3D(立体)映画「センター・オブ・ジ・アース」を見る
本日(2008/10/25)公開の映画「センター・オブ・ジ・アース」(ここ)を見た。これはなかなか面白い・・・・
数ヶ月前、(旧日産自動車村山工場跡地の)「イオンモールむさし村山ミュー」(ここ)に行った際に、吹き抜けに「3Dメガネをかけて飛び出す、地底探検」という垂れ幕に気が付いた。
カミさんと、これは面白そうなので、その内に見に行こうか・・と話していた。それを昨夜、フト思い出してネットで見たら、予約が出来る、とある。それで中央の特等席を予約をして、公開初日の今日、見てきたという訳。(いつも行く、MOVIX昭島は予約が無料なのに、予約料が2人で200円は高い。しかも50割が無い・・・。でも並ばなくて席が取れるので、まあ良いか・・・)
話題性がある映画なので、やはり席はほぼ満席。子どもが多いだろうと思ったが、そうでもなかった。入り口で例のメガネをもらう。予告編の3Dアニメもなかなかの迫力。映画が始まると、周囲の子どもが「来るぞ、来るぞ・・・。来た~」と叫ぶ。立体映画の始まりだ・・・
自分は、今までも何度か3Dをイベントで見た事はある。しかし、本格的な3Dの劇映画は初めて。ジュール・ヴェルヌの「地底探検」が原作で、ストーリーは単純。でもなかなか面白い。人食い植物、恐竜、ジェットコースターなどなど、立体映画の面白さは随所に・・・。(もちろん、①真っ暗な地底で、なぜこんなに明るく周囲が見渡せる? ②あんなに大きな恐竜が、地底の砂漠で何を食って生きている? ③大海原に暴風雨・・・。大気の影響の無い地底で、なぜこんな気象現象? ④何十年も経った地下の発電設備が、なぜスイッチを入れたら動く?・・・ナンテ考えてはダメ。“荒唐無稽”こそが面白いのだから・・・)
(大きな声では言えないが)映画の初めの方で、ヨーヨーをやっていた主人公が「あぶない!」と叫んだと思ったら、糸の切れたヨーヨーがこっちに飛んでくる! ハッと、頭をよけてしまった!(チェッ!やられた! 周囲をそって見て恥ずかしくなった・・)
しかし(愛用の)MOVIX昭島では、いつもガラガラなので潰れるのを心配しているが、シネコンでこんなに人が入った映画を見るのは久しぶり。この映画は、メガネをかけるのと、目が疲れるので老人には不人気かも知れないが、若者には評判になるだろう。今まで万博のようなイベントでしか見ることが出来なかったのが2千円でみられる。またお土産にメガネももらえる。もらっても仕方が無いが・・・
しかし、全ては「付加価値」。そして、もちろん映画はドラマ・・。何を訴えるか・・・・。重たいテーマの映画などでは、3Dなどは確かに“邪魔”。しかし、家族が楽しむ娯楽映画では、このような訴え方もある。まさに一時を楽しむ「娯楽」の世界では・・・・。
この「センター・オブ・ジ・アース」は、米国では、700館で3D上映され、日本では55館で3D上映されるという。3D映画を上映するには、場合によって1スクリーンあたり数千万円の設備投資が必要となるらしいので、どこまで普及するかは分からないが、このような「付加価値」で集客するのも方法だろう。
帰りに、喉が渇いたので(いつも混んでいて並んだ事がなかった)アイスクリーム屋に並んでみた。そして、なぜ何時も混んでいるかが分かった。注文により、色々な種類のアイスをブレンドして、栗やイチゴなどを混ぜてくれる。よって注文ごとの「付加価値」が付いたアイスだったのだ。
何でも「普通」では面白くない。“何か”が付いてこそ価値が高まるというもの。自分にその“何か”があるとは到底思えないけどネ・・・・・
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