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2008年12月27日 (土)

今日は仕事納め・・・・

今日は、今年の仕事納め。今年は珍しく、カレンダーの配列から(年末年始を連休にするために)今日の土曜日が定時出勤日となった。今まで、休日出勤をすることはあっても、日常と同じ時間帯に出勤することは無かったので、珍しく平日と休日との差を経験することになった。

まあ予想内だが、バス・電車の時刻表がまず違う。当然通勤する人の数が違うので、電車・バスの本数が少ないのは分かる。しかし、我々遠距離通勤のサラリーマンにとって、一番の関心事は「座れるかどうか」。特に今朝は寒かった。-3℃。だからホームで、隣の始発駅発の“座れる電車”を待つこともしたくない・・。ところがラッキーなことに、直ぐに来た特別快速電車に、(いつもは到底座れないが)今日は空席が幾つかあったのでホッ。(サラリーマンの得意のゲームは「椅子取りゲーム」って知っている?隣の立川駅で毎朝繰り返される“お嬢さん”と初老の“オジサン”のお尻がぶつかる椅子取りゲーム・・・。ポカポカと暖かい椅子に座ってウトウトしながら通勤出来るか、それとも立って吊革にしがみついて通勤するか、の違い・・・。そこにはもうメンツなど無いのである・・)
結果、いつもより20分も早く東京駅に到着。山手線に乗って、サーテ、コーヒー・・・と思うと、駅のショップが皆閉まっている。でも行きつけのパン屋は開いていたので、これもラッキー。ここでゆっくりと、いつもの出動時間まで時間を潰して地下鉄へ。少し油断したが、これも平日は一本おきにある直通電車が無い・・。仕方が無いので、途中の乗換駅で別の電車に乗り換えて何とか会社に着いた。それが始業3分前。
「あまり遅いので心配したよ」なんて同僚に言われたりして・・・。(今日は、年に数度しか無い“フレックス無し日”なので・・・)
まあ毒にも薬にもならないどうでも良い話だが、同じ時間帯の駅の風景が、休日は激変する様子を見た。

“激変”といえば、この数ヶ月の世界経済の激変振りは、一体何なんだ?・・・
(上の話と全く関係ないが)昨日の日経にこんな記事があった・・・
「・・・「まさか相関係数が一に近付くとは」。富国生命保険の桜井祐記取締役は今秋の想定外の金融市場の動きに困惑した。これは日本株、外国株、商品などが同じような値動きをし、リスク抑制の基本手段である分散投資の効果が得られなくなったことを意味する。
金融危機で投資家のリスク管理は根本から揺らいだ。金融機関はバリュー・アット・リスク(VaR)と呼ばれる統計的手法で株、債券などの損失可能性を予測し、資産配分している。1978年~2007年の30年間の日経平均株価の値動きを前提に計算すれば、1日で5%以上動く可能性は1万分の1以下。これを「無視しうる頻度」と判断して、見合った資金を投じていく手法だ。・・・
・・・・
10月16日の日経平均株価の下落率(11.4%)について、発生確率を予測すると、その発生確率は124京年(京は兆の1万倍)に1回という天文学的数字となった。・・・」(日経2008/12/26 P13から)

グリーンスパンさんが、先日23日の米下院の公聴会で、今回の金融危機について「100年に1度の津波」と発言したらしいが、どうしてどうして、今の事態は天文学的な確率での発生という試算もあるようだ。

予想し得ない事態には、まあ体の力を抜いて、なるがまま・・・。自然に身を任せるしかないよね。
あと数日で今年も終るが、来年も“椅子取りゲーム”だけは頑張るぞ!(今日は、我ながら締まらない話・・・)

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