昔の我が家の「大事件」
この所、思い出話に凝っているが、そのついでに・・・・(備忘録として)
もう二十数年も前の話だが、長男が4~5才?次男が2~3才の頃だったか、今思い出しても良く覚えている“大事件”があった。
名付けて「トイレットペーパーひらひら事件!!」
前の団地(と言っても一軒家)に住んでいた頃、夏のある夜の出来事である。
居間の隣の和室に、息子二人は寝ていた(はずだ)が、ふと寝静まっている部屋を開けると、何と部屋に誰もいない。そして道路側の窓が開きっぱなし。そして外の、道路の街灯の光が部屋の中にさんさんと入っている。窓のカーテンは、部屋の外に向かって風ではためいている。
そのビックリしたの何のって・・・。
まず、泥棒が入って息子二人がさらわれたのだと思った・・・。直ぐにカミさんを呼んだ。
・・・と、外の道路で何か子供の声が聞こえる・・・・。そして、ひらひらと白くたなびく物・・・・。
何と、長男が裸足で片手にトイレットペーパーを持って、街灯で照らされた家の前の道路を走っている。片手に持ったトイレットペーパーは、ほどけて白い帯のようにヒラヒラと・・・・
それをまた次男が、キャラキャラ言ってこれまた裸足で喜んで追いかけている・・・
もう、たまげたの何のって・・・・・・。頭は真っ白・・・・。何だこれは・・・と。
とにかく叱って二人を収容し、再び部屋に閉じ込めたが、何とも心臓がドキドキ・・・。考えても解せない・・・
幼稚園前の子供が窓を開けて、下の1.5m程もある庭に飛び降り、それから前の道路に出て、夜中にかけっこ・・・・!? しかもトイレットペーパをたなびかせて・・・・。
子供が小さくて事情聴取が出来なかったため、誰が主犯で、どの様な計画の元で実行に至ったかは、結局分からずじまい。(当然、長男が主犯である事は分かっているが・・・)
もちろん証拠写真も無いので、カミさんと自分の、二人の頭の中だけにしか存在しない「事件」である。(もし今だったら、そしてこのように“動転”していなかったら、将来息子を脅迫する目的でデジカメで撮っておく所だった・・・)
しかし昔の「事件」も、意外と覚えているものだ。そのうち、いつの出来事か、手帳でもめくってみようか。
でもまあ子供の頃、奇想天外の事件を数多く演出した長男だが、最近は幾らかまともになってきたので、どうもその「毒」を子供の時に全部出し切ってしまったのだろう、というのが、最近の我が家の“長男評”である。(くだらない話でスミマセン・・・)
(関係記事)
我が家の「珠玉(?)の写真」1枚
| 0
コメント