「自動車はガソリン無ければタダの箱」
昨日と今日、一泊二日で、カミさんと一緒に、お袋の米寿祝いに温泉に行ってきた。昨日は、自宅から東京を抜けて茨城の実家に寄り、今年88歳になったお袋を乗せて、一路常磐道を北に・・・・。行き先は、映画「フラガール」で有名になった「スパリゾートハワイアンズ(1990年までは“常磐ハワイアンセンター”)」。(まあこの話は後でゆっくりと・・・)
今日の帰りは、日立に寄って「吉田正記念館」に寄り、夕方、2009年7月9日に開業した「あみプレミアム・アウトレット」に寄り道して、やっと家に着いた・・・
詳しくは別に書くとして、帰り道に「ガス欠」でヒヤリとしたので、今日はその話から・・・
常磐道から東京を抜けて中央道に向かうには、都心を抜ける昔からのルートと、2年前に開通した「中央環状線」で小菅JKTから池袋、新宿に抜けるルートがある。今日は、八潮を過ぎて、さてどうしようかと迷ったが、渋滞の表示板も良く読み取れないまま、池袋方面の環状線にハンドルを切った。都心ルートが今夜どの位混んでいたか分からないが、少なくても環状線はNGだった。中央環状線に入るや、断続的な渋滞。そして「池袋-永福70分」との掲示。まあ慌てても仕方が無い、とのんびり構えたのは良かったが、新宿手前の山の手トンネル内で渋滞している時、ガソリンタンクのエンプティランプがチカチカしているのに気が付いた。自分は「家まで40K・・・。何とか着けるかな?」と思ったが、隣のカミさんがパニック・・・。(カミさんはいつも、エンプティランプが点くと精神不安定になるので、点灯と同時にスタンドに直行・・・が常・・)
まず、音楽を消す。エアコンを切る。ヘッドライトを消す・・・。そして、車を超低消費モードに・・・
それからは、エアコンスイッチを「大丈夫だから・・」と自分が付けると、カミさんが直ぐに消す・・、の繰り返し。自分は考えた・・。70分も山の手トンネルで渋滞・・とすると、家まで届かないかも知れないな・・・・。もし届かなかったらどうなる・・?100Kで走っていてガス欠になるとどのような状態になるのだろう・・? 急にエンジンブレーキが掛かる?・・とすると、ブレーキランプ無しなので、後続車に追突されるかも・・・。これはヤバイ・・・
そして、山の手トンネルから西新宿JKTで中央高速に乗るとき、何と車線は狭い一車線。故障者を寄せる路側帯も無い。この上り坂でガス欠したら、“単なる一個人の不注意で、環状線が止まってしまう・・”と想像したらゾッ!! 東名高速が先日の地震による陥没で不通・・・という事件が頭に浮かぶ・・・
結局、“どうせ高速を降りるなら、直ぐに降りよう”と判断。気が付いてから25分後、次の幡ヶ谷で降りる。下界は笹塚。直ぐにガソリンスタンドを探すため、混んでいる20号線を避けて横道に・・。たまたま止まっていた車の人に聞くと、直ぐ近くのスタンドを教えてくれた。そこで給油してホッと一息・・・、というバカバカしいお話・・・
しかし、今回のミニ旅行では、“運転は慎重に・・・”とは思ったが、給油についてはすっかり頭から抜けていた・・・。今回は二日で580Kを走ったが、幾ら満タンで出発しても、無謀・・・。
今回は、もしかすると家まで届いたかも知れない。(Netで調べてみると、どの車も高速道路で50Kは走れるようにしてあるとか。それに従って、給油所を設置してあるという) でも今回は、渋滞の状況も加味して最悪を考え、せっかくの高速から降りて給油するしかなかった・・。高速道路でのガス欠は、何よりも他人に迷惑を掛けてしまう。そしてSOSを出して、助けが来るまで暑いトンネルの中で何時間待つのだろう?とか、これらは金銭の問題どころではない・・・
しかし良い薬にはなった。真夏のトンネルの中での渋滞中に、エアコンを止めるととうなるか・・・。普通には経験できない経験をした・・。
まあ、これらの“ドジ”も“トシ”から来ているのかも知れないな・・・。そして、こうして“身の程を知って”段々と車に対して慎重になって行くのかもね・・・(以上、オソマツさまでした・・・)
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