我が家の最長老家電「松下電工の腋毛剃り器」33才~付加価値を考える
実は、本日(08/6/1)は当blogの2歳の誕生日なのである。最近は、まさに「備忘録」になってきた。何か思い出すと、blogにメモしている感じ・・・
このようなblogが、いつまでネット上で存在し得るかは分からないが、色々と想像すると楽しい・・・・。例えば、自分の子孫がもし存在したとすると、「100年前はこんな歌があったんだって・・」ナンテ言いながらこのblogを読んでいる・・・。な~んて考えると、楽しいよね・・・
(まあ当家の場合は、ヨメさんが見付からないので、その可能性は限りなくゼロに近いが・・・)
という訳で、今日は「寿命」の話。
世の中の家電製品の寿命というのは、どの位が平均なのだろう?法律では、生産打ち切り後7年間は保守部品を供給する事になっているが、・・・・
自分の持っている家電での最長老は、パイオニアのC-77というプリアンプ。1976年だからもう32年で、未だに現役だ。それに同時期に買った英QUADのメインアンプも同じ年だ。 しかしタッチの差での1位は、カミさんの嫁入り道具(=結婚前から持っていたという意)の一つであった「松下電工の腋毛剃り器(松下電工製シェーバー「ラブラブ」ES163)」である。1975年以来使っているので、もう33年だ。
機能は単純。乾電池でモータが回るだけの仕組みだが、それがなかなかと壊れない。まあ毎日使うものではないが、いつの頃からか、未だに現役なので「スゴイ!」という事になって、今日取り上げたというわけ。
何に対しても、「費用対効果」という考え方がある。この製品の場合、買ったときは、たぶん高くても2千円位だろう。2000円÷33年÷12ヶ月=5円。つまりこのシェーバーの「使用料」は、「1カ月当たり 5円」という事になる。
それに引き換え、先日壊れたブラウン管のハイビジョンTVは02年2月に13万円で購入した。それが08年3月に壊れたので、6年1カ月で13万円という事になる。とすると、130,000円÷6年1カ月=1780円。TVなので毎日見る。よって1日だと60円。まあ安い方か??
建てて20年経った「家」は、月に2.5万円(金利含まず)・・・・。前乗っていたチェイサーという車は、月に1.8万円か・・・・。
しかし一番価値があったのは、何と言っても03年4月に左下奥歯に入れた3本のインプラント(ここ)。もうあれから5年か・・・・。90万円を5年で割っても月1.5万円。20年持つとすると、月に4千円弱、1日では120円だ。これで毎日の“入れ歯の違和感”から開放されるのであれば、とてつもなく安い。
・・とまあ、考えているとこの議論は底無し沼に入るので、この辺で止めておくが、物を買うという事は、それが生み出してくれる“価値”を買うこと。
一方、「旅行」のように、その価値を金銭では評価しきれないものもある。それに「時間」の価値も人・時期によってさまざま。人生の活動期には時間単価は高いし、引退後は安い。自分も還暦を過ぎて、近い将来「毎日が日曜日」になった時、自分のその「時間」を高価なものにする為に、そろそろ何をするか考えなければいけない時期なのだが・・・・
ともあれ、blogは「さて今日は何を書くかな・・」と、日常の生活が“意識的”になる事だけは確かだ。これは俳人も同じらしい。
こんなblogを勝手気ままに書くことによって、健忘症?の発症が遅れれば、それはそれで良いではないか。
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(メモ)
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