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2009年2月14日 (土)

blogを本にした

自分は昔から「自分の本」が好きだった。だから会社でも、仕事上での「本」を作ったりした事があった。でも作家でも無い限り、または素人でも俳人などの作品を生み出す人でない限り、“自分の本”というのもは作れない。なぜか・・? コンテンツが無いから・・・

Img_22921 でもblogの時代になって、「本を作る」という夢が実現できるようになってきた。
今日、当blogの4冊目の本が届いた。 「エムズの片割れ(4)」である。(写真はクリックで拡大)
最初に「エムズの片割れ(1)」作ったのが、2007年12月だった。「ココログ出版(ここ)」というPRがあり、1冊から「ココログ」を本にしてくれるというので、カラーの上製本を1冊とモノクロの無線綴じ1冊を頼んでみた。出来上がったのを見て、高価だが“やはり写真はカラーでなくては・・・”と思って、だいたいスタイルが決まった。それ以来、半年毎に本にしてきた。それで今日届いたのが、2008年7月~12月までの「エムズの片割れ(4)」(440頁)というわけ。(なお「ココログ出版」で本に出来るのは、.“cocologで作ったblog”だけ)

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目次、記事は上の写真のようだが、自分のように写真が少なくて文字が多いblogは、もったいない。でも写真はモノクロでは物足りない・・・・。唯一不満なのが、一つの記事での写真掲載が“5枚に制限”されていること。だから6枚目以降の写真が無効になってしまう。でもこれも段々改善されて行くのだろう・・・。

Img_22891 一緒に作ったカミさんのblog「エムスのひとり言(ここ)」は、写真が多いため、綺麗・・・・・。しかも表紙のデザインが上品で、カミさんは世界で一冊しか無い自分の本を見て、大喜び・・! 本の薄さも程よい。何せ、自分の本は、あまりに記事のボリュームが多くて、製本の厚さの限度ギリギリらしい。

しかし、やはり自分の書いたものが本として残るのはこの上なく嬉しいものだ。何か遺産を作ったような感じもして・・・。
でも問題は、この本を誰も読んでくれないという事実・・・・。しかし自分は一人だけ読者を見つけた。何の事はない、自分のお袋である・・・。いつだったか、田舎に行ったときにお袋に見せたら「読みたい」というので置いてきた。そしたら意外な反応・・・。後日電話が掛かってきて、「これは面白い。ようやくお前のことが分かった。考えてみると、高校を出た時から離れていたので、分からなかったが、この本を読んで初めてお前というのもが分かった・・・・」と言う。
確かに幾ら息子でも、田舎に帰ったとしてもホンの一瞬。何を考えているかなど、分からないのは良く分かる・・・・。
還暦が近くなってから、このblogを書き始めたが、予想外の反応があった訳で、これもblogの効用かも・・・
たまたま明日、田舎に行く事になっているので、唯一(1)~(3)を読んでくれたお袋に「(4)が出来たぞ」と持って行くつもりだ。もう90歳に近いお袋だが、(5)(6)・・・と、お互い元気で、引き続き「唯一の読者」で“あり続ける”ことを、祈りたいもの。

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コメント

久々のコメントですが、いつも楽しく拝読させて頂いてます♪
NO4・blog製本おめでとう御座います。
素晴らしい親孝行にもなってステキですねェ~!
私も、書籍化狙って有料blogに切り替え写真も増やしました~♪
片割れさんみたいに記事UPが無いので、どこで区切ろうか目下、悩みですが~・・・

投稿: 花舞 | 2009年2月15日 (日) 08:35

今はお母様お一人が愛読者でいらっしゃるかもしれませんが、その内お子さん達の宝物になりますね。毎日「エムズの片割れ」を拝読させていただいている我々も愛読者にかわりありませんよね(v^ー゜)ヤッタネ!!

投稿: 乙丸朝子 | 2009年2月15日 (日) 09:22

花舞さん

親孝行というより、「ナゾの息子が、何を考えているのか少し理解できた・・」程度です。
本にすると、得体の知れないフワフワしたものが物体になった感じで、安心できますよ。

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乙丸さん

そうですよね。こんな書き殴りでも、誰かがどこかで読んでくれている・・・。ありがたいことですよね~。

投稿: エムズの片割れ | 2009年2月16日 (月) 23:12

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