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2007年10月11日 (木)

車内のコンサート

たまたま今週は、田舎のお袋が来ている。
夕食後、自分が「中央線が新車に変わったので、いつも慣れている“頬杖をして寝る姿勢”が取れずに、帰りの電車での居眠りが大変になった・・・」というどうでもよい話をしていたら、そう言えば・・・といって、お袋が一昨日見たテレビの話をし出した。

「いつも見ている実話を話す番組で、こんな話をしていて、面白くて笑い転げた・・・・
電車に、結婚式帰りの老夫婦が乗り込んできた。そしたら「実は姪の結婚式で歌う予定で、2曲練習してきたのに、前の挨拶が長くて自分の歌がカットされて歌えなかった。だからここで歌いたいが・・・」と言って『瀬戸の花嫁』を歌い出した。当然乗客は、うさんくさい顔で迷惑そうに見る。そして歌い終わったら「ありがとうございました。これでやっとスッキリしました。実は今の駅で下りるつもりだったが、歌の途中だったので乗り越した。次の駅まで、まだ時間があるのでもう一曲歌わせてください」と言ってまた歌い出した。そしてその歌が終わるとまた「ありがとうございました」と大きな声でお礼を言って降りていった。
それまでシラけていた乗客からはヤンヤヤンヤの喝采と拍手。それから車内が非常に和やかになって、知らない人同士がお喋りをしだした・・・。という。
その話が面白くて・・・・」
という。

NHKの番組だというので調べてみたら、「夜は胸きゅん」という番組で「車内のコンサート」という内容で10/9の夜に放送されていた。その話の内容もHPに載っていた

実にたわいのない話だが、その歌った人の「消化不良」の心が良く分かる。一生懸命に練習していったのに、時間が無いのでといってカットされたら、それはもうやりきれない・・・。
それを知らない人の面前で・・・というのも常識外れだが、日本にはそれを受け入れる良き風土もまだあるようでホットする。もし誰かが「ウルセー!」と怒鳴ったら、一挙にシラけて終わる話だった・・・・

先日、自分も同じような体験をしたので良く分かる。(消化不良の逆だったから良かったが・・・)

ともあれ、前にもこのblogで書いた中央線の新型車両だが、居眠りをする時に、頬杖をする場所が無いので困る・・・。
東京駅で、旧型車両が入ってくるとホットする今日この頃ではある。
(どうでも良い話でスミマセン・・・)

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