「CEATEC JAPAN 2008(エレクトロニクス展)」に行った
今日は秋晴れだったので(?)、幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2008(シーテック・ジャパン=最先端IT・エレクトロニクス総合展)」に行ってきた。3年ぶりだろうか・・・(なお、写真はすべて携帯電話のカメラ。だから画質は良くない)
もちろん目当てはデジタル家電。でも、展示は各社、薄型ハイビジョンテレビ一色。でも各社、ポイントは絞っている。東芝は「高解像度」。得意の半導体技術(セル)を使ったマルチ画面・・・。でもこれは要らないな・・・。しかし高解像度技術は面白かった。地上デジタルの解像度を、独自技術でフルハイビジョンに補完するのだという。まあ確かに繊細にはなっているが・・・
SONYはもっぱら「薄型」。薄さ9.9ミリをPR。それに有機ELテレビは、0.3ミリの試作品。これは薄型というより、もはや「シートテレビ」だ。いやはや時代は進んだものだ。それと、4倍速(240コマ)というのも面白い。しかし良く見ると、普通の60コマを倍速の120コマにしたときの改善度に比べると、その2倍(240コマ)にしても大幅改善にはなっていない。ちょっとだけ・・
一番混んでいたのがパナソニック(旧松下電器)のブース。昨日から社名が変わったせいか、力が入っているようで、ブースは大賑わい。混んでいて中に入れない位。なかでも、ブルーレイレコーダの、ハイビジョンの長時間録画の画面比較をしていて、どこが弱点かを教えてくれていた。なるほど長時間モードだとエッジはきたない。でも素人目には分からないか・・?
そのPanaに対して、SONY、日立、三菱、シャープのブースの空いていること・・・。ブースのなかはスイスイ・・。よって、混んでいたのはPanaだけ?
しかしこんな展示を見ると、また自分の中の「ムシ」が“うごめき”出す・・・。自分の部屋にも、薄型ハイビジョンTVが欲しいな・・・と。今のブラウン管のハイビジョンTVを、薄型に買い換えるか? でもまだ映っているし・・・。贅沢だよ・・・。でも、その位いいじゃない? ・・・ナンテ心が騒ぐ・・・
しかし、日進月歩の技術も、もはや飽和状態のような気がする。画質も、以前の富士山がエベレストになるほどの違いの改善技術ではなく、エベレストと2位のK2を比較・改善しているようだ。もう、そこまで行ったのなら良いじゃないか・・・ナンテ。
話は変わるが、もう20年も前、エレクトロニクスショー(このシーテックの前身)で見た「デジタル(処理)テレビ」のキレイさに惚れて、高い金を出してそれと同じテレビを買ったら、会場で見た画面と違う・・・。色々と聞いてみると、会場にあるのは、メーカの技術者がピッカピカに調整したもの。だから一般売りの製品とは違う・・・、という。
それ以来、展示品はそれなりの眼で見るようにはなった。でも、こうして一堂に会して画像比較が出来るのはありがたい。ああ、ムシが騒ぐな~・・・・(本当に欲しくなってきたぞ・・)
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