特別な日の外食~「うなぎ藤田」
どの家にも“特別な日”に行く食事の場所はあるものだ。我が家は豊田の「うなぎ藤田」(ここ)。
今日は、まあ特別な日と言うわけでもないが、カミさんとこの「うなぎ藤田」に行った。案の定、7時前に行ったのだが満席状態・・・。食べた「うなぎ定食(花) 」(3800円)がこれ。(写真はクリックで拡大)
自分がこの店を知ったのは古い。新入社員の頃、自分は工場にいたが、調理師の免許を持ったグルメの営業さんがいて、新人の自分を連れて行ってくれた。それ以来の付き合いなので、もう40年になる。
この店は、いわゆる弟子を育てる仕組みがあるらしく、奥の席に座った時は、調理場から師匠(?)が弟子を叱る声が聞こえたものだ。店の場所は完全な住宅街。周りに店は一軒もない。なぜこんな場所に店を作ったのか分からないが、最近は国道20号線のバイパスが開通したので、この国道からは非常に近くなった。それと、いつも駐車場に困っていたが、今日行ったら周囲に大分借り上げ駐車場が増えていた。
この店に来ると、いつも「高いだけのことはある・・・」とカミさんと話す。何でもそうだが、高い安いは満足度で決まる。高くても自分が満足すれば高いとは思わない。逆に幾ら安くても、満足しなければ安くはない。その点、この店の満足度は高いと思う。でも高いのであまり行かない。だから我が家では“特別な日”のための店なのである。(まあカミさんは、九州の息子が帰ってきた時も“特別な日”にしてあるらしいが・・・)
しかし、うなぎ一つをとっても店の評価は、人によって千差万別。ウチが友人に勧めた店も、必ずしも高評価とは限らない。逆に、勧められた店に我々が行っても、二度と行かない店も多い。それぞれの家の好みの問題なので、色々あって当然・・・。
我が家の近所に、かなり有名らしい「フランス家庭料理」の店がある。犬の散歩で前を通るたびにカミさんと話す。「もし我が家に可愛いヨメさんが来てくれたら、最初に家に来た時、まずこの店に連れて行こう・・・」。だからこの店には行かない。“その時”のために大事に取ってあるのだ。(でも“そんな日”は永久に来ないような予感がする・・・・)
我が家の“大事な食事場所”のひとコマではある。
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