図解「世界のなかの日本史」を読んで
図解「世界のなかの日本史」という本を読んだ。これが、自分のような歴史オンチには実にフィットして、良かった。
中学・高校のときに日本史も世界史も勉強したはずだが、これが苦手で、いっこうに頭に入らなかった。高校の世界史の教科書には、いつも「ミミズの這った跡」。つまりコックリと居眠りするものだから、教科書・ノートにはエンピツの“さまよった跡”が出来るのである。・・・というワケで自分は立派な“歴史大嫌い人間”に育ったのである。・・・・が、還暦を機に少し歴史の本を読んでいる。
自分にとって、歴史で一番の問題が、“日本の歴史の流れ”と、“世界の歴史の流れ”が自分の頭の中で繋がらない事・・・・・・。それで本屋で手に取った時に「これだ!」と思って買ったのが、この本。(この本のamazonのページ(ここ)がすごい。何とページをめくってサンプルの中身が読める・・・・。本のサイトも進んだものだ)
この本は、世界の流れと日本の流れが対比して書いてあり、実に良く分かった。(・・・つもり)
地図がふんだんに使ってあり、吹き出しで解説がある。中身としては簡単なので、サワリだけなのは仕方がないが・・・・・
最後のページに「ひと目でわかる世界勢力変遷図」なるものが載っていた。これがまさに、世界全体の動き・・・。
改めてこれを眺めると、日本は別として、中国・西アジアの歴史の古いこと・・・、そしてアメリカが何と新米の国かが良く分かる。(それにしてもアメリカは、新参者のくせに頭(ず)が高いな・・・)
今、韓国ドラマの「海神」というDVDを見ているが、その舞台の「唐」や「新羅」の時代が、日本では奈良時代・・・・・、というのも直ぐ分かる。
話は変わるが、今日から前に買った高校の世界史の教科書「詳説 世界史B」(山川出版社\790)を読み出した。
高校のときに勉強した(事になっている)歴史の教科書も同じ出版社だったので、何か懐かしい・・・?
でも電車の中で、やはり数ページ読むと眠くなって寝てしまうのは、歴史の教科書だからであろうか?はてまた電車の振動のなせるワザか・・・?
ともあれ、せっかくなので心を入れ替えて(高校の時の罪滅ぼしで・・?)、「歴史の教科書」なるものを通読してみよう。
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