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2009年8月 3日 (月)

韓国TVドラマ「ホジュン」が終ってしまった

今日、BS11で放送中だった韓国TVドラマ「ホジュン~宮廷医官への道これ)」が終ってしまった。
前に「韓国ドラマ「ホジュン」が面白い・・(ここ)」という記事を書いてから3ヶ月弱。とうとう今日が最終回だった・・・・。

感想は・・・・?
やはりハッピーエンドで良かった。まあ最初から分かってはいたが、さんざん嫌がらせを受けた競争相手のユ・ドジが、担当の王子を死なせて牢獄に入れられ、医官の身分が消えかかったとき、ホジュンが王様の治療のチャンスをドジに与え、名誉の復活を遂げさせたが、それを機にドジが今まで自分が嫉妬心から嫌がらせをしてきた事を詫びるシーンがあったが、それなど、ハッピーエンドの冴えたるもの。
でも最後まで、ホジュンが自分の名誉のためではなく、宮廷の権力争いにも巻き込まれず、庶民の治療に力を注ぐ姿勢は、見ていてすがすがしかった。逆に、私利私欲に溺れて、政敵を陥れることばかり考えている奸臣の策略は、幾らドラマとはいえ、見ていて心が悪くなる・・・。でも結局は悪人がすべて淘汰されたので、まあ問題は無いのだが・・・・

そして最後のシーンは、昔の師匠の医院での庶民相手の医師に戻り活動するが、「疫病で庶民が飢えているのに、自分だけ食べられない」と、まさに自己犠牲の最期を迎えてしまう・・・・。その死の手には、しっかりと“鍼”が握られていた・・・・
そしてラストシーンでは、ホジュンに片想いをしていたイェジンが登場し、ホジュンの墓参りをする。その時の医女との会話でドラマは終るが、そのセリフが泣ける・・・

「内医女様 誰のお墓ですか?」
「私が一生胸に想い、尊敬している方よ」
「何をされた方ですか?」
「医員様よ。その方は、大地の中を流れる水のような方だった。太陽の下で名を誇って生きるのはさほど難しくない。難しいのは、誰にも気づかれず、乾いた人の心を潤すことよ。
あの方はそんな方だったわ。心の底から病人を愛する心医だった」
「内医女様、その方は内医女様を愛していたんですか?」
「それは・・・私にもわからないわ。私が死んで土に葬られ、流れる水となって出会ったら―― その時は―― その時は必ず尋ねてみるわ」・・・・・

・・・とまあ、ヒットするだけの事はあるな・・と思うドラマではあった。
このドラマでいつも気になったのは“鍼”。何かあると、すぐに脈をみて鍼を打つ。それで病人は息を吹き返す・・・。鍼を打つ場所は、腕だったり、唇だったり、指だったり・・・。
確かに化学合成の薬品が無かった頃は、薬草と鍼だけが頼りなのだが・・・

話は変わるが、実は自分も五十肩の治療で毎週(土)に鍼治療に通っている(ここ)。もう10回を超えたが、鍼は何とも不思議な世界・・・。痛い右肩だけでなく、うなじや足にも鍼を打つ。その鍼のお陰か、自分の五十肩もこの4~5日、随分良くなってきた。右手に力が入るようになってきた。「治るまでに少なくても半年」と言われてきたが、自分の場合はもう5ヶ月だが、もしかしたら、あと少しで治るかも・・・? これも鍼のお陰??
鍼屋さん(←鍼の先生の事を我が家ではこう呼ぶ)に、「韓国ドラマで鍼を打つシーンがあるが、打って直ぐに抜くが、しばらく置いておいた方が良いのか?」と聞いたら、中国・広州出身の鍼屋さんは、「あれは見せるためだから」とそっけない。
まあテレビドラマの鍼治療と、自分の鍼治療がダブったここ数ヶ月ではあった。

ともあれ、65回に亘る「ホジュン」が終ってしまった・・・。“見なければいけない”韓国歴史ドラマは、あと「商道(サンド)」を残すだけとなった。この再放送はいつ行われるか、良くウォッチしておけなければ・・・

ひとり言⇒「ホジュンが終わったので、自分の五十肩も一緒に終わってくれないかな~~」
「モシ モーシ! ホジュンが終わっちゃったよ~! 五十肩さん、聞いてるか~??」

(関連記事)
韓国ドラマ「ホジュン」が面白い・・
五十肩~初めての鍼(はり)治療

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