混声合唱組曲「三つの山の詩」のテープを見つけた
石井歓作曲の混声合唱組曲「三つの山の詩」の、昔録音した音源テープを見つけた。(今回は、まったくの独り相撲だった・・・)
先日、「混声合唱組曲「三つの山の詩」を聞きたい」という記事を書いたら、「20年前のSONYのオープンデッキが動いた!」ということで、自分の記憶の通りにテープが見つかると、幻の曲?が聴ける事になったが、納戸のテープを色々と調べていたら、何とそのテープが見つかり、聞くことが出来た。
その音源がこれである。学生時代は当然金が無いので、この音は、某大学の混声合唱団の定期演奏会の録音テープを借りて、自分のオープンテープに、9.5cmのステレオの片チャンネルのみに録音したという、苦労の音である。
<石井歓作曲 混声合唱組曲「三つの山の詩」>~某大学混声合唱団 1968年1月10日収録
(楽譜のPDFは(ここ))
この合唱曲は、(1)ともしび (2)まつり (3)別れ という、まさに3つの歌からなっている。
音は悪いが、特に最初の「ともしび」がしみじみしていて好きだな・・・。
この様な合唱曲は、歌うことが目的になってしまって、楽曲として「聞く」事はあまり盛んではないようで、残念である。
このような素晴らしい合唱曲を、「日本の文化」として音で残し、一般にも手に入るような状況にはならないものであろうか?
・・・・とここまで書いてネットで調べてみると、何と同じような主旨の活動があった。「日本伝統文化振興財団」という。その中に合唱曲もありCDも出ている。
「三つの山の詩」のCDは無かったが、色々と昔の曲が買えるらしいので、“合唱曲を聞くファン”として、このサイトをじっくり見てみよう。
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コメント
三つの山の詩、聴かせて頂きました。私も同世代、同時代にこの曲を歌い、大好きだったのですが、CDもレコードもなく、何度となく、PCで検索もしたのですが、情報を得ることもなく、幻の曲になっていました。
今日、久しぶりに検索すると、なんと在るではないですか・・・曲を聞くと感激で涙がでました。エムズの片割れさんが、私と同じように、長年この曲に愛着を持っておられたのにも感激です。
本当に、こんな素晴らしい曲が、埋もれることなく、今の若者たちにも聞いて欲しいですね。心にしみます。
投稿: todavia61 | 2008年4月13日 (日) 16:28
todavia61 さん
いや、同じ曲を気にしてくれた方が居られたのには、当方も感激です。そうですよね・・・。この歌は叙情豊かで心に滲みます。
もしこの曲を取り上げてくれる合唱団があったら自分も一緒に歌いたいものですが・・・・
これを縁に、たまには当サイトにも寄って下さい。
投稿: エムズの片割れ | 2008年4月13日 (日) 22:36
昭和42年、大学一回生のとき歌った曲です。私もこの曲のCDを探していましたが見つからず、もう聞けないかと諦めていました。今回検索してこのページに出会えて、40年ぶりに聞けました。このような名曲が埋もれているのは本当に残念なことです。ありがとうございました。
【エムズの片割れより】
本当に、もう歌われない「懐メロ」になってしまったのでしょうか・・・
投稿: AKIRA | 2011年11月18日 (金) 22:41
「エムズの片割れ」様、ありがとうございます!!懐かしさに胸が震えました。昭和47〜48年頃、某大学の混声合唱団でこの曲に出会い、感激したことがつい昨日のことのように思えます。お陰さまで40数年ぶりに聴くことが出来ました。
社会人になってから合唱と縁遠くなりましたが、折に触れてふと思い出し、曖昧になった記憶を辿りながら口ずさむことがありました。特に1曲目の「ともしび」が胸に沁みます。
こんな名曲が忘れられ去られているとはもったいない・・・淋しい限りです。若い方々にぜひ歌い継いでいただきたいものですね。貴サイトやこの名曲をFacebookなどで紹介したいと思いますが、ご了解いただけますでしょうか。まずはお礼まで。
【エムズの片割れより】
嬉しいですね。この曲を聴いてくれる人が居て・・・・。
当サイトはリンクフリーですので、リンクはどうぞご自由に・・・
楽譜もアップしましたので、見ながら聴いてみて下さい。このような昔の名曲を歌うシニア合唱団が近くにあれば、自分も参加したいのですが・・・。学生時代を思い出しながら・・・
投稿: NAOKI | 2014年2月 8日 (土) 21:00
もう2年以上前になりますが、お陰様で混声合唱曲「三つの山の詩」を40数年ぶりに聴かせていただき、お礼のコメントを投稿した者です。その節はありがとうございました。
実は最近、YouTubeに「三つの山の詩」が3曲ともUPされているのを偶然発見し、驚喜しました。やはり名曲ですね。若い人たちに受け継がれていただきたいものです。
音源は古く1972年12月25日のCCD鹿児島演奏会時の録音だそうです。CCDとは京都の同志社大学の混声合唱団。聴き惚れました。
「三つの山の詩」で検索すればすぐに見つかると思います。ご存知かも知れませんが、ご参考までに投稿させていただきます。
「エムズの片割れ」、今後も楽しみに愛読・愛聴させていただきます。お元気でますますご活躍下さい。
【エムズの片割れより】
貴重な情報をありがとうございました。
早速、聞きました。ステレオ音源は貴重ですが、第1曲が、テープがワカメになっているのでしょうか、残念!!
投稿: 小川直樹 | 2016年5月28日 (土) 22:58
懐かしい若々しいうたごえをありがとうございました。YNU1年の1962年、半世紀前に演奏会で歌いました。Tenorでした。どの曲も灰色の青春から抜け出したばかりの若者には強烈なものでした。その後、1999年シニア合唱団の演奏会でしましたが、なつかしむのみで、あの初々しさは無理でした。あの40年代の合唱黎明期の貴重な記録をありがとうございました。
【エムズの片割れより】
そうですか。最近でも歌われる事があるのですね。自分も、こんな曲を取り上げてくれる合唱団があったら一緒に歌いたいものです。
蛇足ですが、ウチの兄貴は、1963年の工学部で馬車道に下宿していました。
投稿: 背高童子 | 2016年10月 7日 (金) 22:08
昭和42年大学一年で入部した混声合唱団でこの曲を歌いました。とても沁みる歌でした。現在在籍の合唱団で取り上げて貰えるとうれしいのですが。誰も知らないと思いますので叶うかわかりません。
【エムズの片割れより】
昔の歌謡曲がJポップに置き換えられたように、この曲は今の合唱団には古典に属するのかも・・・
自分は昭和41年の入学ですが、当時はたくさん歌われたようですね。
投稿: はらよしえ | 2023年2月24日 (金) 19:09