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2009年9月22日 (火)

東京富士美術館に行った・・

Image03641 連休も今日は4日目。何の予定もないのもツマらないので、今日はどこかに行くことにした。買い物以外だと公園か?いや、(カミさんの発案で)お手軽に近くの美術館にしよう・・ということになり、車で数分の東京富士美術館(ここ)に行ってみた。近いものの、意外と行く機会はなく、自分は2回目だろうか・・・(写真はクリックで拡大)

800円の入場料を払うと、100円で「ミュージアムiPodガイド」を貸してくれるというので借りた。まさにiPodで、画面上の絵のマークをチョイ押しして選ぶとレシーバーから案内が聞こえる。全部聞くと60分というが、選んで聞いた。
今日は休日というのに、展示室はガラガラ。「西洋絵画コレクション」という常設展示だけだったせいか、出るまでに見学者は10人も見なかった。どの展示室もほとんど自分たちだけの貸し切り状態・・・。
フト隣でデジカメを撮っている人がいる。注意書きを見たら「撮影は係員までご相談下さい」とある。それで係の人に聞くと、チラシに印があるのもは撮影不可だがそれ以外はOKという。不可の作品は新しいものが主のため、全7展示室中5展示室はOKだった。それで気に入った作品を撮ってきたというわけ・・・。日本の美術館で堂々と撮影が出来る所も珍しいのでは?

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今日の西洋絵画で一番気になったのが、下の2枚。「鏡の前の装い」という作品は、1877年のルージェロンという人の作。隣の「シルクのソファー」という少女の絵も、実に子供らしいリアリティだった。(大きな声では言えないが、自分は全くの美術オンチなので・・・)

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続いて見たのが「日本・東洋美術の名品」。ビックリしたのが浮世絵。葛飾北斎の「富嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次」のホンモノが各10点展示されていた。この美術館には両作品ともシリーズの全部が揃っているとか・・・。
数年前に、国立博物館だったかで「富嶽三十六景」の作品展があり、行った事がある。あまりに混んでいて作品に近付けない。それに意外と作品が小さくてガッカリした事があった。そのホンモノが、全作品ではないものの、ごく普通に展示してある・・・。

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そして圧巻は「源平合戦図屏風」。近付いて見ると実に繊細。非常に細かいところも手を抜かずに書いてある。その他、陶磁器や漆器などの展示もあった。

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今日は、小一時間の見学だったが、まあ見応えはあったかな?
しかし、さすがに設備は立派。トイレを初め、至る所がキレイ・・。 iPodのガイド機もなかなかの優れもの・・。
ここも、特別展示があると混雑するのだろうが、自分は特別な展示は無くても、今日のように空いている時にゆっくりと見学する方が良いな・・。次回はいつかは分からないが、家から近いだけに、また来る機会もあろう。
このようにして何も無い5連休は過ぎて行くのである。

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