吉田兄弟の「津軽三味線」の妙技
今日は、津軽三味線の吉田兄弟である。(HPはここ) 吉田兄弟は、1999年のデビュー以来、伝統楽器の津軽三味線を現代にマッチさせ、数々のオリジナル曲を発表している。まさにロック?
<吉田兄弟「百花繚乱」>
<吉田兄弟「マドゥルガータ」>
これ以降は残念ながら聞いていないが、NHK hiでも吉田兄弟のコンサートが放送されたらしい。この兄弟は、公式HP(ここ)にもあるように、1977年と1979年生まれというから、今31歳と28歳。この録音当時は24歳と22歳。1999年の国内デビューに続き、2003年に全米デビュー。「伝統」と「革新」を掲げて、もう10年の活躍である。
しかし“「伝統」と「革新」”というキャッチフレーズはなかなか良い。この演奏を聞くと、まさに伝統楽器が見事に現代に生きている。
一度生演奏を聞いてみたいと思ってHPを覗いたが、日本での公演の予定は良く分からない。
前に、雅楽楽器を現代音楽で蘇らせた東儀秀樹をTVで見たが、それに比べて吉田兄弟はものすごく派手。まあこれは楽器の種類にもよるのだろうが・・・
しかし両者とも、伝統楽器をまず自分のものにして(完璧な演奏)、それから革新している。これが素晴らしい・・・
先日辞任した北の海前理事長ではないが、伝統の上に胡坐をかくのは楽。しかしそれから、色々な“しがらみ”を棄てて革新させるのは難しい。(今度の新首相はどうだろう?)
しかし、今日野茂を超えて17勝目を挙げたメジャーの松坂投手と同じく、この吉田兄弟や喜多郎のように日本のミュージシャンが世界に出て、多くの人に感動を与えるのは、日本人として実に誇らしい。
我々のような“一般ピープル”には、世界に誇れるものなど何も無いので、このような“世界を相手に活躍”の話を聞くと、元気を貰えるよね・・・
●メモ:カウント~18万
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コメント
吉田兄弟の音楽ってすごいです。どうしてあんなにすごいのかしら。才能。努力。地元の応援?
投稿: ふじたん | 2011年2月12日 (土) 16:19