映画「ある愛の詩」のサントラ≠「雨で思い出す映画ベスト10」
明日から6月。早いもので、そろそろ梅雨である。
今日(08/5/31)の日経朝刊(P s3)に「雨で思い出す映画」という記事があった。そこに「雨で思い出す映画ベスト10」が載っていた。これは、1年間に3回以上映画館に行く人1000人を対象に、インターネットで「雨で思い出す映画」を最大3つ挙げてもらって、その得票数でランキングしたのだという。有効回答は724。結果は、・・・・
<雨で思い出す映画ベスト10>
①「雨に唄えば」(1952年 米国) 300
②「シェルブールの雨傘」(1964年 フランス) 153
③「黒い雨」(1989年 日本) 98
④「ブラック・レイン」(1989年 米国) 78
⑤「レインマン」(1988年 米国) 69
⑥「雨あがる」(1999年 日本) 55
⑦「七人の侍」(1954年 日本) 44
⑧「ショーシャンクの空に」(1994年 米国) 33
⑨「いま、会いにゆきます」(2004年 日本) 31
⑩「となりのトトロ」(1988年 日本) 30
実は、自分には珍しく、これらの映画は結構見ている。①③と④は確実に見ていない。⑩も多分見ていない。でも、それ以外は見ている。
思い出すと、兄貴に「映画を見ろ」と誘われたのが03年である。定年後に時間が出来た時、昔の名画はそれぞれ見る価値があるので、楽しめるという話。なるほど・・、と「ぴあ シネマクラブ」という分厚い映画辞典を買ったのが、03年7月。当時は色々と研究?して、TVから録画したり・・・。でも長続きはしていないな。でも、もう少し落ち着いてからゆっくり見ようと思っている。
という訳で、「このうちのサントラを・・・」と言いたいのだが、今日は「ある愛の詩」なのである。昔の映画のうち、1970年の映画「ある愛の詩」のサントラは、何とも哀愁があって良い曲だった。映画そのものには、あまり感激しなかったが・・・
この曲は、イージーリスニングの楽団も数多く演奏しているが、やはりオリジナルサントラが一番良い。少し聞いてみよう。(この記事とは全く関係が無いが、まあ昔の映画のサントラ・・・・ということで ⇒だからタイトルが“映画「ある愛の詩」のサントラ“≠”「雨で思い出す映画ベスト10」”なのである。つまり「イコールではない」という意)
<映画「ある愛の詩」のサントラ>
この曲は、フランシス・レイの作曲で、1970年のアカデミー作曲賞を受賞している。
いまこの曲を、改めて聞いてみると、曲は意外と単調である。このサントラ盤では、ほぼ同じ旋律を、楽器を変えて6回繰り返している“だけ”である。
これは、単調な毎日(旋律)でも、毎日の行い(楽器)を色々と考えて(変えて)過ごせば、価値が出る(賞を受ける)という事か・・?(←このオチはかなりムリがあるな・・・。以上、MP3プレヤーの後の文は、カミさんの「唐突に終わっている」という評を受けて、後から書き加えたもの・・・)
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コメント
「ある愛の詩」「シェルブールの雨傘」の曲は大好きで、よくピアノで弾いていたんです。
亡き母が、私の演奏を喜んで聴いてくれていたことを今思い出しました。
「雨あがる」は山本周五郎原作の小説の映画化でしたよね。
山本周五郎の小説は19、20才の頃に殆どの作品を夢中で読みました。自分の中で登場人物をイメージしながら読んでいたものですから、映画化には全く興味が持てませんでした。
「さぶ」なども映画化されていますが、思い入れが強く、好きな小説ほど映画化して欲しくない気持ちが強いです。単なる我が侭ですね。
投稿: 桐壺 | 2008年6月 1日 (日) 01:05
ちょっとご無沙汰しています。
桐壺さんのコメントで思い出しました。「さぶ」は昔現松本幸四郎(栄吉役)と現中村吉右衛門(さぶ役)の芝居を三度も観てしまいました。昔は芝居、映画によく行ったものですが最近はとんと。特にハリウッドのお子さまランチには呆れるばかり。
投稿: なんだかんだ | 2008年6月 1日 (日) 09:51
桐壺 さん
確かに、小説のイメージが映画で崩される事は良くあります。
それだけに、自分で大切に思う作品は、映画などで見ないほうが良いようです。
自分も、最近では「嫌われ松子の一生」は映画では見たくありませんでした。
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なんだかんだ さん
ハリウッドのお子さまランチとは、辛辣な・・・。でもその通りかも?
やはり観客動員数を追った結果なのでしょうか?
投稿: エムズの片割れ | 2008年6月 1日 (日) 13:21