石橋正次の「夜明けの停車場」
昭和47年(1972年)に石橋正次が歌った「夜明けの停車場」という歌がある。 先日、NHKラジオ深夜便で毎月放送している五木寛之の「わが人生の歌語り」でも、当時の代表曲として紹介されていた。
この曲を聞くと、学生時代に一人北の方へ旅した情景を思い出す。期末試験を終わった開放感から、どこかに行こうとしているホームの自分の姿・・・・
でもこの曲のジャケットのメモを見ると、買ったのがS47-5-31とある。とすると、もう卒業してサラリーマンになっている。
なぜホームの自分の姿と、この歌がダブるのか分からないが、まあ単純にこの曲名に惑わされた結果だろう。懐かしいこの曲を聞いてみよう。
<石橋正次「夜明けの停車場」>
「夜明けの停車場」
作詞:丹古晴已
作曲:叶 弦大
歌 :石橋正次1)夜明けの停車場に ふる雨はつめたい
涙をかみしめて さよなら告げる
きらいでもないのに なぜか
別れたくないの なぜか
ひとりで旅に出る 俺は悪い奴
だからぬれていないで 早くお帰り
君には罪はない 罪はないんだよ2)ひと駅過ぎるたび かなしみは深まる
こんなに愛してて さびしいことさ
きらいでもないのに なぜか
別れたくないのに なぜか
しあわせ捨ててゆく 俺がわからない
だから遠くなるほど 胸がいたむよ
君には罪はない 罪はないんだよ
先日、同じくNHKラジオ深夜便「人生“私”流「夫婦で歩く旅を楽しむ」カントリーウォーカー…山浦正昭」(08/4/28)という番組で、ユースホステルの話があった。
まさに昔は、ユースホステルで旅したもの。今の学生はどうしているのだろう。ビジネスホテルがたくさんあるから心配無い?
我々が学生の頃(昭和40年代前半)は、ユースホステルを良く利用した。というより、旅行といえばユースホステルだった。(今は2食付で4500円だって。昔は700円だっけ?)
自分も北海道から九州まで、あらゆる所に旅したもの。これは兄の影響が大きい。良く「金があったら物を買うより、旅行をしろ」と言っていた。社会人になると、金があっても時間が無くなる。だから時間の自由になる学生時代には旅をしろ・・・。まあ正解だな。
でも自分は、それほど旅行好きという方ではなかった。
還暦を迎えて“毎日が日曜日”状態になると、まさに学生時代に戻った感・・・。しかも時間だけでなくそれなりの金もあるし、一人で行きたくなければカミさんという(たぶん)付き合ってくれる人もいる。だから自由に何処にでも行ける羨ましい状況・・・の筈。
しかし問題は「体力」だな・・・。
我が家では、体力のある内に、そして何よりも少しでも金が入る現役時代には「海外旅行」、そして金を使う一方になったら日本??
まあそのうち、カミさんの中国語熱が冷めたら、京都・奈良の静かなお寺巡りをしたいな・・・とは思うが、実現しないかも??何故なら日本の旅行の方がよっぽど高いかも知れないので・・・
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コメント
私も5月に還暦を迎えました。
ブログもやっています。
◆ブログ : 丼季報亭の「四方山話」を公開しています。
お時間許せばお立ち寄りください。
投稿: 丼 | 2008年5月15日 (木) 21:38
丼 さん
blog拝見しました。いやいや“凝った”と言うか、今まで覗いた中では、最も見応えがあるblogかも・・・・?
自分も見習おうかと思いました。
年代は同じようですね。若い人に負けないで、「年輪」で勝負??
投稿: エムズの片割れ | 2008年5月16日 (金) 22:35