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2008年1月14日 (月)

NHK放送の因幡晃の「雪が降る」

テレビで放送される色々な歌は、レコード録音と違って淡雪のように消えていってしまうものだが、「消えずにいつまでも心に残っている歌(演奏)」というのも、あるものである。
自分が1曲を挙げるとすると「因幡晃の“雪が降る”」なのである。(今頃は、この冬で一番寒い時期・・・。“本音”は、雪が降らなければ良いと思っているのだが・・)

この歌は、2004年1月21日にNHK総合TV「NHK歌謡コンサート」で生放送されたものである。
自分は別に因幡晃が特別に好きなわけでもない。知っている曲も、「わかって下さい」「忍冬(すいかずら)」くらいしか知らない。そして「雪が降る」も、アダモの新旧録音を聞く位で、特段にどうって言うこともない。
でもこの放送のときの“熱唱”は特別だ・・・。ちょうど4年前の放送である。

<因幡晃「雪が降る」>~2004/1/21NHK歌謡コンサートから:ヘッドホン用5.1サラウンド(拍手が後ろから聞こえる・・)


「雪が降る」
 訳詩:安井かずみ

雪は降る あなたは来ない
雪は降る 重い心に
むなしい夢 白い涙
鳥はあそぶ 夜は更ける
あなたは来ない いくら呼んでも
白い雪が ただ降るばかり
ララララ ラララ
ララララ ラララ

この悲しみ このさびしさ
涙の夜 ひとりの夜
あなたは来ない いくら呼んでも
白い雪が ただ降るばかり
白い雪が ただ降るばかり
ララララ ラララ
ララララ ラララ
ララララ ラララ

ハッと思ったのは自分だけでは無かったようで、新聞でも採り上げられたし、再放送もされた。そしてとうとうCD化も・・・(上記タイトルのリンクのように2004/11/10に発売)
でもやはりこの“生(ナマ)”ほうが良いな~~

クラシックの世界でも、一世一代の名勝負(名演奏)というのはあるもので、フルトヴェングラーのバイロイトの弟9や、同じく1947年5月27日のベルリン・フィルとの「運命」など、二度と再現できない演奏である。

サラリーマンでもそれはある。いわゆる「いざ鎌倉」である。定年を迎えるとき、ふと自分の経歴を振り返って、何を思い出すだろう・・・? 何の事件を・・・?
芸術家の名演奏と違って、サラリーマンの場合は、「一世一代の大勝負」は無ければ無いほうが良いような気がする。
なぜか「良い思い出」はほとんど無く(ほぼゼロ?)、圧倒的に「悪い思い出(事件)」が多いので・・・

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コメント

有難う御座いました。 良かったです。

投稿: 伊藤幸雄 | 2011年1月23日 (日) 12:21

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