ギルモア(PINK FLOYD)のDVD「覇響」が出た
デヴィッド・ギルモア(PINK FLOYD)の新DVD「覇響」が昨日(07/11/6)発売になって、amazonから今日着いた。
もの凄いDVDで、何と収録時間が152+169=311分。さっきから見ているが、到底全部見る訳にもいかず、飛ばして見た。
目玉は何と言っても「エコーズ」。自分が最も好きな曲の一つ。「ライブ・アット・ポンペイ」のエコーズは何度聞いたか分からない。
ギルモアだけでなく、PINK FLOYDのメンバーであるキーボードのリチャード・ライトも出ている。もちろんエコーズの合唱は、ギルモアとライト。とにかく少し聞いてみよう。
<DVD「覇響」より「Echoes (エコーズ) 」>
~この音は、5.1サラウンドをイヤホン用5.1に変換した音なので、イヤホンで聞くと、後ろから音が聞こえるかも??
惜しいのはドラムスがニック・メイスンでないこと。メンスンが参加したら、DVDのタイトルも「ギルモア」ではなくて「ピンク・フロイド」になっていただろう。
ドラムスは全く違うが、「エコーズ」は、DVDのタイトルにある通り、1971年の「ライブ・アット・ポンペイ」以来、35年ぶりの収録とある。
しかし実は、このDVDを見ていて違和感を感じた。先ず音に対して画像の表示が遅れる。絵と音の同期が取れていない。かなり遅れているため、ドラムスの画面では違和感・・・。ことによると自分の日立のDVDレコーダ(DH1000D)のせいかとも思って、PanaのDVDプレヤーでもかけてみたが、やはりDVDのせいらしい。アット・ポンペイはそれほど遅れていない。
それと、舞台の照明の点滅には参った。あまりにチカチカと舞台照明が点滅するので、見ていて疲れるし、だいたいギルモアの姿が見えない。舞台の照明のダイナミックレンジがTVカメラでは追い付かず、画像は頂けないな・・・・
よって、まあこのDVDは、“音だけ”録って、MP3プレヤーで「聞く」運命だな・・・と思った。
それにしても“生きていて良かった”・・・はオーバーだが、PINK FLOYD(もどき)の舞台が、現代の音と絵(DVD)で聞けるのは何とも有り難い。
またまた、PINK FLOYDが再結成して新しいアルバムを出す事を夢に見ながら、そしてまたPINK FLOYDの日本での公演が実現することを夢見ながら、週末にゆっくりとこのDVDを鑑賞することにしようか。
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コメント
くらたです。こちらでは初めましてですね。自分もギルモアの「覇響」をAmazonで購入しましたので、感想を書かせて下さい。
1)邦題の「覇響」は、チョット・・・。
フロイド関連のタイトルは「原子心母」、「狂気」があるために、何か気の利いた日本語タイトルを付けなければ・・・みたいなヘンな決まりがあるのでしょうか?
原題の"Remember That night"で十分だと思います。
2)"Breath"~"Time"の繋ぎはやはりヘンですね。
"On The Run"は必須です。
個人的には"The Great Gig In The Sky"が聞きたかったです。
3)ギルモアのソロの中では、「狂気」以前の音に近い、最初のアルバム"David Gilmour"が一番好きです。なので、この作品からの曲がなかったのが残念です。
4)"Echoes"は自分も大大大好きなので期待していたのですが、やはり"live At Pompeii"には敵わないと思いました。
まずイントロをベスト盤の"Echoes"同様省略しているのが許せません。
"Echoes"の魅力の重要なファクターは、
①焦らされるような展開のまったり感
②ゴテゴテしていないが重厚な音
③微妙に遅れるメイスンのドラムによるスペース感
だと勝手に思っていますが、イントロ省略で①の魅力が無くなっています。
それから、元々は4人で十分に演奏していたのに、ギターとキーボードが増えて音がヘンに厚くなってしまい、②の魅力が無くなりました。そして、やはり"Echoes"のドラムはメイスンで無ければあのスペース感は出せません。
個人的には、おまけ映像にあったAbbey Road Studio Liveでのアコースティックバージョンの方に魅力を感じました。
21世紀に"Echoes"のライブを聞けたという感動はあるのですが、"Echoes"聴くなら"live At Pompeii"です。
あと、照明もやりすぎで、曲のイメージを壊していると思います。
5)以外と映像が汚かったですね。3CCDハイビジョンカメラを使ってないのでしょうか?
暗くなるとノイズが目立ちますね。
ハイビジョンでDVD化すると、やはりソニーさんだからブルーレイなんでしょうか?
かなり厳しいコメントばかりになりましたが、演奏のクオリティ自体はさすがギルモアだけあって、非常に素晴らしかったと思います。
クロスビー&ナッシュが"Shine On You Crazy Diamond"のコーラスをやるなんて、20年前には想像も出来なかったことです(20年前、大学のサークルでクロスビー・スティルス&ナッシュのコピーとかやっていたもので・・・)。
サポートメンバーの充実度やゲストの素晴らしさはギルモアの人柄が為せるものなのでしょう。
それにしても、ギルモアもすごいおじいちゃんになりましたが、奥さんが若くて美人でオドロキ!!一番の感動だったりしました(笑)
投稿: くらた | 2007年11月14日 (水) 22:38
いやー厳しいコメントをありがとうございます。ほぼ同感です。
Echoesは何といってもAt Pompeiiですね!
DVDの解説によると、リチャード・ライトだけでなく、メイスンも応援で出たとか・・・。それにロジャー・ウォーターズも画面に出てきて、ギルモアと握手していました。と言うことは、まだ4人健在です。
何とか早くPINK FLOYDとして活動をしてくれないと、トシを取って時間切れになる・・・・。
確かに、奥さんは若いし、子供も小さい・・・・。でも、昨年還暦を迎えたというので、それほど時間は無いぞ・・・・
投稿: エムズの片割れ | 2007年11月14日 (水) 23:17
かなり厳しいコメントを書いたのですが、それでも、最初に見たときは、一緒に"Breath"や"Echoes"や、"Wish You Wer Here"なんかを口ずさみ、あぁ、やはりフロイドの曲はいいなぁ・・・と感激したのです。
さすがに2回目になるといろいろと粗が目立ってきまして(笑)。
2年前のLive8での再結成がなかなか良かったので、もう一度4人だけでLive やってくれないでしょうかね。
投稿: くらた | 2007年11月15日 (木) 23:59
夜分に失礼します。
今日、米国(アトランタ&サン・フランシスコ)出張から戻ったところです。
時差ボケの中、BarksのPink Floyd情報を見ていたら、衝撃的なニュースが載っていました。
既にご存じでしょうが、Richard Wrightが9月15日に65歳でガンのために亡くなったそうです。
再結成の機会は永遠に無くなりました。
全くニュースを知らなかった自分は、のんきなことにサン・フランシスコで「狂気」と「アニマルズ」のTシャツを買って良い気になっていました。
Sydの時は、既に引退している人なので残念ではあるけれども、Floydの再結成には関係ない話であり一人のロックスターの死として受け入れられましたが、Rickの死に関しては、まだ心の整理がつきません。
とりあえず、ご冥福をお祈りしたいと思いますが、晩年の彼はDave Gilmourと一緒に活動して、充実していたと思います。
投稿: くらた | 2008年9月22日 (月) 01:52
くらた さん
本当ですか!?
先日、GilmourのDVDで元気な姿を見ていたのに・・・
これで再結成は幻となりましたね。
後で色々調べて見ます。
そうですか・・・・・
情報ありがとうございました。
投稿: エムズの片割れ | 2008年9月22日 (月) 08:27
今日、AmazonからGilmourの「Live In Gdansk」が届きました。
CD3枚、DVD2枚の超豪華版です。
ただ、家に着いたのが11時近かったので、音も映像もまだ見ていません。
とりあえずCD3枚分だけMP3化し、プレーヤに落としました。
明日の通勤時間に聞いてみようと思います。
Rickの最後の演奏でもあります。
心して聞きたいと思います。
投稿: くらた | 2008年10月 8日 (水) 01:17
くらた さん
情報をありがとうございます。ギルモアの新アルバムのことは全く知りませんでした。焦って注文しようと思ってもamazonは品切れ・・・・。と思ったら、10/12に入荷予定と表示されたので、直ぐに注文しました。Amazonで見ると、9枚あるように書いてありますが何でしょうね?
リック・ライトが亡くなってしまってPINK FLOYDの再編成が消し飛んだ今となっては、ギルモアに頑張ってもらわねば・・・。メイスンが飛び入りでも演奏してくれると良いのですがね・・・。
また新情報があったら教えて下さい。今回は本当に助かりました。
投稿: エムズの片割れ | 2008年10月 8日 (水) 20:53