映画「どろろ」を見た
映画「どろろ」を見た。こんな記事を書くのは全くの想定外だが、なかなか面白かったので書いてみる。
前から、DVDが出たら借りるようにカミさんから言われていたので、先日通販レンタルに頼んだ。それが昨日着き、昨夜、つい半分見てしまった。そして続きの後半をさっき見た。それが、なかなか面白いのである・・・。(「どろろ」という映画の名前は聞いていたが、子供向けの映画だとばかり思っていたが・・・)
先生(カミさん)に聞くと、(ヘドロじゃなかった)「どろろ」というのは、手塚治虫のマンガで、昔文庫本で読んだという。(今NETで見たら、「どろろ」は1967-69年に少年サンデーに連載されたマンガだという。知らなかった・・・。何せマンガは「あしたのジョー」と「巨人の星」しか知らないのだ・・・)
この映画はアメリカでも配給されるらしいが、確かに今までのチャンバラ映画とは違って新鮮である。日本のチャンバラも、これだとアメリカ人が喜ぶかも・・・・
ぎこちなくはあるが、コンピュータグラフィックでアクションも多く、ストーリーのテンポも早い。
また、百鬼丸の戦う相手がみんな魔物なので、勧善懲悪のストーリーが単純で分かり易い。
しかも、マンガが原作なだけあって、発想も奇抜。“お茶の水博士”っぽいのが、室町時代だというのにフラスコで実験したり・・・。電気ショックを与えたり・・・
また、百鬼丸が城での体験を、握手してどろろの頭に伝える場面があったが、これも便利。いちいち口で説明しなくても、同じ体験が出来る・・・・
中井貴一の貫禄もたいしたもの。昔の、(“腐ったリンゴ”でなくて)「ふぞろいの林檎たち」のイメージとはだいぶ違う。(これは1983年のドラマというから、もう25年も前!)
ただし、柴咲コウの「どろろ」は、あまりにセリフが口汚く、辟易した。まあ狂言回しなので、仕方がないのか・・・??
でもまあまあ楽しめた。それに、続編を作れるように、まだ沢山の魔物が残っている・・・。
日本のアクション映画(チャンバラ映画)も、大分グローバルになってきたな・・・と、感心した映画ではあった。(直ぐに忘れると思うけど・・・・)
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