日本
114)インド
115)韓国
134)イエメン
常識的に連想してみると、このランキングは結構違和感がある。まず「レソト」って何だ?調べてみると、レソトとは南アフリカの中にポツンとある人口200万人の内陸国。1966年に英国から独立したという。いやはや聞いたことの無い国が何と多いことか・・・(自分が地理を勉強した40~50年前は、どの国でもだいたい何処にあるか分かったのだが、その後の独立国は知らないな・・・)
それにビックリは南アフリカ。つい15年前までアパルトヘイトの国だったのに・・・。
中国が日本より男女平等なのは分かる気がする。インドが下の方なのも・・・。でも韓国がワースト20に入るとは、少し意外。日本を席巻している先進工業国なのに・・・
いやはや「思い込み」というのは困ったものだ。
話はとんでもない所に飛ぶが、先日会社の近くの床屋に行った。1300円のつもりで「カットだけ」と刈ってもらったのだが・・・(写真はクリックで拡大)
「2300円です」
「エッ?外に1300円と書いてあったけど?」
(慣れた様子で・・)「アレは2です」
「エッ?2300円と書いてあったの?」・・・・
この看板、自分はてっきり「1300円」と思い込んだのだが、「2300円」と読むのだそうだ・・・
いつも行く駅前の「カットだけ」が1000円なので、てっきり1300円と思い込んだ自分がアホ?
癪に障るので次に日に写真を撮ってしまった。カミさんに見せると「まあ2と読めなくもないね・・・」
我々のフィーリングと、データによる解析とは、とかく別の答えが出るもの。でも、もし家庭毎の男女平等度をはかったら、“我が家”は韓国並みの下位の順位になるだろう。世のリタイア・サラリーマンの家庭と同じく、女性が絶対権力を握っている男女不平等のために・・・。 トホホ・・
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コメント
こんばんわ
興味深い指数です。
働いていたころのことを考えると
女性との格差がそうそう縮まるとは思いませんが、
米英と比べると低すぎますね。
>女性が絶対権力を握っている
我が家も正にこれですね。
床屋の奥方の見解いつになく楽しいです。
投稿: 小父さん | 2009年10月31日 (土) 00:26