我が家に「中古本の図書館?」が出現・・・・
我が家に「中古本の図書館」が出現したぞ・・・・。
我々サラリーマンがリタイアすると行く場所がなくなり、また本を買う金も無くなるので、図書館が初老のオジサンの溜まり場になるというが、“たぶん自分もそうなるな・・”と思っていた。
フト思った。いつも兄貴が「持って行け!」と“押し付ける”(自分が読み終わった)本を、これから黙って貰おうかと・・・。それで宣言した。「これからはどんな本でも貰うぞ!図書館に行って本を借りるより、自分の手元にあって選ぶものひとつの方法だから・・・」
そうしたら、兄貴が早速自分の本を整理し出したらしく、何とダンボール10箱ほどが次々と送られてきた。
途中で「これは暴力である!」と言ったら、少しブレーキが掛かったものの、「古本屋に売っても1冊10円位なので持って行くだけ疲れる」とか、「もっと送っても良いか?」と言うので、「もう破れっかぶれだ。幾らでも送って来い。子供の部屋が空いているので、スペース的に問題は無い。捨てるのはこっちでやる」と言ったら、今までの数十年間にたまった本が送られてきた・・・・というワケ。
たまった段ボール箱を、先日の日曜日に、空いている子供部屋で整理を始めた。居間にあった(買い替えのため不要になった)本箱を子供部屋に持ち込み、そこに入れることにした。 先ず、作家別に五十音順に分けた。メジャーで本の高さを大まかに測ってみると何と8m以上・・・。本箱に前後2列に並べないととても入らない事が分かった。(写真は、作家の五十音別に分け、半分を本箱に入れた後の積上げた状態~写真はクリックで拡大)
次に文庫本。これも作家別に五十音順で・・・・。そして新書・・・・。そして本箱にとにかく押し込んだ後の「我が家の中古図書館」がこの写真・・。
何? 蔵書はって? 単行本321冊、新書31冊、文庫本179冊、それに(将棋キチの)息子用の将棋の本が41冊。しめて572冊の“(暴力!)図書館”ではある。
確かに買おうと思っていたが躊躇していた本もある。でも全部読むと・・ナンテは考えていない。普通の本箱3つ分の“ミニ図書館”である。図書館の本を全部読もうナンテ考える人はいない。同じように、ここから気分によって選ぶことにするのだ・・・
カミさんが言う。本はなかなか人にあげられない。本は人それぞれの思想があるため、それを他人にあげようとすると、“そんな本を読んでいるのか・・・”と思われかねない。だから兄弟間以外ではなかなか許されないこと・・・、と。
話は飛ぶが、先日イオンモールに買い物に行ったついでに「本屋に寄ろう」と言ったら、カミさんが「もう本を買う必要はないでしょう?」と言いやがる。この反応は予想外・・・。確かに時間つぶしのための本は出来た・・。でも本屋ってそんなものではないでしょう・・・?
まあ600冊の本の重みに潰されないように、適当に処分も考えて行きましょう・・・・
(本来、なるべく“こんな本”に頼らないように(=他にすることがあるように)しないといけないのだが・・・)
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コメント
「愛と死をみつめて」のような実話。
武者小路実篤のような人生論、
詩集等ばかりなので、本を捨てた事は殆どありません。
図書館で良かった本は本屋さんで買って来て本棚に置いていたのですが、
今は図書館にはぜんぜん行ってません。
視力は弱くなり集中力も無くなり、年に数冊と少なくなりました。
投稿: なち | 2009年6月16日 (火) 13:05