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2009年1月 7日 (水)

NHK特集「大黄河」の再放送が始まった

昨日(2009/1/6)から、NHK BS2の「蔵出し劇場」で、「大黄河」の再放送が始まった(ここ
NHK特集「大黄河」は、「シルクロード」に続く日中共同取材のドキュメンタリーで、1986年4月から翌年3月まで10回シリーズで放送されたもの。(詳細はここ

久しぶりに見た「大黄河」。昔のオリジナルの放送は、もちろんVHSテープには録ってある。しかし取り出して見たことは無い。まあ、いつものパターンだ。緒形拳のナレータ、宗次郎のオカリナのテーマ・・・。
23年も前の番組となると、断片的にしか覚えていない。しかしテーマソングだけはCDを買い集めた事もあり馴染みだ。

第1集「遥かなる河源に立つ」を改めて見たが、当時の中国は実にのどか・・・。まあ取材地が中国の辺境の地ということもあるが、少数民族の厳しい高地での生活は慎ましい。
これら遊牧民の生活は、改革開放の影響も受けずに意外と今も変わっていないのかも知れない。

この「大黄河」は、「シルクロード」に次いで自分には印象深い。何故だろう?と考えてみると、やはり音楽だ。「シルクロード」の喜多郎にはかなわないが、この番組で知った宗次郎も、何枚かCDを買った。オカリナという楽器も、これで知った。しかし構造的にも何と素朴で優しい音色だろう・・・。逆に、構造が単純なだけに、作曲も演奏も難しいのだろう。

先日、ウワサのオカリナを、初めて目にして触ってみたが、やはり何とも難しい楽器だ。音は出るものの、曲にならない。オカリナにバカにされてしまった。これは、もう少し本気になってやらなければ音楽にならない。“サンデー毎日”になってから本気になってやってみようか・・。
ところで、“オカリナ”とはイタリア語で「ガチョウの子」という意味だそうだ。宗次郎はこの単純な楽器で、実に優しい音楽を作り出す・・・。

ともあれ、NHKが昔の名番組を再放送してくれるのはありがたい。毎週(火)の夜、というのも見ていてテンポがよい。そういえば「海のシルクロード」というのもあったっけ。これも引き続き再放送を期待することにしようか・・・。もちろん今回は全てDVDに落としておこう。
・ ・・という訳で、宗次郎の「大黄河」のテーマを聞いてみよう。

<NHK特集「大黄河」のテーマ~宗次郎>

(関連記事)

NHK特集「シルクロード-2」がアンコール放送される

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コメント

新年好!
本年も宜しく御願い致します。
久々に聞いた「大黄河」・・・私のオカリナのルーツだったと思います。
管を替えて演奏すると又、違った趣の曲になるのも魅力です♪
「サンデー毎日」~とおっしゃらずに今から音出しの基礎トレだけでもオススメですよ~♪
ドレミ・・・を、一音ずつロングトーンの練習だけでも、お腹がペッチャンコ(腹式呼吸)になるまで~是非、チャレンジ下さいませ~♪

投稿: 花舞 | 2009年1月 8日 (木) 08:18

おはようございます。
左様でしたか、大黄河の再放送が始まりましたか、私も毎回楽しみに見ていました、私の住む県境の山間に住んでい宗次郎さんのオカリナで、幾度、胸の痞えがとれたことか、名曲の調べにのって今とは違う公害や我欲のない時代の中国の風景と人々が、なんともさわやかに感じられた番組でした、また懐かしく拝見します。

投稿: かとれあ | 2009年1月 8日 (木) 11:03

花舞さん

単純な楽器ほど奥が深くて難しい・・と、しみじみ思いました。指によって音程が変わってしまったり・・・。それを操れるとは素晴らしい・・・

========
かとれあ さん

最近、毎年のように中国に行っていますが(今年は西安?)、大都会とテレビに出てくる地方との落差の大きさは、日本に居ては想像できませんでした。しかし地方の素朴さは「ブータン」の質素さを思い出させます。同じように「幸福」であれば良いのですが・・・

投稿: エムズの片割れ | 2009年1月 9日 (金) 21:39

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