グリークラブの思い出
今日はグリークラブ(男声四部合唱)の魅力のお話である。
大学2年の時に、1年間だけグリークラブに入った。パートはベース(一番低いパート)であった。いまだに思い出す・・・。
そこで好きだった曲の筆頭は「小夜曲(Standchen)」といい、サイトに訳があった(ここ)。学生時代は訳さ(せ)ないままに原語で歌っていた。
この歌は恋の歌であり、男声が甘い柔らかい声で歌う・・・。これがまた難しい・・・
しかし、ワーンとハモるのが何とも心地よい。
1976年の録音を少し聞いてみよう。合唱は、慶応義塾ワグネル・ソサイエティー男声合唱団である。 ワグネルは美しく歌う。流石である・・・・
<「小夜曲(Standchen)」>慶応ワグネル男声合唱団
次に思い出すのが「いざ起て戦人よ」だ(ここ)。これはテンポも軽快で、ハモるし、歌っていて非常に気持がよい。まさにグリークラブのスタンダードナンバーだ。
少し聞いてみよう。同じ1976年のグリークラブ・アルバムから、早稲田大学グリークラブ の合唱だ。
<「いざ起て戦人よ」>早大グリークラブ
最後に出てくるのが「関学グリークラブの秘蔵の曲」と言われていた「ウ・ボイ」(ここ)。
長い間、関西学院グリークラブの門外不出の秘曲であり、楽譜が出回らなかったという。この曲の数奇な運命は関西学院グリークラブのHPに詳しい(ここ)。
同じく、1976年のグリークラブ・アルバムから、同志社グリークラブの合唱で聞いてみよう。
<「ウ・ボイ」>同志社グリークラブ
もちろんこの「ウ・ボイ」は歌ったことがない。しかしこの秘曲も、今ではグリークラブの定番になっているらしい。
*「ウ・ボイ(U.Boi)」の楽譜のPDFは(ここ)。
しかし不思議なもので、これらの曲を聞くと、40年前に歌ったベースのパートが自然と出てくるのは不思議だ・・・
子供の時に覚えた自転車は、いつになっても乗れるのと同じか??(例えが悪いが・・・)
段々と懐古趣味に耽るこの頃ではある・・・。
| 0
コメント