NHK「思い出のメロディー」を見た
朝食を食いながら(失礼!)、昨日録画しておいたNHK「第39回 思い出のメロディー ~ありがとう青春の歌~心を支えた大切な一曲」を見た。これは8/11に生放送されたもの。ほぼ100%知っている歌なので、カミさんとがやがや話しながら・・・・
曲は、ほとんどが昭和40年代。我が団塊の世代の、青春まっただ中の頃だ。
思えば、“まだまだ現役を張っている”と思っていた歌の数々が、もう「思い出のメロディー」とは・・・・。何とも現実は厳しい・・・
思い出してみると、我々の青春時代に「思い出のメロディー」というと、それは藤山一郎であり、並木路子であり・・・、まさに「戦後の歌」だった。当時、それらの歌はほんの20年前の歌だったのだ。
それに比べ、昭和40年代の歌は、何と今から40年も前の歌になる。これでは「思い出のメロディー」でも仕方がない・・・。たぶん自分達が現役で(当時)聞いていた歌は、いつになっても「思い出のメロディー」にはならないのだろう。逆に、流行っていた頃は聞かなかった歌(戦後直ぐの歌)が、名実共に「思い出のメロディー」になるのだろう。
しかし、さすがに歌の出来・不出来は画面に出ていた。布施明や岩崎宏美のように、安心して聞いていられる「今でも現役派」の歌手はともかく、長く引退していて久しぶりに出てきたような歌手さんは、危なっかしくて聞いていられなかった。生番組だったのでやり直しも出来なかった・・・
特に本田路津子さんの「耳をすましてごらん」が残念だった。調子が悪かったのか、伴奏の三原綱木も大変だったろう。(そう言えば三原綱木は元ブルーコメッツ!元ブルコメファンとしては、彼の活躍は何とも頼もしい・・・・)
綺麗な澄んだ声の本田路津子の名誉挽回?の為に、本当の歌を挙げてみる。
<本田路津子の「耳をすましてごらん」>
「耳をすましてごらん」
作詞:山田太一
作曲:湯浅譲二1)耳をすましてごらん
あれは はるかな 海のとどろき
めぐり逢い 見つめあい
誓いあった あの日から
生きるの強く 一人ではないから2)旅を続けてはるか
一人 ふりむく 遠いふるさと
思い出に 幸福に
淋しくないわと ほほえんで
生きるの強く あの海があるから3)空を見あげてごらん
あれは 南の 風のささやき
時は過ぎ 人は去り
冬の世界を 歩む頃
生きるの強く あの愛があるから
この番組を見ながら、カミさんと色々な雑談・・。石橋正次の頭はどうした?自分と同じではないか・・・。「夜明けの停車場」を歌っていた頃は好青年だったのに・・・・。西崎緑の「旅愁」では、カミさんが必殺仕置き人を良く見た・・・・・と・・・
しかし、伊東ゆかりといい岩崎宏美といい、女性はあまり変わっていないに、男性の“変身(老人)ぶり”はいったいどうしたことか・・・・(自分の禿頭は棚に上げて・・?)
逆に、その中で加山雄三の元気さには脱帽。もう70才というのに、昔と変わっていない。永遠の青春だ・・・・
歌手も、まだまだ現役を張っている元気者、引退してすっかり変わってしまった人等、色々だ。でも現役の人ほど変わっていない事は確か・・・・。
自分も何とか「変わらないね」と言われるようにしないとイカンな・・・。
(先ずはカツラでも買ってくるか・・? ←これは全くの冗談!)
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コメント
「耳を・・」、聴きましたよ、私も。ほんとに「耳を疑った」。でも気の毒ではありませんか。呼ぶ方も呼ぶ方、出る方も・・。ペリー・コモだってA・ウイリアムズだって番組持っていたのに晩年は・・。
エムズの片割れさんは「ハリウッド黄金期」の好きな女優いましたか?。アメリカに名鑑のような映画専門サイトがありますが見ない方が賢明。これがあの時のー?になりますよ。外人は彫りが深いから・・もう言いません。
投稿: なんだかんだ | 2008年5月 4日 (日) 15:38