カッチーニの「アヴェ・マリア」色々
今日は、“世の中は”クリスマス・イヴだという。我々オジサンには、全くと言って良いほど関係ないけど・・・。
クリスマスらしい音楽というと、自分はなぜか「アヴェ・マリア」だ。前にカッチーニのアヴェ・マリアについて書いた(ここ)。(=ジュルイオ・カッチーニ Giulio Caccini (1551-1618))
この曲について、他の音源を探したら幾つが出てきたので、今日は「カッチーニのアヴェ・マリアの色々・・・」である。
前にも紹介したレスリー・ギャレットの名唱を、まず挙げておく。
<カッチーニ作曲:「アヴェ・マリア」>
~レスリー・ギャレット(sp)
次に本田美奈子の歌だが、実に美しい声だが、なぜか伴奏が現代的・・・・
<本田美奈子:カッチーニ「アヴェ・マリア」>
次に、ヴォーカルアンサンブルによる歌である。何とも不思議な世界を醸し出す。
<ヴォーチ・アルモニケ:カッチーニ「アヴェ・マリア」>
ハープによる演奏もある。竹松舞の演奏で聞いてみよう。
<竹松舞(hp):カッチーニ「アヴェ・マリア」>
ところで、“アヴェ・マリア”って何だろう?と調べてみると・・・
歌詞の意味はこのようなものだという。
「アヴェ・マリア 慈悲深きかたよ 汝に幸せを 聖母よ あなたの胎内におられるのは主イエス われら罪人のために罪なき者のために祈りたまえ いまも また死を迎えるときも どうかお恵みをくださいますよう」
そして「アヴェ・マリア」は、新約聖書のルカ伝1章28~42節のなかで、天使がマリアに受胎告知したときの言葉にもとづく祈祷文を歌詞にして、古くからローマ・カトリック教会のさまざまな典礼で歌われてきた聖母賛歌だという。
「マリア」という女性の名前は、旧約聖書では1人、新約聖書では6人が記録されており、いずれのマリアも、感謝と、愛と、知恵と、信頼を受け、信仰と神の愛に生きたすばらしい女性たちだが、この「アヴェ・マリア」で歌われているマリアは、処女であって母であるという、女性の一番神聖な二つの側面をもつ聖母マリアであるという。(CDの解説文より)
まあオジサンもこんな歌を聞いて、少しはクリスマスの気分に浸るとしようか・・・
(2016/12/24訂正)
★カッチーニのアヴェ・マリアの作曲者はヴァヴィロフ。(ここ)
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コメント
私もレスリーギャレットのCD持っています。
素敵な曲ですね。札幌は昨日雪が30~40センチ降り積もり雪かきの為今日は腰と腕が痛いです。千歳空港も午前中は全便欠航のようでした。大雪が降りしきる中、雷が鳴り、稲妻が走りました。このような体験は初めてで驚きましたヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
投稿: 乙丸朝子 | 2008年12月27日 (土) 09:27
乙丸さん
そうですか。CD持っていますか・・
今日、新宿に買い物に行きましたが、伊勢丹もどこも、人が少ないのにビックリ。不況の影響ですかね・・・。
でも天気だけは快晴。東京は、この一週間晴れが続くとのこと。
投稿: エムズの片割れ | 2008年12月28日 (日) 22:30