ハンドバック引ったくり被害の、はかり知れない影響
今朝出社したら、ある女性社員が、歩っていてバイクに乗った男の引ったくりに遭い、ハンドバックを奪われたという話を聞き、衝撃を受けた。
聞くと、朝自宅から駅に向かう通勤の途中で、後ろからバイクで来た犯人にバックをひったくられる事故に遭い、キャッシュカード・現金(12万円)・入門証・携帯電話などの全てを取られてしまったとの事。本人に怪我等は無かったが、精神的に参っている・・・・・との事。
これと同様の事故は、いつ誰が遭っても不思議でない気がする。よって、その時への備えが重要だろうと思った。
現金は仕方が無い。社員証・入門証も紛失手続きをするしかない。カード類も紛失前提で仕組みが出来ているので、連絡すれば済む。しかし携帯電話を失った衝撃ははかり知れない。
新聞に良く、「携帯電話を紛失(または故障)した時の、何の連絡手段も無くなってしまう危うさ」の記事が載っている。友人や仕事上の電話番号、メールアドレス等、現代は個人の持っている情報はすべて携帯電話に入っており、それが機能しなくなるという事態を想定しないで、我々は日々生活しているのが実体ではないか。
また最近ドロボウも増えているらしい。栃木から通っている人は、「夜中にドロボウに入られたが、全く気が付かなかった。カードや通帳などはそのままで、現金だけが無くなっていた」と言っていた。また、「下手に出っくわさなくて良かった」とも・・・。
この様な被害に遭った場合は、情報漏えいの点でも心配だ。情報漏えいで一番心配な携帯電話は、フタを閉じた時のパスワードロックが一般化して来ているので、使い方では便利になってきた。
「他山の石」とか、「人の振り見て我が振り直せ」とかいう諺があるが、この話をどう自分に活かせるかだ。つい最近「取り返しがつかないこと」という記事を書いた。
「取り返しがつかないこと」を、あらかじめ手段を講じておくことによって「取り返しがつくこと」に変えておくべきなのだろう。
女性のハンドバックは全てが入っており、失った場合はオールインワンで取り返しがつかないが、男の場合はカバンや名刺入れ等、意外と場所が分散されている。でも、それらが無くなった場合にどこにどう連絡をすべきか、自分もこの際、見直すことにした。
1)現金 ~諦める・・・。大きな現金を持ち歩かない。
2)携帯電話 ~パタンと閉じると、パスワードのロックが掛かるように設定した。これでパスワードを知らない人が操作しようと思っても、キーが反応しない。よって例え携帯を失くしてもメールアドレス等の情報が外部に流れる事は無くなり、知人への迷惑も掛からない。また盗まれたときは、携帯事業者は携帯の現在位置を調査できるので、警察経由で、今どこにあるのか、調べてもらえるかも・・・・?(でも、誘拐事件でもない限り無理かな・・?)
またアドレス情報のバックアップは、古い携帯を棄てないで持っていれば、その時のアドレス帳までは復活できる。また、たまにショップに行って、古い携帯に最新のアドレス帳をコピーして貰えば、古い携帯をバックアップメモリとして使う事が出来る。
3)クレジットカード類 ~持っているカードをカラーコピー機に並べて、コピーを取った。そのコピーを家とか会社に置いておけば、どこの何番のカードを失くしたか直ぐに分かるので、ネットでカードの連絡先を調べて電話すれば、カードは止まる。
4)カギ類 ~これも諦める。でもハンドバックに自宅の住所が書いてあると、自宅のキーを交換しないと怖いよね・・。キーの紛失対策としては、昔は、家と車のスペアキーを、車の床下に「磁石付きのキーホルダー」に入れて貼っておいたものだ。だから自分の車さえあれば、家にも車にも入れた。(結局失くした事は無かったが・・・)
たぶん大事なものを失くした時はパニックになって、訳が分からなくなると思う。よって、特にカード類のコピーは有用ではないか・・・。
飛行機の操縦席にも、事故のときの手順書が置いてある。事故の時には(パニックになっている)パイロットには判断させない。手順書を取り出して、その通りの操縦をする。同様に、いざと言う時のために、メモ(カードのコピー)でも良いので手元において置くと、それが「お守り」になるかもね・・・。
家に帰ってカミさんにこの話をしたら、グッドアイデア!とばかりに、早速持っているカードのコピーを取った。 ←これは「転ばぬ先の杖」かな? 何の諺が最適なのだろう・・・・?(まあ諺なんかどうでもいいけど・・・)
| 0
コメント