「創業が古い都内企業」ベスト10
今朝の日経新聞に「創業が古い都内企業」ベスト10が載っていた。“ベスト10”が好きな当ブログはついその話に触れたくなる・・・・。曰く・・・
<創業が古い都内企業(宗教法人を除く)>
商号 (所在地) 創業 主な事業内容
①虎屋 (港区) 1241年創業 和菓子の製造販売
②塩瀬総本家 (中央区) 1349年創業 生菓子製造販売
③西川産業 (中央区) 1566年創業 寝具類卸売り
③西川 (中央区)1566年創業 寝具小売り
⑤ミヤザキ (豊島区) 1575年創業 食品添加物の卸売り
⑥学校法人立正大学学園(品川区)1580年創業 大学
⑦メルクロス (中央区) 1585年創業 砂糖の卸売り
⑧松井建設 (中央区) 1586年創業 建築工事業
⑨住友金属鉱山 (港区) 1590年創業 鉱業
⑨伊場仙 (中央区) 1590年創業 扇子・うちわの製造販売
「創業100年超す企業2377社
信用調査会社の東京商工リサーチは12日、創業100年を超えた都内企業(宗教法人や学校法人を含む)が5月時点で2377社に上るとの調査結果を発表した。全国47都道府県で最も多く、2位の大阪(1168社)の2倍以上となった。
商工リサーチの企業データベースから1908年(明治41年)以前に創業した企業を抽出した。宗教法人(43社)を含めると都内最古は628年創業の浅草寺。宗教法人を除外したランキングでは起源が鎌倉時代にさかのぼる和菓子の製造販売、虎屋(東京・港)が最も古かった。
2位の塩瀬総本家(東京・中央)とともに、京都の和菓子作りが起源のメーカーだ。
100年企業を創業年代別に見ると、最も多いのが明治時代で1999社と全体の84%を占める。中でも明治30年代が698社と多い。次いで江戸時代が349社。
業種別の構成は卸売り・小売りが41%と最も多く、次いで製造業(24%)、建設業(7%)の順となる。所在地別では中央区(20%)、千代田区(13%)、台東区(10%)の順だった。」(日経新聞2009/8/13 P27より)
また全国で見ると、100歳以上の企業は2万1066社で、日本最古の企業は飛鳥時代に設立された寺社建築の金剛組(大阪市)で1431歳だという。金剛組は西暦578年の創業で、聖徳太子が四天王寺建立のため百済から招いた宮大工が始祖とのこと。
ところで、“我が家の創業”はいったい何時頃なのだろう?
自分は子供のときから親父とはほとんど口を利かなかったが、親父が晩年になってようやく話をするようになった。その中で、我が家の家系図を作ったことがある。「俺が死ぬと、誰も知っている人が居なくなるぞ・・・」という親父の言葉で、口頭で親戚の名前や関係を聞き、関係の図を作った。そして仏壇の過去帳を頼りに、出来る限りの生年月日と亡くなった日を入れてみた。父と母の両方をさかのぼって書いてみたが、でもせいぜい曾祖父母止まりで、年代的には「明治38年没」が一番古い記録だった。
一方、親戚といっても会う機会がほとんど無いのが現状・・。以前は親父の法事で、何とか集まる機会を作ってきたが、みな段々とトシを取り、集まること自体がしんどくなっている。まさに「寄る年波には勝てぬ」だ・・・。
「命連綿」という歌があったが(ここ)、お盆を前に、妙に家族や親戚、故郷・・・を思い出してしまうこの頃である。
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