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2008年3月15日 (土)

我が家もとうとう薄型テレビ・・・

我が家でもとうとう薄型テレビ(東芝の液晶テレビ37Z3500)を買ってしまった。今日はその顛末記である。
先週(08/3/13)、家に帰るとカミさんが「テレビが壊れた」という。なぬ・・・?電源を入れてしばらくすると、画面が消えて電源が点いたり消えたりを繰り返す。なるほど・・・。これは壊れたな・・・。とうとう我が家も薄型テレビに買い換える時期か・・・・

しかしけしからん。今のテレビは、たった6年しか稼動していない。メモをみると居間の東芝ハイビジョンテレビ(32D3000)は、02/2/8購入とあるので、まさに6年。これは短い。その前のテレビは12年も動いていたのに・・・。まあ画面はまだまだキレイだったので、修理すればまだ使えるのだろうが、良い機会なので買い換えることにした。
思えばこのテレビの時代は、ハイビジョンテレビの出初めで、もちろんブラウン管の時代。SONY、Pana、東芝等が競っていた。結局、大きさやiLinkの相性などからこのTVにしたが、まあまあ当たったな。しかし、当時のTVは地上デジタルのチューナーは内蔵していなかった。よって、後からDVDレコーダーを買い足して、チューナーはもっぱらDVDレコーダーを使い、D4でつないで見ていた。DVDレコーダーは立ち上がりに時間がかかるため、イライラすることもあったが・・。

1ケ月ほど前に、自室のDVDレコーダー(DV-DH1000D)が誤動作を繰り返し、嫌気が差していたので、今後どうしようか・・と考えて検討していた。その時の結論が東芝の液晶テレビ37Z3500であった。よって今回、何を買うかは迷わなかった。
今まで、液晶ならシャープが無難・・・、プラズマならPanaか・・・、と考えていたが、決め手は一般市販のUSBハードディスクに録画できること。
前にブラウン管式ハイビジョンTVを買ったときにも、画質に散々拘った。今回も、液晶TVの残像に拘った。一般の液晶TVの残像は耐えられない。しかしビクターが始めた倍速スキャン(120コマ)だと大分改善されている。店頭の画面差は歴然。東芝にも内蔵されているので、まあ良いかな・・・・と。

当初、居間には42型を・・・と考えていたが、置き場所で“この位の大きさ・・・”と示すとカミさんが42型では大き過ぎると言う。仕方なく37型で我慢することにした。確かにこれからは、動く(転居)とすると部屋は必ず小さくなる・・・・
その夜、価格COMで店を選んでパソコンから注文。北海道の店が安いが、遠すぎる。よって近くのカード決済が出来る店を選んだ。カードが使えれば、実質1%引きとなるので、送料込み139,800円は138,400円だ。まあこんなものだろう。
先月、新橋駅前のヤマダ電機で聞いたら、ポイント無しの現金だと16万とか16.5万とか・・・。さっき、ラオックスて見たら16.2万円だって・・・。まあ通販は安い・・・。
そして、パソコンから注文してから36時間後の今朝、もうテレビが家に配達されてきて、さっき設置したという訳。

一番気になっていた残像は、やはりブラウン管にはかなわない。幾ら倍速スキャンでも、画面をパン(横に移動)したときの残像は大きく、かなり解像度が落ちる。
でもまあ、仕方が無いな・・・。(カミさんは全く気にしていない・・・・)

Img_20781 居間のテレビはこれで良いとして、自室の同じ32D3000が壊れたときは、何を買おうか・・・。世の中、SEDも挫折したし、有機ELディスプレイもまだまだ・・・。プラズマも、もう一度研究してみるか・・・?
しかし、実は自室は32型がやっとなのである。家を建てたとき、機械類を収納する棚を買ったが、20年前のその時代には、これほど大型テレビが普及するとは想定されていなかったため、棚のテレビスペースは32型がやっと。自室のTVは、SONYもPanaも大きさ的にダメだった。大きさ的に東芝しか選択肢が無かったのだ・・。
さーて、自室は(カミさんには内緒で?)金をふんだんに掛けて、最高級のTVを買う予定だが、スペースが最大の問題だな・・・。
実際に今回の37Z3500も入らない・・・。とすると、居間のTVよりも性能が落ちるな~。トホホ・・・

(追:08/3/23)
田舎に帰った時、シャープの液晶テレビ(LC-32D10~@89千円)と画面を見比べてしまった。しかし同じ液晶でもこれだけ画質に差があるとは・・・・・・。
まず、LC-32D10は動いた部分の輪郭が大きく崩れる。例えば、人物がお辞儀をして頭を下げると、動いた頭と肩の部分の輪郭に(極端に言うと)ブロックノイズが現れる。
それと、細かい部分のジュワジュワ・・というノイズ。例えば野球の観客のような細かい部分が、全体的にノイズでざわめく。
もちろん値段相応なのだが、グレード毎に絵の作りは大きく違うと言うことだ。もちろん田舎のお袋には、言うだけムダなので(全く意に介せず)言わなかったが・・・・

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コメント

我が家と全く同じでしたので過去のレシートを取り出してしまいました。我が家もほぼ同じ理由で、32型TVから37Z3500に買い換えたのは昨年11月18日。多分エムズさんとはご近所の○ーズ電気で買ったのですが、外付けHDD500Gが17,800円、古いTV のリサイクル代3,335円込みで、かなり頑張って20万弱にしてもらいました。従ってTV本体は18万丁度。セッティング込み、5年保証です。時期も考えるとしょうがなかった…かな?

投稿: ミセス | 2008年3月17日 (月) 08:33

ムセスさん

コメントありがとうございます。
通販は一種の賭けですので、スリル満点?です。昨年でしたか、通販の有名店が倒産したと新聞に載っていました。自分も利用した事のある店だったのでヒヤリ・・・(また通販は毎日値段が動くので、買った後は見ないようにしています。実は次の日はまた千円安くなっていた・・・)
でも薄型TVはキレイですね。シェーディング(影・ムラ)は無いし、白い雪景色は白一色。でも全ての色が派手・・・・。
しかし、画質を「標準」にするとおとなしいので、今は買ったままの設定にしています。
これからもたまに当blogを覗いてください。

投稿: エムズの片割れ | 2008年3月17日 (月) 21:54

エムズの片割れさん、奇遇です。私も画質拘り派です。と言うのはシネラマ辺りから入り70ミリなどの大スクリーン時代に青春を通過したり16ミリなどにも手を出したからです。東芝、正解だと思います。素敵なDVDライフを堪能なさって下さい。
私は昨年、60インチのブラズマを入れました。暫くして気が付いたのはプラズマにしても液晶にしても綺麗過ぎ、鮮やか過ぎと言う事です。特に60インチのこれはその名の通り黒が締まり映画に相応しい。しかし綺麗過ぎで映画の持つ奥行き感やつまりフィルム・ライクなしっとり感がないのに気が付きました。そこで仕方なくホーム・シアター(ついでにドルビー5.1chも)にして最大200インチまで投影出来るプロジェクターにしました。正解でした。正直言って邦画はまあどうでも良いのですが洋画には特にスペクタル物、ベン・ハー、ウエスト・サイド、西部開拓史などで生かされています。
ちょっと贅沢とは思いましたが多趣味を絞り、子供らは独立していませんし独り身ですから「まっいっか」の世界です。と当時に考えるのは例え技術力があったり過去の実績があろうと営業力・資金力がないとなかなか大変な時代になって来て彼らきついですね。

投稿: なんだかんだ | 2008年5月 2日 (金) 02:49

なんだかんだ さん

当blogは、コメントを頂くのが少ないのが弱点?でして、自分勝手に書いては自己満足しています。
従って、数か月分のコメントを一時に頂いたようで、大変参考になります。

なんだかんださんも、なかなか凝り性とお見受けします。
自分もサラウンドは、昔はバイノーラルやらサンスイのQSやら、色々と懲りました。しかしせっかく本命の5.1の時代になったのに、右耳が壊れたため(当blogの06/11/2)、諦め・・・。
画質については、自分は若い頃にテレビカメラの設計の仕事をした事があり、その関係から来ています。よって、映画の画質云々は未知の世界です。
ご指摘の「鮮やか過ぎる」ですが、量販店の店頭には各社のTVが横に並んでいるわけで、メーカ各社は、そこでどう他社に勝る画質をアピールするかを競っているのでしょう。よって、家庭では店頭とは違った視点での絵作りが必要なのでしょうね。
昔、NHK技研で見た画像に「NTSCでもここまで美しいのか」と感動しました。それがハイビジョンになり、しかもデジタル。TV局と同じ絵を自宅でそのまま見る事が出来る時代・・・。長生きはするものですね。(まだ還暦ですが・・・)

投稿: エムズの片割れ | 2008年5月 3日 (土) 11:32

エムズさん、返信頂きありがとうございます。ハイ・ビジョンに乗り遅れまいと思っているとフル・スペック・ハイ・ビジョンとかで、まあ乗せられますね。正直な所32以下ではその差が分かる人はさほどいないのでは?。もう一つ思うには店頭では各社は室内照明に負けない為にいわばデモンストレーション・モードだから家で見たら眩しい。プラズマは液晶に比べどちらかと言えば暗い。これを逆手にとった松下のプラズマのCM、「眩しくないプラズマは子供の眼に優しい・・」はうまいですね。前コメントで液晶でもプラズマでも綺麗過ぎ・鮮やか過ぎを指摘しましたが当たり前は当たり前ですね。両方とも「中から光っているものを見ている」わけで映画そのものもプロジェクターにしてもスクリーンに投影した何割かを「反射」で見ているからです。100パーセント反射ではスクリーンではなく鏡になります(笑)。最後に5.1chですが新作物は内容がプアだから映像の過激さ、サラウンドの過剰性に依存しています。うちのは7.1まで出来るのですがそうでなくてもソフトが過剰過ぎるくらい過剰ですから5.1でも聴いていて疲れます。旧作を5.1で見る・聴くが手頃と思います。私はメーカーの回し者ではありませんが37インチに手頃なサラウンドがありました。DENONの型番やや失念ですがなんとかの380。フル・セットで4万以下。はじめウッソーと思いました。ご家族はビックリされる!。では「はぶ あ ないす ほりでー」。

投稿: なんだかんだ | 2008年5月 3日 (土) 15:20

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